2013年8月30日(金)
同名のボカロ曲を題材にしたノベル『インビジブル』(アスキー・メディアワークス刊)が、明日8月31日に発売される。定価は1,050円(税込)。
ボカロ曲『インビジブル』は実力派クリエイトユニットのKEMU VOXXにより2011年12月に動画サイトに投稿され、現在では再生回数が220万を突破している超人気曲。
このライトノベル版ではKEMU VOXXが原案を、メディアワークス文庫『ソラの星』などを手がける岩関昂道先生が執筆を担当。さらにKEMU VOXXのイラストレーターであるhatsuko先生がカバーイラスト、イラストレーターの篁ふみ先生が挿絵を担当している。
高校2年生の草平は、中学時代のトラブルをきっかけに、かつての親友・聖によってクラスで孤立していた。たった1人の家族である叔母ともうまくいかず、唯一の理解者でひそかに思いを寄せていた幼なじみの晴香も、草平に手の届かない存在になってしまう。
さらに、マキという不思議な少女と出会ったことからクラスでの孤立が加速し、居場所を失った草平は、自分の身体が他人の瞳に映らず、自分の声が他人に届かなくなったことを知る。草平は透明人間になってしまったのだ……。
原曲同様のとんでもない現象が起こった、ノベル版オリジナルの主人公・草平。彼の人生はどうなってしまうのか、ぜひ本を手にとって物語の結末を見届けてほしい。
『インビジブル』のカバーイラストも手がけているhatsuko氏の個人画集『CUBE hatsuko ARTWORKS』(アスキー・メディアワークス刊)も発売中だ。定価は2,100円(税込)。
『インビジブル』を含む人気ボカロ曲から商業用まで、イラスト90点以上を収録したこの画集。hatsuko氏のファンはだけでなくボカロファンにもチェックしてもらいたい1冊となっている。
(C)KEMU VOXX
(C)Takamichi Iwaseki
(C)ASCII MEDIA WORKS
(C)hatsuko
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