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2013年6月20日(木)

7月5日に発売される新作『コロッサス・オーダー TCG』の説明会が開催! 最新プロモーション動画も公開

文:カネキング

 セガトイズは、7月5日に発売するTCG『コロッサス・オーダー TCG』の関係者向け説明会を、本日6月20日に東京都・お台場にあるアミューズメント施設“東京ジョイポリス”で開催した。

『コロッサス・オーダー TCG』

 『コロッサス・オーダー TCG』は、セガトイズと『Vジャンプ』(集英社刊)がタッグを組んで開発するTCG。形式は対戦型のオーソドックスなカードゲームだが、勝利条件が2つあるのが大きな特徴だ。

 相手のデッキを攻撃して0にするか、“ロカス”に“ジェム”を6個ためてコンプリート勝利を目指すか。2つの勝利条件のうちどちらを狙うのか、そして相手はどちらを狙っているのかを考えながらプレイする必要がある。

 電撃オンラインでは、本作のルール紹介や、開発者による対戦動画&インタビューを掲載しているので、興味がある人はぜひこちらもチェックしてほしい。

『コロッサス・オーダー TCG』 『コロッサス・オーダー TCG』 『コロッサス・オーダー TCG』
▲構築済みのテーマデッキ2種(画像左、中央)と、拡張パックが7月5日に同時発売。ちょっと遊んでみたい人はテーマデッキを、ガッツリ遊びたい人は拡張パックを買うのがオススメだ。

 発表会には、本作のチーフプロデューサー、ポール・アダチさんや、Vジャンプ編集長・伊能昭夫さんらが出席。開発のいきさつや、本作の展開などを紹介した。

 伊能さんによれば、『コロッサス・オーダー TCG』の企画はポールさんからお話があったとのこと。企画を承諾した理由については、ゲームそのものが非常におもしろかったこと、そしてポールさん自身がおもしろい人だと思ったことだと笑い交じりに話していた。

 一方ポールさんは、こういった見えない領域を推理しながら戦うTCGがあったらいいなと思い立ち、開発をスタートしたと、ゲームについての想いを明かす。ポールさんと伊能さんは、これから『コロッサス・オーダー TCG』を大きく育てていきたいと今後の展望を語っていた。

『コロッサス・オーダー TCG』

 その後は、ポールさんと開発メンバーによる本作のデモンストレーションが行われた。ポールさんはピアディンと呼ばれる白のデッキを、相手の人はヴァルデンと呼ばれる黒のデッキを使用していた。こちらは構築済みのテーマデッキではなく、拡張パックのカードを使って組んだものになっている。

『コロッサス・オーダー TCG』

 白の特徴は空中戦を得意とするフォロワー(ユニットカード)。空からの攻撃は相手も飛んでいないと防御することができないので、非常に強力だ。黒のカードは自分のフォロワーを犠牲にすることで攻撃力をアップさせるなど、痛みを伴いつつも攻め込んでいく非常に攻撃的なデッキ。やや防御寄りの白のデッキに対して、前のめりな黒のデッキというマッチになった。

 ゲームは、黒のデッキの猛攻を白のデッキが捌き続けるような流れで進行。なお、本作では相手が“ロカス”に“ジェム”を置いているかどうかが非常に重要な読み合いのポイントとなる。序盤は両者あまり“ジェム”を置いていなかったものの、ポールさんが相手がデッキアウト狙いに切り替えたタイミングで、“ロカス”に“ジェム”を次々配置。残りデッキ4枚というところで、ギリギリ“ジェム”が6枚そろい、ポールさんが劇的な勝利を飾った。

『コロッサス・オーダー TCG』
▲盤上に置かれた“ロカス”が盤面の裏からカメラで撮影され、リアルタイムでモニタリングされていた。『コロッサス・オーダー TCG』ならではの実況方法だ。

 こうして発表会は終了に。“ロカス”をめぐる心理戦を楽しむもよし、読み合いはそこそこにしてプレイングで押し込んでいくもよし、プレイヤーによってさまざまな戦略を立てられる、自由度の高いTCGになっているので、ぜひ遊んでみてほしい。

■『コロッサス・オーダー TCG』PV1

■『コロッサス・オーダー TCG』PV2

(C)SEGA TOYS・SHUEISHA

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