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2013年8月7日(水)

蜀漢の滅亡、晋王朝の天下統一――歴史をひも解き武将を学ぶ『ブラウザ三国志』英傑伝・第8回 大軍師・孔明、最後の神算鬼謀

文:電撃オンライン

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【時代背景:五丈原の戦い】蜀の巨星、五丈原に堕ちる!

 西暦234年。北伐を再開した諸葛亮は長安を目指して進軍を開始。対する魏の軍略家・司馬イは防備を固めて迎え撃ち、両軍は五丈原で対峙することになった。籠城して防衛に徹する司馬イに対して、諸葛亮はさまざまな陽動作戦を試みるがことごとく失敗。司馬イは誘いに一切乗らず、戦いは膠着状態が続いた。

 交戦は百日以上も続き、その最中に諸葛亮が病死。蜀軍は撤退を余儀なくされることとなった。それを知った司馬イは全軍を上げて攻めに転じるが、自分の死を予見していた諸葛亮の謀略により大敗。蜀軍を無傷で帰すことになるのだった。この出来事は「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という故事となり、後世に伝えられていく。

●UR魏延(3.5/槍兵)●SR馬岱(3.0/騎兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲五虎大将軍に匹敵するほどの猛将として知られ、前線で多くの戦功を立てた魏延。諸葛亮の死後に反乱を企てるが、馬岱に討ち取られる。攻撃力が非常に高い。拠点襲撃時はさらに能力が強化される。▲馬岱は、五虎大将軍・馬超の従弟。反乱を起こした魏延が楊儀の挑発に乗って「わしを殺せるものがおるか!」と叫ぶと、馬岱は「ここにいるぞ!」と叫び背後から魏延を斬り殺した。優秀なパラメータとスキルを持ち、騎兵部隊として活躍できる。
●UR諸葛亮(3.5/弓兵)●UR司馬イ(3.5/騎兵)
『ブラウザ三国志』 『ブラウザ三国志』
▲劉備を蜀建国まで導いた、神算鬼謀の大軍師。五丈原の戦いで、自身の死期を悟った諸葛亮は部下に命じて自分の木造を作らせ、司馬イにあたかも自身が生きているように見せかけたという。上級兵種の能力をアップさせるスキルを持つ、幅広く役立つ1枚だ。▲司馬懿は魏軍が誇る稀代の軍略家。曹操の息子・曹丕に重要され、対蜀軍の総司令に抜擢される。己の死を利用した諸葛亮の策を見せつけられた司馬イは「諸葛亮は天下の奇才だ」と評価したという。諸葛亮のライバル的な存在であり、ゲーム内で最高クラスの知力を誇る。

 この戦い以降、蜀の勢力は衰退していき西暦264年に魏軍によって滅ぼされる。その後、魏の実権を掌握していた司馬一族は司馬炎を皇帝に即位させて、晋王朝を成立。西暦280年に呉を滅ぼして、晋は天下統一を成し遂げる。かくして激動の三国時代は終焉を迎え、歴史は晋の時代へと移行していくのであった。

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データ

▼『ブラウザ三国志』
■メーカー:マーベラスAQL
■対応機種:PC
■ジャンル:S・RPG(オンライン専用)
■プレイ料金:基本無料(アイテム課金制)

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