『ダークソウル2』体験会の模様をレポート！ ただ1人“鏡の戦士”の突破に成功したプレイヤーのスタイルは意外にも……？

文：皐月誠

　本日6月25日、東京都・恵比寿にあるTHE FACTORYにて“『ダークソウル2』試遊体験プレスカンファレンス”が開催された。

▲普段のTHE FACTORYはウェディングフォトスタジオとのことだが、古城のような雰囲気が『ダークソウル2』にもよく似合う。

　フロム・ソフトウェアから2014年3月に全世界同時発売されるPS3/Xbox 360/PC用ソフト『ダークソウル2』は、アクションRPG『ダークソウル』の続編タイトル。緊張感あふれるゲーム性はそのままに、二刀流や新たな敵などプレイの幅を広げる要素が大きく追加されている。

　今回体験可能だったのは、アメリカ・ロサンゼルスにて6月11日～13日（現地時間）にかけて開催された“Electronic Entertainment Expo 2013（E3）”に出展されていたものと同じバージョン。ダンジョンを体験できる前半部分とボスとの対決を体験できる後半部分が、篝火をワープポイントとしてつなげられているという特別版だ。

▲体験版についての案内をする谷村唯ディレクター（左）と、本日の司会を担当していた広報の小倉康敬さん（右）。		▲本作の操作説明。△ボタンの長押しで二刀流の構えを取れる。

　使用できたキャラクターの素性は、Warrior、Sorcerer、Temple Knight、Dual Swordsmanの4種類。それぞれのPVも公開されたので、以下に掲載する。

■動画：『ダークソウル2』Warrior

■動画：『ダークソウル2』Sorcerer

■動画：『ダークソウル2』Temple Knight

■動画：『ダークソウル2』Dual Swordsman

　この体験版、ボスへ到達するまでは「難しいゲームだな」ぐらいで済むのだが、最後に待ち受けるボス“鏡の戦士”は非常に強力。さまざまな人々がプレイしたE3の中でも、たった1人しか倒せなかったとのこと。

　“鏡の戦士”自身が持つボスなりの強さはもちろんのこと、盾から召喚される敵が“鏡の戦士”の隙を埋めるため（しかも、このゲームは1体の敵が強い！）非常に厄介な相手だ。本日のプレイアブルでも、突破に成功したプレイヤーは現れなかった。

　谷村さんと小倉さんに伺ったところ、E3のプレイアブルで“鏡の戦士”を打ち倒したプレイヤーは、Dual Swordsmanの左手に盾、右手に剣という、性能的なメリットの薄いスタイルで勝利したという。もしかして、それでも倒せるほどに“鏡の戦士”には何らかの解法があったのではないだろうか？　帰路の中で「あの攻撃はああすればかわせたんじゃないか」、「あそこで操作をミスらなければもう少し善戦できたんじゃないか」と、ハック＆スラッシュのハックの部分がぐるぐると頭の中で渦を巻いた。この“悩ましいおもしろさ”に、読者の皆さんも期待してほしい。

▲会場には多数のディスプレイとPS3が設置されていた。この写真の外にもまだまだ試遊席が並んでいる。

■黒く儚い肉まん

　本日の参加者にふるまわれたのが、黒曜石のように輝く“黒く儚い肉まん”。この肉まんは、フロム・ソフトウェアと横浜中華街にある公生和のコラボレーションによって開発されたもの。漆黒の皮に、肉の旨味と唐辛子の辛味を味わえる餡が包まれていた。『ダークソウル2』のダークかつスパイシーな魅力を体現するかのような逸品だ。

▲イカスミによる皮の黒さに餡の赤みが映える。今後のイベントにて、ユーザーにも提供される予定だ。

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データ

関連サイト

• 公生和
• 『ダークソウル2』公式サイト