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2013年8月7日(水)

蜀漢の滅亡、晋王朝の天下統一――歴史をひも解き武将を学ぶ『ブラウザ三国志』英傑伝・第8回 大軍師・孔明、最後の神算鬼謀

文:電撃オンライン

 三国志の物語を追いながら『ブラウザ三国志』の魅力的な武将カードを紹介する連載企画。最終回は蜀軍と魏軍の戦いで活躍した、三国時代後期の武将たちをピックアップして紹介していく。

 劉備の夢である漢王朝復興を叶えるため、諸葛亮は魏軍との雌雄を決するため北伐を開始する。魏軍きっての軍略家・司馬イはこれを迎え撃つため、五丈原に大軍を布陣。国家の命運を懸けた大戦の勝者は、はたして!?

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【時代背景:南蛮の戦い】南蛮の王を心服させる一手とは?

 西暦225年。南蛮民族反乱の知らせを聞いた諸葛亮は、後顧の憂いを断つため南蛮へ軍を向ける。初めは蜀に反抗的であった南蛮大王・孟獲も、7度にわたって捕らえられては解放された結果、諸葛亮に心服。部下ともども蜀に帰順を誓うのだった。

●UR孟獲(3.5/槍兵)●UR祝融(3.0/弓兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲南方の地を治める蛮族の大王・孟獲。蜀軍に徹底抗戦の構えを見せるが、やがて蜀への忠誠を誓う。敵武将に直接ダメージを与えるという特殊なスキルを所持。▲祝融は孟獲の妻。飛刀と呼ばれる武器の使い手で、蜀軍の武将と激戦を繰り広げた。槍防御と弓防御に優れている。

●SR関索(3.5/槍兵)

『ブラウザ三国志』
▲関羽の三男・関索。関羽軍が敗れた際、負傷して行方不明になっていたが、諸葛亮の南蛮制圧を聞きつけ戦いに参戦した。女性といっしょにデッキを組むことで自身の攻撃力を強化できる。

【時代背景:蜀漢の北伐】諸葛亮、苦悩の撤退戦!

 西暦228年。南蛮の平定を終えた諸葛亮は、魏軍と雌雄を決するため北伐を開始。麒麟児・姜維を味方につけて天水郡、南安郡、安定郡を攻略する快進撃を見せる。事態を重く見た魏帝・曹叡(曹丕の跡継ぎ)は張コウに領地の奪還を指示。これに対して諸葛亮は、馬ショクを進軍の拠点となる街亭の守備に任命し、襲撃に備えさせた。馬ショクは街亭に布陣したものの、王平の進言を聞かず、諸葛亮の指示を無視して戦ったことで大敗。拠点を失った蜀軍は、やむなく全軍を撤退させるのであった。

【注目のエピソード】泣いて馬ショクを斬る

 敗戦の責任を取るため、処刑されることになった馬ショク。諸葛亮は愛弟子・馬ショクを処罰するかどうかに苦悩するが、最後は「軍律の遵守が最優先」と、涙を流しながら斬ったという。

●SR馬ショク(2.5/剣兵)●R王平(2.5/槍兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲馬ショク諸葛亮の愛弟子で、優れた軍略家。南蛮制圧の際は「孟獲の城ではなく、心を攻めましょう」と諸葛亮に助言した。パラメータはどれも低めだが、兵士を輸送できる便利なスキルを所持している。▲元魏軍の武将だったが、徐晃に罪を着せられたことで蜀軍に帰順した王平。街亭の戦いでは、馬ショクの命令無視により軍が混乱する中、張コウの追撃を食い止める奮戦を見せた。部隊の防御を強化する“守護神”は、防衛戦で活躍した王平らしいスキルだ。

●UR姜維(3.5/槍兵)

『ブラウザ三国志』
▲姜維は“天水の麒麟児”と称された知勇兼備の武将。その才覚に惚れ込んだ諸葛亮の策により魏から蜀へ帰順し、五丈原の戦い以降は諸葛亮の遺志を継いで軍事の中枢を担った。スキルの“麒麟慈心”は、全兵科の兵士&武将の攻撃力と移動速度を上げるうえ、忠誠心の回復効果まで付いている。

→いよいよ三国時代が終わりを告げる。(2ページ目へ)

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データ

▼『ブラウザ三国志』
■メーカー:マーベラスAQL
■対応機種:PC
■ジャンル:S・RPG(オンライン専用)
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金制)

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