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2013年7月5日(金)

趙雲、張飛の最大の見せ場――歴史をひも解き武将を学ぶ『ブラウザ三国志』英傑伝・第4回 長坂の戦いを紹介

文:電撃オンライン

 三国志の物語を追いながら『ブラウザ三国志』の魅力的な武将カードを紹介する連載企画第4回。

 官渡の戦いが終結したことで、いよいよ三国間の本格的な争いが始まる。河北を統一して一大勢力となった曹操が、次なる目標を荊州に定めて南方攻略を開始しようとしていた。一方、劉表を頼って荊州に逃れた劉備は名軍師・諸葛亮と出会い、いよいよ天下人としての頭角を現していく。しかし、南下する曹操の大軍はすぐそこまで迫っていた……。今回は劉備軍にとって最大の危機となる“長坂の戦い”を中心に三国志のエピソード解説していく。

⇒第1回 桃園三兄弟の決起~黄巾の乱(劉備、関羽、張飛、張角)はコチラ!
⇒第2回 虎牢関の戦い(董卓、曹操、孫堅、袁紹など)はコチラ!
⇒第3回 群雄割拠の時代(郭嘉、顔良、孫堅、袁術など)はコチラ!



【時代背景:長坂の戦い】●迫る曹操の大軍。長坂に猛将たちの武勇が轟く!

 西暦208年。荊州を治めていた劉表は病によって倒れ、劉表の後継者と部下たちは曹操軍に降伏。戦わずして荊州の領地を明け渡してしまう。いよいよ進退窮まった劉備は、諸葛亮の進言によって江陵城に退却することを決意。その際に劉備を親う何万の領民が劉備に同行を願い出たため、劉備軍は民とともに行軍することになった。

 その結果、軍の行軍に遅れが生じ、劉備軍は曹操軍の追撃部隊に追いつかれてしまう。その兵力差は実に10万以上。領民たちは虐殺され、劉備自身も危機に陥るが、趙雲や張飛の獅子奮迅の活躍のおかげで、劉備軍はなんとか死地を脱出するのであった。

●SR劉表(2.5/弓兵)●UC蔡瑁(2.0/弓兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲“江夏の八俊”と呼ばれた荊州の太守。流浪の劉備を厚遇して新野の領地を与えた。兵士の作成時間を短縮するスキルを持つので、軍備増強の際に役立ってくれる。▲劉表の配下。荊州を狙う劉備を亡き者にしようと、劉備の暗殺を企むが失敗に終わる。UCらしく汎用性の高いスキルを所持。コストが低く、デッキに入れやすいのが特徴だ。
●UC文聘(2.5/槍兵)●UC伊籍(2.0/剣兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲劉表の配下だったが、後に曹操に帰順。その忠義心を認められ、曹操から恩賞を授かった。防御スキルを生かして、自城の守備に活躍させよう。▲劉表の配下。劉備の人柄に惚れこみ、暗殺計画から劉備を救うなど影ながら劉備軍を支えた。内政スキル“伐採知識”を使って、資源の生産量を強化できる。

【注目のエピソード1】●劉備、諸葛亮に“三顧の礼”を尽くす

 劉備たちが劉表軍の食客となって、しばらく経ったある日。劉備たちは荊州の隠士・司馬徽と出会い、臥龍鳳雛(諸葛亮とホウ統のこと)と呼ばれる名軍師たちの存在を知る。軍師となりえる人材を渇望していた劉備たちは、諸葛亮を登用するため彼の住居を訪ねることに。

 しかし、行けども行けども諸葛亮は不在なことが多く、張飛や関羽は「もう主君自らが足を運ぶことはない」と不平をもらしていた。劉備はそれでも諸葛亮の元へ足を運び、ついに3度目の訪問で諸葛亮に出会う。諸葛亮は劉備の礼節に胸を打たれ、劉備軍へ馳せ参じるのであった。この出来事は後に“三顧の礼”として後世に伝えられていく。

●UR諸葛亮(3.5/槍兵)●UR黄月英(1.0/剣兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲臥龍と称された神算鬼謀の大軍師。その智略を持って劉備を助け、蜀漢建国に尽力した。知力のステータスは全カードの中でもトップクラスで、全部隊を強化するスキルを所持している。部隊の中核として活躍させよう。▲諸葛亮の妻。有能な発明家であり、兵糧を輸送する兵器などを開発して蜀軍に貢献した。
●UR司馬徽(1.0/剣兵)●SR徐庶(3.0/騎兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲本作のナビゲーション役としておなじみの水鏡先生も、カードで登場。史実では劉備たちに諸葛亮の存在を教えてくれた。戦闘には出せないが、合成に使用することができる。▲劉備が荊州に滞在した際、軍師として活躍。曹操の策で劉備から引き離されてしまうが、別れの際に諸葛亮を推挙した。兵器の難点である移動速度をカバーできるため、攻城戦などで重宝する。弓防御や知力の高さも見逃せない。

→趙雲、張飛が大活躍した長坂の戦いの感動エピソードへ(2ページ目へ)

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データ

▼『ブラウザ三国志』
■メーカー:マーベラスAQL
■対応機種:PC
■ジャンル:S・RPG(オンライン専用)
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金制)

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