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2013年6月28日(金)

【ほぼ毎日特集】マーベラスAQLの爆乳プロデューサー・高木謙一郎さんのお宅訪問! 宝物に囲まれながら開発やこれまでを語ってもらった(第9回)

文:kbj

■美少女キャラに目覚めたきっかけはあの有名戦士!?

――コレクションしているものは、マンガよりゲームが多いですね。

 そうですね。マンガは場所をとるので引っ越しの時に泣く泣く破棄しました。現在は電子化を進めています。最近のゲームならばダウンロード版でもいいんですが、昔のゲームとか本はモノで持っておきたいですね。

――今、集めているものはなんですか?

【ほぼ毎日特集】

 子どものころに欲しかったようなゲームや雑誌は、覚えている範囲では買ってしまったんですよね。いまはゾイドを集め直してます。まだ組み立てていないので、時間を見つけて作ろうと思っています。

――少しずついろいろなものに突っ込んでいきたいのですが、性に目覚めたのはいつですか?

 急にすごいところ、来ましたね(笑)。目覚めたのは、『まいっちんぐマチコ先生』とか『いけない!ルナ先生』だと思います。衝撃でした。『レモンエンジェル』もすっげー好きでした。

――この部屋には『美少女戦士セーラームーン』グッズが多いのですが、『セーラームーン』ではないんですね。

 『セーラームーン』は高校生だったので(すでに目覚めていて)違いますね。ただ……実は『セーラームーン』を見るまでは、美少女ものはそんなに好きじゃなくて、むしろ嫌悪感を覚えていた。今でも覚えているんですが、クラスのアニメ好きが「『セーラームーン』が好きだ!」って言い始めた時に、「こいつ、本当に気持ち悪いな」って思ってしまったんですよ。

――はいはい(笑)。

 「何を言っているんだ、お前?」っていう、そういう年ごろあるじゃないですか? でもある日、よく行っていたデパートの中にあるゲーセンの横にあった、アニメショップに何気なく入ったんですよ。そしたら、セーラー戦士がいつの間にか5人になっていたんですね。

――途中から5人に増えましたね。

【ほぼ毎日特集】

 それを見た時に「あれ? ……ちょっとカワイイじゃん!」って思ったんですよ(笑)。デスクマットみたいなグッズをコソコソと買って家に帰ったら、その時にちょうど『セーラームーンR』の第2話をやっていたので見てみたら……めっちゃおもしろかった!

――ガハハハハ。では美少女キャラにハマったのは、『セーラームーンR』がターニングポイント?

 そうですね。あのデスクマットからの『R』の2話という流れで、心を持っていかれました!

――『閃乱カグラ』で各校に選抜メンバーが5人いるのは、『セーラームーン』が影響しているんですか?

 どうでしょうね? 戦隊モノもそうですし、5人って多いんじゃないですか? あまり悩まず5人になりました。たぶん4人よりは、5人の方が落ち着きがいいんだと思います。

――話しを変えて、クリエイターを目指したきっかけは?

 あんまり覚えていないんですよね(笑)。

――高校は文系ですか? 理系ですか?

 理系です。高校の時にはゲームを作ろうと決めていました。小学生の時は漫画家になろうと思って、毎日絵を描いていたんですが、徐々にゲームの方がおもしろそうに見えてきたんです。

【ほぼ毎日特集】
▲大事なコレクションの1つだという、Atari Lynx(アタリ リンクス)。当たり前だが、今ではなかなか手に入らない。

――高校でマイコン部に入って、プログラムを書いてみたとかはなかった?

 ありませんでした。ボードゲームを自分で書いて作ってました。自分たちで鉛筆を削ってルールを決めて、対戦するというようなこともしていましたね。

――鉛筆を使ったバトルゲームですね。

 あとは、他のプレイヤーを仮想しつつ、ボードゲームを1人で遊ぶということもしていました。プレイヤーそれぞれの性格をシミュレートして、遊ぶっていう。

――進路の選択では、ゲームクリエイターをチョイスしていた?

 たしか、ゲーム会社に入りたいと先生に言っていたと思いますね。ただ、そんなに真剣に考えていなかったので、「理系の大学に行けばどうにかなるんだろう」くらいの気持ちでした。

――その時に考えていたのはすでに企画だったんでしょうか?

 企画とかゲームデザイナーでした。システムやお話のベース、全体の概要を作りたかったのでプログラムという選択はありませんでした。とはいえ、知識はあったほうがいいと思い、大学の時に少しやりました。

――具体的にはどんなことを?

 少し危険なエレベーターを作ったりしました(笑)。優先度があやしいエレベーターですね。

入社直後に複数タイトルを担当!

(C)赤松健・講談社/関東魔法協会・テレビ東京 (C)2007 MarvelousAQL Inc.
(C)2007 塩崎雄二・ワニブックス/一騎当千DDパートナーズ (C)2007 MarvelousAQL Inc.
(C)2008 塩崎雄二・ワニブックス/一騎当千GGパートナーズ (C)2008 MarvelousAQL Inc.
(C)2010 塩崎雄二・ワニブックス/一騎当千XXパートナーズ (C)2010 MarvelousAQL Inc.
(C)2009 MarvelousAQL Inc.
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