2013年9月12日(木)
アルティのiOS/Android用アプリ『隠り世の村』を、ミステリー大好きライターのリプトン熊田がミニレビュー風味で紹介していきます!
子どものころは学校の図書室で推理小説ばかり読んでいたので、当時ファミコンで“ホームズ”の名前を見た時は心が躍りました。その名も『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』。はい、プレイされたことのある方はおわかりですね。「ちっともミステリーじゃねぇぇぇーーー!!(涙)」――そんなトラウマを持ってしまったがゆえに、大人になった今でもミステリーゲームに飢えているわけです。
■『隠り世の村』とは?
『隠り世の村』は、2008年にケータイ用アプリとしてリリースされたミステリーアドベンチャー『朱津川國彦の奇譚ルポ』シリーズの第2弾。今回紹介するのは、そのスマートフォン移植版です。プレイヤーは主人公のルポライター・朱津川國彦となり、“人がこつ然と消える”という噂のある廃村を調査していくことになるのですが、そこで思いも寄らない事件に巻き込まれて……。
さて、電撃ゲームアプリでは少し前にホラーゲーム特集を行いまして、そこで本シリーズの第1弾『還らずの病棟』のレビューを掲載しています。それを読んで雰囲気よさそうだなぁと思い、今回『隠り世の村』のレビューを志願したわけですが、当然ながら「いきなりシリーズ第2弾をプレイしても大丈夫かしら?」という心配がありました。最初のをやってないとわからないネタとかあるんじゃないか的な。でも実際にプレイしたところ、まったくもって問題ありません。「病院は興味薄いけど廃村はすごい好き!」みたいなマニアックな人は、ぜひ本作からやってみていただきたいです。自分も『零』シリーズとか好きなので、廃村は結構惹かれるんですよね。
▲村そのものが閉鎖空間、というところが廃村系のお約束。村内の移動はできるけど、村からは出られない的な。そして劇中では、これまたお約束な“仕掛け”系イベントも出てきます。こういうのが好き。 |
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