2013年7月12日(金)
電撃オンラインがおすすめするゲームアプリを1日1本紹介していく“電撃おすすめアプリ 毎日レビュー&攻略”。全10回にわたってホラー&サスペンス系のアプリを紹介中ですが、早いものでもう7回目。今回はiOS/Android用アプリ『還らずの病棟』を梅津爆発が語らせていただきます!
第4936回梅津爆発的“夜になったら怖い場所”ランキングで、“学校”と並んで1位を獲得したのが“病院”です。普段、人が大勢いる場所から人気(ニンキじゃないよ、ヒトケだよ)がなくなったら不気味ですよね? しかも病院はよくも悪くも生死にかかわる場所ですから怖さも倍増! さらにその場所に怖い噂があったり、ましてや廃墟になっていたら怖さはバインバインですよ。バインバイン!(ここまで妄言)
今回はそんな(どんなだよ!)、廃墟になった精神病院を舞台にしたホラーアドベンチャー『還らずの病棟』を取り上げます!
■『還らずの病棟』とは?
都市伝説とジャパニーズホラーをテーマにしたホラーアドベンチャーシリーズ『朱津川國彦の奇譚ルポ』の1作目が『還らずの病棟』。元々は2008年にiアプリ用としてリリースされ、現在ではApp StoreやGoogle Playでも配信されて長く親しまれているホラーアドベンチャーだ。プレイヤーは朱津川國彦になり、コマンドを選択して病院内を調べ回る。はたして無事に帰ることができるのだろうか……?
本作の舞台は廃墟になった精神病院。一度入るとその病院で死んだ女の幽霊、“カヲルさん”に殺されてしまうという都市伝説がある場所です。主人公の朱津川國彦(あかつがわ くにひこ)はフリーのルポライターで、“還らずの病棟”の噂を取材するために、依頼主である編集長の妹と一緒に病院を訪れることになります。
ゲームでは基本的に、この病院内を探索することで物語が進行。びっしりと落書きされた病院内の見取り図、埃まみれでネズミが巣くう倉庫、畳んだままの衣服が残された脱衣所などを見て回ります。
何がいいって、この“廃墟感”がいいんですよ! 悪霊が積極的に驚かせてくるオバケ屋敷的ビックリ系恐怖ではなく、「本当にカヲルさんはいるのかな……」と思いつつ廃墟の中をビクビクと探索する心細い系恐怖とでも言いましょうか。……でも、それで本当に何も起こらなかったらホラーアドベンチャーにはなりませんよねぇ、ふふふ(謎の笑い)。
▲鬱蒼とした森林の中に佇む、廃墟になった病院。窓には鉄格子がはまっていて、より不気味さを増している。 |
▲2008年に配信されたゲームのため高画質ではありませんが“廃墟になった病院”の雰囲気は十分すぎるほど出ています。 |
→次のページでは、ヒロインの魅力を語ります!(2ページ目へ)
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