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2013年7月17日(水)

『ゼクス』初心者必見! IG久保田氏が『スターターデッキ』と『クイックスタートデッキ』でガチデッキを作成

文:カワカミ雁々

 こんにちは、ライターのカワカミ雁々です。皆さん、6月末に発売された『Z/X ‐Zillions of enemy X‐(以下、ゼクス)』のスターターデッキ『蒼星の剣姫』と『翠龍の双刃』はもう手に入れましたか? 新たな力を手にしたリゲルと龍膽のPRカードに加えて、フィギュア化も決定した人気キャラクター、各務原あづみと青葉千歳の水着バージョンのプレイヤーカードがも封入されている、いろんな意味で魅力的なセットです。

『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』 『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』
『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』 『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』
『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』
▲『ゼクス』の生みの親・イグニッション久保田氏。またまたお話を伺ってきました。

 今回は、このスターターデッキから『ゼクス』を始めてみようというプレイヤーさんに向けて、本作のプロデューサーであるイグニッション久保田氏が、これら2種のスターターデッキと、4月に発売された“クイックスタートデッキ”(なんとワンコインで買えちゃう構築済みのデッキです!)を合わせたデッキを作ったということなので、そのデッキを紹介しつつ、実際に遊んでみたプレイレポートをお届けしていきます。初心者の方にはもちろん、すでに『ゼクス』で遊んでいる方でもデッキ構築についていろいろと参考になると思いますので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。


■まずは“蒼星の剣姫+α”のデッキレシピと戦略をチェック!

 まずは、アレンジされた2つのスターターデッキのリストを見てみましょう。最初は“蒼星の剣姫+α”からです。なお、どちらのデッキレシピもカード名の後の(IG)はイグニッションアイコンを持つカードを、(LR)はライフリカバリー、(VB)はヴォイドブリンガー、(ST)はスタートカードをそれぞれ指しています。

■デッキレシピ【スターターデッキ『蒼星の剣姫』+α】

・プレイヤーカード
 《各務原あづみ》

・ゼクスカード(43枚)
<青>
 4 《B02-034_科学の城ビスマス》
 4 《C03-002_ソードリベレイター リゲル》
 1 《C03-004_シティガード フェクダ》(ST)
 4 《C03-005_レーザーサイス アヴィオール》(IG)
 4 《C03-006_レーザーブレード ベネトナシュ》(IG/LR)
 4 《C03-009_家電合体タンタル》
 2 《C03-010_奏声ヴィーヴァル》

<緑>
 4 《B02-095_鮮やかな和傘 秋桜》
 4 《C04-013_静かなローズマリー》(IG/VB)
 4 《C04-014_隠業の手裏剣 弟切草》(IG)
 4 《C04-017_のんびり屋のルリジッサ》
 4 《P03-013_花住まいのクラリセージ》

・イベントカード(7枚)
<青>
4 《C03-011_待ってろ、今行く!》(IG)

<緑>
3 《B01-097_武皇剣閃撃》

 このデッキのポイントは久保田氏いわく“2ターン目の加速にある”とのことで、2ターン目に《のんびり屋のルリジッサ》か《花住まいのクラリセージ》のどちらかを展開することが重要なのだそうです。

 《のんびり屋のルリジッサ》は破壊されることでリソースに置かれ、《花住まいのクラリセージ》は登場時にリソースを増やすことができるので、これらを出すことで素早くリソースを増やしていくのがこのデッキの第一歩だとか。

『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』 『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』

 そうして、たくさんのリソースを確保したところで大型ゼクスを展開するのが基本的な勝ち筋になります。その中で重要なのが、《鮮やかな和傘 秋桜》と《ソードリベレイターリゲル》の2枚です。

『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』 『Z/X ‐Zillions of enemy X‐』

 《鮮やかな和傘 秋桜》は、後続のゼクスのパワーをコストなしで+3000と大きく上昇させてくれます。自軍エリアの端に置いて攻撃されにくい状態を作り出せば、続くゼクスを援護することができます。リソースが8枚の状態で《武皇剣閃撃》を手札に持って出せば、返しのターンで破壊されることもないでしょうし、必要になれば本人も9500と十分なパワーを持つので、《待ってろ、今行く!》で前線に移してあげてもいいでしょう。デッキに入っているイベントの両方と相性のいいゼクスです。

 《ソードリベレイターリゲル》は、手札を補給しつつ自身が巨大なアタッカーになれるという至れり尽くせりなエースカードです。彼女がいれば、序盤《花住まいのクラリセージ》で減らした手札も回収できますし、このデッキはわりとリソース9~10枚程度でそれ以上リソースを置く必要がなくなってくるので、その後は安定してパワー10000を超えるゼクスとして戦ってくれます。このデッキは序盤にリソースを加速するので、早い段階でリソースを置く必要がなくなり《ソードリベレイターリゲル》を大きくしやすいようになっています。

 リソース加速と高パワーゼクスによる攻撃は緑の得意とするところですが、そこに青のスクエア移動カードによるトリックとカードドローが加わって、非常にテクニカルで楽しいデッキになっています。特に《待ってろ、今行く!》の便利さが光っていました。《鮮やかな和傘 秋桜》も《ソードリベレイターリゲル》も、スクエアにいるだけで大きな効果をもたらしてくれるので、彼女たちを必要に応じて安全なスクエアに移したり、前線に移動させたりできるのが非常に便利だという印象を受けました。イグニッションでめくれて単純にドローするだけでも、《鮮やかな和傘 秋桜》には追加の戦力を出せる可能性が増えますし、《ソードリベレイターリゲル》のパワーは上がります。デッキの戦略とすごく相性のいいカードになっていました。

→続いて“翠竜の双刃+α”のデッキのレシピと戦略をチェック!(2ページ目へ)

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