2013年7月24日(水)
実際に『マビノギ』をプレイしてみた方は気づいたかもしれませんが、このゲームには職業がありません。その代わり、さまざまなスキルを習得することで、例えばヒーラーになることもできれば、音楽家になることも可能です。さらに鍛冶屋を目指しつつ格闘家になったり、世界中の魚を釣りまくる釣り師や、最高の料理人を目指したりすることもできます。プレイヤーが気のおもむくままに自由に生活できるのが『マビノギ』の最大の特徴なのです。
▲スキルの数は100種類以上! すべて習得するのは大変です。 |
チュートリアルで覚えたスキル以外は、自分の力で習得することになります。習得方法はスキルによって異なりますが、たいていはNPCと会話したり、何かを装備するのを切っ掛けにしたりして習得します。その装備を外してもスキルは覚えたままなので、ご安心を!
▲ティルコネイルでは、学校にいるラサから必ず魔法スキルを習得しておきましょう。授業料が掛かりますが、アイスボルトとファイアボルト、ライトニングボルトが覚えられます。特に、アイスボルトやファイアボルトは近接戦闘でも重宝するので、ぜひ習得しておきたいですね。 |
▲クエストを通じて、宿屋にいるノラから休憩のスキル、ヒーラーのディリスから応急治療のスキルを習得できます。どちらも戦闘で役立つ重要なスキルです。 | ▲羊飼いのデイアンと話して、キャンプファイアのスキルも習得しておきたいですね。焚き火のそばで休憩すると回復が早まるのが注目ポイント。周囲のプレイヤーと一緒にのんびりするのは、冒険に欠かせない楽しみの1つです! |
とはいえ、スキルは習得しただけでは、まだ使いものになりません。何回もスキルを使うことで、スキルのランクアップに必要な修練値を獲得する必要があります。
▲経験値の獲得方法は、スキルごとに異なります。 |
ちなみに、スキルのトレーニング方法に“強い敵を倒す”とあった場合は、文字通り自分より強い敵を倒す必要があります。敵の強さは、Altキーを押すと敵名のところに表示されます。強さには6段階あり、それぞれ以下の強さを示しています。
【BOSS】……ボス級の敵
【AWFUL】……とても強い敵
【STRONG】……強い敵
【表示なし】……同レベルの敵
【WEAK】……弱い敵
【WEAKEST】……とても弱い敵
▲自分が強くなると、敵の強さが下がっていきます。自分があまり強くなりすぎると、スキルトレーニングが難しくなるので注意しましょう! 特にウィンドミルのスキルは、ゲーム序盤から意識的にトレーニングしておかないと、後々ランクアップが難しくなります。 |
スキルをランクアップさせる際には“AP”が必要になります。APは、レベルアップ時や加齢する際に得られます(現実で1週間が経つと、キャラクターが1つずつ歳をとっていきます)。しかし当然ながら、レベルが高くなるにつれて必要経験値がアップして、レベル自体が上がりにくくなるので、APも必然的にためにくくなります。『マビノギ』では、それを解消する手段として、転生という仕組みが用意されています。
転生は、習得したスキルランクはそのままに、キャラクターをレベル1まで下げて再スタートできるシステムです。レベルが下がることでHPやスタミナなどの各種パラメータが初期状態に戻り、再び弱くなってしまいますが、レベルアップ時にはまたAPがたまっていくので、スキルランクを上げるためには転生は欠かせません。
ゲームを始めたばかりの初心者プレイヤーは、キャラクターの累積レベルが300未満であれば、1日1回だけ無料で転生が行えます。序盤はガンガン転生しまくって、APをためこんでおくといいですね。30レベルくらいでの転生がオススメですが、1日経ったらどんどん転生してOKですよ!
▲初心者は1日1回ですが、無料で行える通常の転生は、3週間(実際には20日間)以上経過していることが条件です。また有料アイテムのキャラクターカードを使用すれば、6日に1回のペースで転生することができます。 |
『マビノギ』の序盤の流れは、クエストをこなしていろんなスキルを入手!→APを使ってスキル習得&ランクアップ!→APが足りないので転生しよう! という感じですね。次回は熟練の『マビノギ』プレイヤーをお師匠に迎えて、もっと実戦的なお話をしたいと思います。それでは初心者プレイヤーの皆さん、次回(8月2日)にまたお会いしましょう!
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