『魔界王子 devils and realist 代理王の秘宝』は“お金”or“絆”への執着度合いで物語が分岐！ 謎の青年のビジュアルも明らかに

文：ゴロー

　バンダイナムコゲームスは、9月26日に発売する3DS用ソフト『魔界王子 devils and realist 代理王の秘宝』の新情報を公開した。

　本作は、7月7日からTVアニメの放送がスタートしたコミック『魔界王子 devils and realist』を題材にした“代理王選定アドベンチャー”。プレイヤーは、主人公のウイリアムとなって、個性豊かな悪魔たちとともに、パブリックスクールで巻き起こるさまざまな出来事を体験できる。ストーリーは完全オリジナルで、原作画の雪広うたこさん考案によるオリジナルキャラクターも登場するという。物語はプレイヤーの選択によって変化し、悪魔たちとの絆を深めるか、単独行動に走るかで、異なるエンディングを迎えることになる。

　今回は物語について、あらすじや分岐システムの詳細が明らかになった。その他、雪広うたこ先生描き下ろしのオリジナルキャラクターである“ラシルド”と“ヘイダル”のビジュアルも公開された。

【オリジナルキャラクター】

ラシルド（声：細谷佳正）		ヘイダル（声：杉田智和）
▲パブリックスクールに転校してきたエジプト外交官の息子。ウイリアムたちと親交を深めていくが……。		▲すべてが謎に包まれた青年。

■求めるは絆か、お金か――物語の結末はウイリアムの行動次第！

　完全オリジナルとなる物語のあらすじや分岐システムについて紹介する。

　主人公のウイリアムは、とある事情で家が没落し、お金に執着しているリアリスト。突然現れた悪魔に「ソロモンの生まれ変わりで、魔界の代理王を選定する義務がある」と言われるも、本人は否定している。

　本作ではそんなウイリアムの視点で物語が進み、途中でいくつもの選択肢が出てくる。選んだ選択肢によって、ウイリアムの“代理王支持率（悪魔との親密度）や“リアリストレベル（お金に対する執着心）”が変動。悪魔に協力して絆を深めるか、それとも秘宝を独り占めにするか――2つのパラメータが後の展開や物語の結末を大きく変える。

▲エジプトに興味があるのかを問うラシルド。こうした選択肢にどう答えていくかがポイントだ。

○代理王支持率

　ウイリアムと代理王候補（悪魔）との親密度パラメータ。ストーリー中の選択肢によって増加する。代理王支持率の高さしだいで誰とともに行動し、誰とエンディングを迎えるか決定する。

▲代理王候補としてカミオとケヴィンも参戦！　ダンタリオンとシトリーを含め、代理王候補は全部で4人？

○リアリストレベル

　ウイリアムが私利私欲に走ったり、悪魔たちとの協力を拒否したりする場合に増加する。代理王支持率よりもリアリストレベルが高いなどの条件が揃うと、リアリストエンドに突入する。

■相棒を決める“パートナーシステム”――全ルート制覇も狙える便利機能も

　物語の途中、普段の選択肢とは異なる“パートナーシステム”が発生することがある。これはウイリアムが代理王候補の中から手を借りたい悪魔を選ぶというもの。選択後は、その悪魔とのシナリオが展開し、代理王支持率も上昇する。

▲生徒のいたずらにより、ラシルドが大切にしていたペンダントが行方不明に。ここで“パートナーシステム”が発生し、協力者として選んだ悪魔との絆が深まる。

　また、下画面に表示されている“チャート”を押すと、これまでに辿ってきた物語のチャート画面が表示される。そこでは物語の内容に加えて、選んだ選択肢やパラメータの変化も確認できるので、チャート画面を見ながら全ルートを網羅してみては？

▲パートナーシステムで誰を選んだかも確認できる。

(C)高殿 円・雪広うたこ／一迅社・代理王候補
(C)2013 NBGI
※画面は開発中のもの。

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