2013年7月3日(水)
Razer初のアーケードスティック『Razer Atrox』について、同社所属のプロゲーマー・ふ~ど氏(@hashibirofood)&板橋ザンギエフ氏(@itazan_kuma)にセールスポイントを聞いてみました。
▲β版『Razer Atrox』を使い、大会で数々の功績を挙げているふ~ど氏(左)と板橋ザンギエフ氏(右)。 |
今回はインタビューというよりも、『Razer Atrox』を買うべきか迷っている一個人として、“プライベートなノリ”で話をうかがっています。かなりゆる~い口調でのやり取りになっているうえに、なぜか質問する側(オレ)が上から目線だったり。元々、彼らとはそういった仲だということをあらかじめご了承ください。
――早速だけど、この『Razer Atrox』(ドンッ!)のセールスポイントを教えてくれたまえ。どっちが先に答えてもいいよ。
板橋ザンギエフ(以下、板ザン):いきなり上からきましたね。まあ、オレのほうがネタがあるから、ふ~どが先で。
ふ~ど:何回か試作品を触ってみたけど、最後のはかなり使いやすかったな~。
――特にどの辺りが?
ふ~ど:……全体的に。
板ザン:アッハッハッハ!
▲のっけからフルパワーのふ~ど。考えているフリをして寝ている可能性すらある。 |
――いやいや、1ミリもよさが伝わってこねーんだけど(笑)。ほらあるじゃん、ボタン配置とかフィット感とかさ。ってか、なんでオレがフォローしてんだよ!
ふ~ど:あ! 側面にある“BACKボタン”を表面に付け替えられるんで『ストIV(ストリートファイターIV)』の“つじ式(※)”をやるのに超便利です。優先順位が一番低いから、弱Pの目押しにも使えちゃうんですよ!
※:通常技から通常技へ目押しでつなげる際の成功率を高める高等テクニック
――すまん、ナニをしゃべっているのかがサッパリなんだが。つまり、ふ~ど的にはそのなんたら式に便利なところが一番の推すポイントであると。
ふ~ど:それも含めてボタンの付け替えが簡単にできるところですかね。壊れた時もそうだし、ボタン配置を変えたい時もそうだし。ほら、ここも簡単に開くんですよ!
▲と、赤子の手をひねるかのように天板を開けて見せるふ~ど。本体内部へはボタン1つでアクセスでき、それでいてプレイ中に誤って開くようなことはないという。 |
▲“BACKボタン”の付け替えを試みたふ~どだが、腕をプルプルさせているだけでビクともせず。 | ▲あまりの非力さに見かねた板ザンが「どれ、貸してみ」と、しゃしゃり出る。……が、ダメっ! |
▲その後も、あーでもないこーでもないと言いつつ外し方を探す2人。結局「人の力ではムリ」という結論になり、真実は闇の中へ。 |
――まあ、簡単に開くのが確認できたし、ふ~どが言わんとしていることはよくわかった。というか、ボタンの接続コードが簡単に外れたらプレイ中に抜けるんじゃね?
ふ~ど:いいからペンチを持ってきてください。
――お、おう。
(ペンチを持ってきてから3分後)
ふ~ど:ほら取れた! さっきのくだりはナシで、ここからの場面を使ってくださいよ。
▲あたかも「簡単に外れましたよ」という顔でアピールをするふ~ど。本来の記事であればしっかり編集して載せているところだが、許せ。 |
――ふ~どのセールスポイントはボタンの付け替えだけ?
ふ~ど:あと、レバーの付け替えもできます。たとえば、この“ナスレバー”とか。
▲ナスレバーは、海外では標準型のスティックである“ナスビ型レバーボール”の俗称。 |
――『Razer Atrox』にはナスレバーもセットで入っているの?
板ザン:同梱されています!
ふ~ど:へぇ~。
――「へぇ~」って(笑)。じゃあ、ナスレバーと取り替えてみせてよ。
板ザン:こうしてレバーの根元を押さえながら……くっ……あれ? 無理じゃねーか、コレ。
ふ~ど:いや待って、これは……やっぱりわかんないッス。
――おい、オマエラ(笑)
板ザン:だって、日本人はナスレバーにはしないッスよ!
ふ~ど:確かに。
――ヨシ、わかった。要はレバーの付け替えが楽にできて、さらに海外仕様にもなっているわけだ。
ふ~ど:そういうことです!
→続いては板ザンの出番――ジャ○ネット顔負けの売り文句に期待(2ページ目)
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