2013年10月10日(木)
1.画面下、5つのマスにランダムで“エナジーパネル”が配られる。
2.上の空欄にエナジーパネルをスライドさせたらカウントダウン開始。
3.カウントが5から0になるまでの制限時間内に、風、炎、水、風、光、闇、無という7種類のエナジーパネルを空欄にスライドさせる。
※空欄1カ所にスライドできるエナジーパネルは最大5枚。
※エナジーパネルをスライドさせて空欄となった下段には、新たなエナジーパネルが補充されていく。
4.カウント終了時、上段に並べられたエナジーパネルが条件を満たしていると、仲間たちの攻撃スキルが発動。
以上で1ターンが終了。1~4の手順を繰り返して、立ちはだかる敵を攻撃していきます。
▲バトル突入からカウントダウン開始までを連続写真でパチリ。敵ごとに表示されている“NEXT”の数値にも注目です。 |
▲写真のように、エナジーパネルをセットした瞬間からカウントダウンが始まります。 |
敵キャラにはそれぞれ“NEXT■(■←数値が入る)”が設定され、ターンが経過するごとに数値が1ずつ減少。“NEXT0”になると敵の攻撃が発動します。
敵をせん滅すると再びフィールドに戻り、トビラの奥に潜むボスを倒せばクリア。また、プレイヤーにはSP(行動力)が設定されていて、パネルを1枚めくったり移動するごとに1マス消費。SPが尽きると移動でダメージを食らうようになり、移動や戦闘でHPが尽きるとゲームオーバーとなります。
ここからは、プレイした雑感などを書き留めていきましょう。
第一印象は「Wow It’s Cool!」。グラフィティアートを思わせるビジュアルやテクノポップ調の軽快なBGMが、およそファンタジーとは異なる魅惑の終末感を覚えさせてくれます。
ドキドキしながらいざプレイしてみると、そこはかとなく違和感が……。そう、このゲームには「意図せず発生するような大連鎖」が存在しないのです。同社の看板タイトルでもある『パズドラ』では、プレイヤーの攻撃によってブロックが消滅した空間に新たなブロックが補充され、運がよければさらに連鎖攻撃へと発展しました。ところが本作では、プレイヤーの攻撃スキルが発動したらターン終了。そもそも、ゲームジャンルが“パネルRPG”であって、“パズル”などとはひと言も書いていない時点で気づくべきでした。
ここにきてようやく、パーティキャラのスキル発動条件やら、敵の弱点属性などを細かくチェック。偶然の連鎖というラッキーパンチが存在しない以上、制限時間内に効率的かつ正確にエナジーパネルをセットする必要があり、それなりに手応えを感じました。もっとも、要領さえ把握してしまえばこちらのもの。キャラの育成や進化、収集を楽しむ余裕も生まれ、レアガチャに夢中になったところで締め切りのお時間となりました。
個人的には偶然が生み出す爽快な大連鎖を欲していたのですが、それを補って余りある魅力的な世界観や力押しが通用しない戦略性に注目したい作品です。
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