2013年8月10日(土)
カプコンから9月14日に発売される3DS用ソフト『モンスターハンター4』の先行体験会“夏の狩試”が、本日8月10日に開催された。そこでプレイした武器種・チャージアックスについてのレビューを、ライター・コジがお届けします。
チャージアックスを操作できるのは今回の体験会が初めて。というわけで、わずかな挙動も見逃さないように集中してプレイした結果、判明したことをすべてお伝えします!
チャージアックスの特徴は、剣モードと斧モードの2つのスタイルがあること。剣モードで攻撃すると剣撃エネルギーがたまっていき(ビンの色が白→黄→赤と変化)、チャージ行動(Rボタン+Aボタン)をするとビンの色が黄色なら3つ、赤なら満タンまでビンがストックされます。ためたビンの効果は、斧モードの一部の攻撃である属性解放斬り(Aボタン)で発揮されるという仕組みです。
▲剣撃エネルギーがたまったらチャージ行動。剣撃エネルギーがたまりすぎると攻撃が弾かれてしまうのでこまめなチャージが必要だ。 |
武器独自のシステムはありますが、チャージアックスを使ってみて感じたことは、攻撃手段や操作方法が意外にシンプルということ。操虫棍のように複雑な操作方法を覚える必要はなく、これまでシリーズのプレイ経験があるならすんなり扱える武器だと思います。プレイ感をあえてこれまでの武器種で例えてみるなら下のような感じでしょうか。
剣モード⇒攻撃に重みが増した片手剣
斧モード⇒攻撃モーションが扱いやすくなったスラッシュアックスの斧モード
属性解放斬り⇒連係がシェイプアップされた太刀の気刃斬り
▲剣モード時の基本攻撃(Xボタン)は、斬り下ろし→斬り上げ→回転斬りという3回連続攻撃。 | ▲剣モード時にAボタンで出せる溜め二連斬りは、ボタンを長押ししてタイミングよく離すことですばやく2回攻撃を繰り出す。失敗すると1回攻撃。 |
▲斧モード時の基本攻撃(Xボタン)は、斬り下ろし→斬り上げ、を繰り返す連係。 | ▲斧モード時の属性解放斬りは、横斬り→二連回転斬り→高出力属性解放斬り、の3回連続攻撃。 |
斧モードの基本攻撃にはビンの効果が乗らないので、ビンのたまり具合を気にすることなくモードを使い分けられるのが印象的でした。今回狩りをしたテツカブラとゴア・マガラは、剣モードを軸に立ち回り、チャンスには斧モードの属性解放斬りを狙うという流れで狩れましたが、空中に飛んでいる時間が長いモンスターを攻撃したいときや尻尾を部位破壊したいときなどには、高い位置まで攻撃が届く斧モードを軸にして立ち回るのもいいかもしれません。
▲剣モードから斧モードに変えられる“変形斬り”(Rボタン+Xボタン)は、大剣の武器出し攻撃のような扱いやすい攻撃。 |
今回の武器に備わっているのは榴弾ビン。ボウガンの徹甲“榴弾”で気絶を狙えるように、この“榴弾”ビンの属性解放斬りをモンスターの頭に当てて気絶させられるかどうかは、どうしても試してみたいところです! これまでに公開された写真のなかで気絶しているモンスターは映っていたのですが、やはり実際に試してみないことには確証が持てません。
ゴア・マガラがダウンしたときに頭に属性解放斬りの連係をフルセット当ててみたところ、残念ながら気絶させることはできず……。しかしながら、気絶値がたまる黄色いエフェクトは確認できたので、さらに属性解放斬りを当て続ければ気絶を狙うことはできそうです。
高出力属性解放斬りは、エフェクトが派手で当てるとかなり気持ちいいです。ですが、それなりに攻撃が遅く隙も大きいので、ダウンさせたり罠を使ったりしてモンスターを足止めしている間に狙う必要がありました。Xボタン+Aボタンでいきなり高出力属性解放斬りを出すこともできたので、武器の扱いに慣れればモンスターのちょっとした隙をみて当てられるのかもしれません。
さて、今回チャージアックスを使っていて個人的にすごく気になる点が1つ。初めて扱う武器ということで攻撃モーションや連係がきちんと把握できていない中での出来事だったのですが、剣モードで攻撃を繰り出している最中になんらかの攻撃をガードしたのです! いうなれば、ランスのキャンセル突きのように攻撃モーション中にガード判定があるようなイメージ。プレイ時間が短くそれ以上のことは追及できなかったのですが、チャージアックスを使いこなす大きなポイントになりそうな予感がします!
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