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2013年6月28日(金)

『RACE DRIVER GRID 2』にあらゆるレースの魅力が凝縮されているのを実感! いつの間にか上達する驚きの新技術もまとめてレビュー!!

文:ヒビキタケル

 いつもは野球ゲームで「カッ飛ばせ~!」なんて言っているけど、レースゲームをプレイしている時でもカッ飛ばしているヒビキタケルです。と言っても、下手の横好きレベルなんだけどね。コーナーはブレーキを掛けて曲がるより、敵のマシンにぶつかった反動で曲がるほうが得意なくらい(笑)。

 そういえば私生活でクルマの免許を取り立ての時に、高速道路を逆走しかけたことがあって、一緒に乗ってた同級生に「お前のクルマにはもう二度と乗らん!」とか言われたっけ……。そんな“カッ飛び”世代のオレが今回紹介するのが、コードマスターズから7月25日にリリースされるPS3/Xbox 360用ソフト『RACE DRIVER GRID 2』ですよ! 

『RACE DRIVER GRID 2』

 本作は、2009年にコードマスターズ日本法人が最初に発売したレースゲーム『RACE DRIVER GRID』の続編で、圧倒的なスピード感や豊富な車種、マシンのダメージ表現、便利な巻き戻し機能“フラッシュバック機能”といった独自の魅力を踏襲しつつ、さらに進化を遂げたタイトル。ついに、実機でプレイできる最新バージョンが編集部に届いたということで、多彩な魅力を持つ本作を、オレが遊んだ感想を踏まえつつ紹介しちゃいます!

『RACE DRIVER GRID 2』
▲登場するマシンはすべて実名。アルファロメオ ジュリエッタやメルセデス ベンツSL65 AMGなど、クルマ好きにはたまらないラインナップです。

■EGOエンジンの描写力により、レースシーンの迫力がさらにアップ!

 『RACE DRIVER GRID』シリーズだけでなく、『F1』シリーズや『DiRT』シリーズなど、数多くのレースゲーム開発で知られるコードマスターズ。今や「レースゲームの開発メーカーと言えば?」という質問への回答ですぐに名前が挙がるほど、レースゲームファンに認知されているメーカーです。これらのレースゲームの開発で培われた“EGOエンジン”の性能がさらに進化し、グラフィック面のリアリティとスピード感がこれまで以上に向上しています。

 実際にプレイした感じでも、マシンの描写はもちろんのこと、峠なんかの空気感がかなりうまく表現されています。峠を走っていると、目の前を謎の生物(イタチかな?)が横切ったり、道路の路面の状態もよく見るとヒビ割れまで描かれていたりと、細かい! 操作感としては、シミュレーターよりもアーケードゲームライクな感じなので、スピード感がモノスゴくて、普通に走っているだけでも気持ちがいい作品になってます。

『RACE DRIVER GRID 2』 『RACE DRIVER GRID 2』
▲マシンの質感や挙動だけでなく、ビルをはじめとする建物やレースを観戦する人々、会場の空気感までもリアルに再現。正直、ゲーム内での没入感はハンパないです。

 また、グラフィック面が向上しているということは、本作の特徴の1つである“マシンのダメージ表現”も、ものすごくなっているということ! 他のマシンやコース上のオブジェクトに接触した時の壊れっぷりは、ホントにリアルです。オレの場合、コースにも敵のマシンにもガンガンぶつかりながら突破していくタイプなので、そのせいでいつもレース終了後のマシンの状態がひどいことに……。

 ちなみに、難易度の設定で“マシンのダメージが性能や挙動に影響する”かどうかを選択できるので、どんなにぶつけたとしても普通に走行し続ける、といったことも可能です。今はマシンをボコボコにしながら走っていますが、いずれうまくなったら難易度を上げて、よりリアルなレースを楽しみたいですねえ。

■ゲームプレイ動画“カリフォルニア”

→個性を持った新タイプのAIを相手に走りを変えろ!(2ページ目へ)

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This game is NOT licensed by or associated with the FIA or any related company. Developed and published by Codemasters.

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