2013年7月25日(木)
白と黒のみで描かれた仄暗い世界を旅する横スクロールアクションゲーム『LIMBO』。コンシューマやPCのダウンロードタイトルとして配信され、世界中で話題となった大人気タイトルが、iOS用アプリ『LIMBO Game』として登場しました。ライター・宮居春馬が、実際にゲームをプレイしながら攻略ポイントを押さえつつ、本作の魅力をご紹介します!
モノトーンで表現された世界。詳しいストーリーの解説もなく不気味な世界を旅する――もうオサレな匂いがプンプンするゲームですよね。こういったゲームをやってればちょっと通ぶれるんじゃなかろうか、なーんてやましい心が湧いてきてしまうのも仕方がないですよね。ですが、サクサクッとクリアしてやってしたり顔で語ってやろうなどという私の幻想は、ことごとくぶち壊されることとなるのです……。
■『LIMBO Game』とは?
デンマークのゲーム開発会社・PLAYDEADが贈る横スクロールアクション。プレイヤーは妹を捜す少年を操作し、モノクロの怪しげな世界を旅していく。プレイヤーの思考の裏をかく巧妙な仕掛けが随所に仕掛けられており、何度もコンティニューを繰り返しながら進めていく“死にゲー”として親しまれるタイトル。
ゲーム開始から特に説明もなく、森の中で少年が目覚めるところからスタート。できることは2つしかなく、左右への移動とジャンプのみ。敵が出現する気配もなく、ひたすら右へ右へと進んでいきます。
▲そもそも何故森の中で眠っていたのかには一切触れられません。ひたすら奥を目指していくしかないようです。 |
いかにも何かありそうな下り坂を下っていきます。坂の先に空いた落とし穴の中には「待ってました!」と言わんばかりの針山。これを華麗にジャンプでかわす! という絵を想像していたのですが、少年は無残にも串刺しとなってしまいました。なんの変哲もない少年に、過大なジャンプ力を期待しすぎたようです。かなりギリギリなタイミングでのジャンプを要求されます。
▲生々しい効果音とともに、あっけなく死んでしまう少年。そりゃ古今東西のアクションゲームの主人公を集めても、針山で死なないやつなんてそうそういませんからね。少年ではなす術がないのも仕方ありません。 |
(C) Playdead
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