【電撃乙女部】小野大輔さん、菅沼久義さんらが出演した“PROJECT DABA×リアル脱出ゲーム”イベントレポを独占掲載

文：電撃乙女部

■“PROJECT DABA×リアル脱出ゲーム”夜の部レポート

　まさしさん（小野大輔さん）、フォンドヴォーさん（近藤孝行さん）、はちみつさん（菅沼久義さん）、なまはげさん（立花慎之介さん）、親方さん（日野聡さん）、ピンハネさん（福山潤さん）、サムソンさん（間島淳司さん）という全員午年生まれのメンバーで構成された声優ユニット“PROJECT DABA”。2013年2月発売のDVD『PROJECT DABA×リアル脱出ゲーム 呪われた廃校からの脱出 ―成仏させないと、ここから出られない―』の購入者を対象とした抽選イベントを、2013年6月23日に都内某所で行いました。ここでは、昼と夜に行われたイベントのうち“夜の部”の模様を、取材ライターさんの記事を通してご紹介します。

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■イベント開始前からメンバーがステージに!?

　開場時間とともに足早に客席へと急ぐ観客たち。ホールへ通じる扉をくぐり、眼前に映るステージの様子を見ると、一様に驚きの表情を浮かべていた。それもそのはず。開演もしていないのにDABAの7人が自由気ままに遊んでいるのだ。これはDABAからのサプライズ。立花さんが発案した、楽屋をイメージしたという演出なのだ。

　7人はカードゲームをしたり、ホワイトボードに落書きをしたり、『マリオカート』で遊んだり、歯磨きをしたり……。普段は目にすることのない彼らの奔放な姿に、驚喜するファンが続出。このサプライズはイベント開始直前まで続き、ファンたちを楽しませた。

　いったん舞台裏に行きDVDと同じブレザーに着替えてステージに登場した7人が「僕たち、DABAでーす！」と挨拶をすると、会場から盛大な拍手が沸き起こる。続いて、メンバーの自己紹介。「今日は脇汗だくだくです。たっぷり濡れて帰ってください」と小野さん。続く近藤さんは「タカユキのほうの近藤です」と挨拶。「俺から言えるのはひと言。時は来た！　それだけだ」と菅沼さん。「最近、マンガの原作者を始めました」と立花さん。日野さんは「声優界のユースケ・サンタマリアを目指す、日野です」と自己紹介。「やられたら一番嫌なことは、ピンハネ」と福山さん。最後に「アイムエンタープライズの良心、間島淳司ことサムソンです」と間島さんが締めくくった。7人の軽快なやり取りに、会場は笑いと拍手で包まれていく。

■DVDの制作秘話と感想

　立花さんと福山さんがMCとなり、DVDに関するトークコーナーへ突入。まず“脱出への道”をテーマに語られたのは、制作の経緯。“何かから逃げる”をコンセプトに、リアル脱出ゲームの内容を膨らましていったのだという。最初の案では行くところ行くところに菅沼さんがダイイングメッセージとともに倒れているという設定だったが、菅沼さんから「僕もゲームをやりたい」と言われ、現在の形に落ち着いたのだとか。

　続いてのトークのテーマは、“言い訳は一度だけ ～美術室の真相”。このテーマがステージ上のスクリーンに出た途端、「心当たりがある人、いるだろう」と口々に言うメンバーたち。それを受け、ステージ中央に静かに歩み出たのは菅沼さん。「僕が担当した場所にKEEP OUTというテープが貼られていない場所があったんですけど……行くのが怖かったんです」と語り出し、その場で土下座……からの土下寝。このパフォーマンスは、会場の笑いを大いに誘った。菅沼さんが謝罪することになった経緯については、DVDの美術室のくだりをチェックしてほしい。

　そして、最後のテーマは“やがてくるそれぞれの交差点 BELOVED”と称し、メンバーから感想が語られた。日野さんは「みんなに本気で“ポンコツ”の罵声を浴びせられた」と、悔しそうに当時を振り返る。また、近藤さんは「俺はいつも立花くんにビビってる」と本音を吐露すると、メンバーからのすすめで立花さんのことを「しんちゃん」と呼ぶことに。立花さんも「こんちゃん」と返し、ステージ上で友情を深める一幕も。他にもさまざまな裏話が飛び出し、またみんなで謎解きをやってみたいと意気込みを語った。

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