『ダンジョンズ＆ドラゴンズ シャドー オーバー ミスタラ』武勇伝――あるあるネタやマル秘テクニック、バグや裏ワザを大放出！

文：ゴロー

【ここがイイ！ その2】キャラクター専用ステージもある進行ルートの分岐！

　多数決によってルートが分岐するところも『ミスタラ』の大きな魅力です。物語は基本的に全10ステージで構成され、どのルートを進むかで登場する敵や手に入るもの、難易度などがガラリと変化！　さらに、ステージ内で複数に道が別れてることもあり、探索のしがいがかなりあります。未知のルートを選んでパーティを道連れにしたのも、今ではいい思い出。

▲どちらのルートへ進むかはボイスチャットで話し合うなどして穏便に決めましょう。よく見かけるのが、3人が同じ道を選んだのを確認してからわざと別のルートを選ぶヤツ。いるんですよネ～（自白）。

■ステージ構成（初心者にオススメの進行ルートは赤字で記載）

ステージ1：ブロークンランドの北の山々
ステージ2：トリスタン村へ
ステージ3-A：重戦車：ジャガーノート
ステージ3-B：激流・ベスビア川を下れ！
ステージ4：アエングモアの森・上空
ステージ5-A：腐海と呼ばれる森
ステージ5-B：情報を求めて アインスンの街
ステージ5-C：エルフ 木々のかけ橋（※パーティ内にエルフがいる時のみ）
ステージ6：攻防!! 大樹の大要塞
ステージ7：魔獣の住む森
ステージ8-A：迷いの森
ステージ8-B：ノームの村を助けろ!!
ステージ9：精霊・ラファエルの洞窟の異変
ステージ9-A：灼熱!! 溶岩界
ステージ9-B：ロストワールド
ステージ9-C：ドワーフの隠し地下通路（※パーティ内にドワーフがいる時のみ）
ステージ10：浮遊城

※最初に表示されるステージ名のみを記載。

▲ステージ3-Bの川下りでは、たくさんのお金が稼げます。イカダは全員が操作できますが、ケンカの元になるので誰か1人にお任せしてください。		▲ステージの合間ではショップに立ち寄れる場面が何回かあります。ヒーリングポーションは品数が決まっているので、マルチプレイ時はよく争奪戦になりました。

▲ステージ8の50Fに棲むレッドドラゴンは、戦うか退くかを3回も聞いてくるだけに、強さはラスボス級。即死ブレス中にコンティニューして一瞬でキャラと100円が溶けるという苦い経験も。

▲強力なボス2体との激戦になる“ドワーフの隠し地下通路”。ここでどちらか片方を残して勝利すると、次のステージでいつもとは違う展開に！　ヒントは緑。

　他にも忘れてはならないのが、本作オリジナル要素となる周回プレイの存在。周回数に応じて難易度が上がりますが、クリア時の状態（レベルや装備）をそのまま引き継げるのがポイントです！　初めからプレイするよりも、難しいルートを攻略しやすいのでは？

▲周回プレイならメテオスウォームをゴブリン戦車に決めるといった、アーケード版では成しえなかったことが実現！　かつてやり込んでいた人なら試したいことが山ほどあるハズ!!

【ここがイイ！ その3】隠し要素の発見で思わぬお宝に出会えることも！

　迷いの森の抜け方だったり、隠し部屋だったり、呪いの剣を解呪する方法があったりと、『ミスタラ』はとにかく謎だらけ！　先ほど紹介したエルフやドワーフの専用ステージもそうですし、後述するネームエントリーにも秘密があります。一通りクリアできるようになった後は、隠し要素を見つけるための冒険になりましたね。

▲隠し部屋は結構分かりにくい場所にもあるので、気になったら逐一チェックしておきましょう。		▲宝箱は誰が開けたかも重要。基本的に中身は、開けたキャラクターに対応したものになります。

▲ガーゴイルは魔法や魔法剣でしか倒せないなど、モンスターごとに弱点があります。		▲最終ステージの浮遊城には、騎士の像を動かすちょっとした謎解きもあったり。

　ショップにもいくつかの秘密が隠されています。店員をクリックすると、普段は雑談や冒険のヒントが聞けるだけですが、ボスから手に入れた素材を珍しい装備やアイテムに交換してくれる人も。

▲特定のボスは、ダッシュ必殺技や魔法などで攻撃を加えていると素材を落とします。交換でもらえる品が装備の時は、素材を渡したキャラクターでものが変わります。		▲ノームの村のショップでは、背景に飾られた“とある武器”をクリックするとそれが品ぞろえに！　買うとなると中々に値段が張るので、足りない場合はお金を分け与えてもらいましょう。

▲手に入れたものは記録されていくため、AC版で不可能だった装備＆アイテムの完全制覇ができるように。隠し要素を自力で見つけて入手品フルコンプを目指すのも一興ですね。

　ちなみに、当時の恒例行事だったのが、女性店員に対する執拗なまでのボディタッチ！　おっぱいをポチっとすると怒られるのですが、ダメと言われるほど触りたくなるもの。中には、おさわりOKなレディもいるとかいないとか……。これも立派な隠し要素？

▲全国の殿方で女性店員の胸をクリックしない人なんてごくわずか（と思いたい）。

→初心者のための『ミスタラ』講座――名前のヒミツも！（4ページ目）

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