ランダムで性能が変化する発掘装備とは!? 任天堂の岩田社長も駆けつけた『モンスターハンター4』完成発表会レポート

文：電撃オンライン

　続いて、辻本プロデューサーは本作のコンセプトを改めて説明。こちらについては、既存の情報になるため、簡単にお届けしていく。

●『モンスターハンター4』オープニング動画

▲本作には高低差を使ったアクションが用意されている。ただし、既存の操作に足したものであるため、これまでと変わらない感覚でプレイできる。		▲シリーズで最多のキャラが登場し、物語にボリュームがあるとのこと。また、初めてプレイする人でも、少しずつ学びながらプレイすることができるようだ。

▲新モンスターも当然存在。メインモンスターであるゴア・マガラの謎を解いていくことで、物語が進行していく。		▲シリーズで人気のモンスターも久々に参戦。高低差のあるフィールドに対応することで、どのような変化を見せたのか!?

▲新たな武器種として、チャージアックスと操虫棍が登場。既存の武器種にも、これまでにない行動が追加されている。

▲オトモアイルーは、シングルプレイでは2匹まで連れていくことが可能。合体技という、これまでになかった援護も繰り出すようだ。

▲インターネットマルチプレイに対応。離れた場所にいるハンターと、無料でハンティングを楽しめる。		▲集会所ではフリーワードチャットが可能。定型文は編集可能で、クエスト中にも利用できるとのこと。

　ここで藤岡要ディレクターが加わり、本作で新たに加わった“未知の樹海”と“ギルドクエスト”について解説した。“未知の樹海”は、モンスターやフィールドエリア、採取ポイントなどがランダムに組み合わさっている。

▲ダウンロードクエストとして、クエストやオトモアイルーなどが配信予定。長期に渡って展開するというので、長く楽しめそうだ。

　“未知の樹海”やギルドクエストで入るアイテムからは、新たな発掘装備が作れる。同じ名称の装備でも、オリジナル装備とは見た目が多少異なる他、性能がランダムで変化するという性質になっているとのこと。

▲未知の樹海は、ステージがランダムで構成されたシングル用の探索クエストで、モンスターや取れる素材が、行くたびに変化する。

▲左がオリジナル装備で、右が発掘装備。細かなデザインが異なるだけでなく、性能も異なってくるようだ。

　先ほどあげた“ギルドクエスト”は、“未知の樹海”でたくさん大型モンスターを狩猟したり、“落し物”を入手したりすることで入手できるクエスト。モンスターや入手装備の傾向などがセッティングされたこのクエストは、クリアすることによってレベルがあがり、よりいいアイテムが出るようになる。持っているギルドクエストを友だちに渡したり、すれちがい通信で手に入れたりしながら、採取や発掘装備の収集を楽しめるのが特徴だ。

▲すれちがい通信を使い、ギルドカードを配信できる。珍しいモンスターやお目当ての装備はあるだろうか？

▲集会所のクエストカウンターから、“ギルドクエスト”を選択すると他のハンターと挑戦できる。今回は“イャンクックの狩猟”に挑戦するとのこと。レベルが9で、“RARE”と出ているため、よりいいものが出やすいようだ。

▲見たところ、そこまで複雑なつくりにはなっていない“ギルドクエスト”。目的地やモンスターに会うのは、大変ではなさそうだ。

　イャンクックは“探索”にのみ登場するモンスター。本シリーズにて装備を作るためには、モンスターを討伐して素材を手に入れる必要があるが、“未知の樹海”は登場モンスターがランダムのため、遭遇できない場合もある。しかし、ギルドクエストの場合は登場モンスターがわかっているため、装備を作る時には、重宝しそうだ。

　また発掘装備として、モンスターがいない種類の装備が手に入ることもあるという。

　探索中に入る、“傷ついた武器”や“傷ついた防具”というアイテム。クエストクリア時に鑑定され、武器が手に入る。今回、2人が手に入れたのはライトボウガンの“ボルボバレット”。辻本さんが手に入れたものは、RARE1で攻撃力は143だった。一方の藤岡さんはRARE2で攻撃力が156であった。他には、リロードや反動、スロットにも違いが見られた。

▲リハーサルでは素早く狩猟できたというイャンクックだったが、今回は機嫌が悪かったのか、やや時間がかかっていた。緊張して互いを攻撃してしまい、2人は「あせるといけませんね」と苦笑い。

▲攻撃力だけでなく、スロットやリロード、反動などさまざまな要素がランダムで変化。防具ではどのようなステータスが変化するのだろうか!?

▲探索情報でドスランポスが出現するのを確認。入手できる装備の傾向も見ることができる。		▲探索やギルドクエストで発掘装備を入手。どんなアイテムになるだろうか？

▲探索終了後に、ギルドクエストが派生。ギルドクエストを仲間に受け渡して、共有しよう。

　辻本プロデューサーは、本要素について「確実性がなく、ゆらぐ要素をあえていれた」と説明。すれちがい通信を使い、さまざまなハンターとコミュニケーションをしてほしいという気持ちも入っているようだ。

コラボや新たなTV-CMは3ページ目で紹介！

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