News

2013年10月2日(水)

『Z/X(ゼクス)』の新情報が続々と公開された“秋葉原ゼクストリーム”の模様をレポ! 金元寿子さん&中村悠一さんがゲストに

文:カワカミ雁々

 9月16日、ベルサール秋葉原にて『Z/X -Zillions of enemy X(以下、ゼクス)』の公式イベント『秋葉原ゼクストリーム2013.AUTUMN』が開催された。

 当日は『ゼクス』の展開が語られるステージイベントに『ゼクス』のストーリーを決めるプレイヤー参加型イベント“英雄達の戦記 HEROIC SAGA 4(以下、英雄達の戦記)”、さらにプレイヤーカード化権をかけた3人チームトーナメント“三将饗宴”と、さまざまなイベントが開催され、台風が接近する中1,000人を超えるプレイヤーが集まり、熱い盛り上がりを見せていた。

『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』
『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』

 ステージイベントでは『ゼクス』の生みの親であるイグニッション久保田こと久保田プロデューサーと、TVアニメでオリジナルキャラクター“御影藍那”役を演じる遠藤ゆりかさんが司会を務めた。

『Z/X -Zillions of enemy X』

 イベントはまず『ゼクス』が辿ったこれまでの1年間を振り返り、そこから今後についてのトークが展開された。その中で、9月の『EXパック 日本一ソフトウェア』、10月の第6弾ブースター『五神竜の巫女』に続き、12月に新たなスターターデッキが発売されることも明らかになった。

 なお、新たな3種のスターターにはタッグとなっている2人のプレイヤーカードがそれぞれ1枚と、パートナーゼクスが2枚投入された2色のデッキになっており、また同じスターターを2つ購入して色をわけることにより単色で相棒ゼクスが4枚入ったデッキとしても遊べるように作られているそうだ。

 プレイヤーの組み合わせは、“天王寺飛鳥&上柚木綾瀬”“黒崎神門&青葉千歳”“各務原あづみ&倉敷世羅”の3つ。特に“あづみ&世羅”の組み合わせには、会場からも大きなどよめきがあがっていた。

 続いてカード以外の商品展開に話題は移り、今冬発売予定の“各務原あづみ”フィギュアに続いて、そのパートナーゼクスである“ソードスナイパー リゲル”のフィギュア化も決定したと発表された。さらに、公式サイトで人気を博したコラム“ソトゥ子の部屋”のまとめ本や、そこで独特のキャラクターが人気を呼んだ“ソトゥ子”こと《孤独の魔人ソリトゥス》の抱き枕カバーも今冬発売予定であることが語られた。

 さらに、TCGの『ゼクス』をそのまま遊べる新たなコンシューマ版の開発が進められており、来年の春に発売予定との情報が明らかに。加えて、ブラウザゲーム化、ライトノベル化などの企画も進行中とのことだ。久保田プロデューサーは、来年以降も『ゼクス』はさまざまな方面に展開していくと語っていた。

 その後、TCGについてのトークが再開され、第7弾ブースター『運命の相剋』が2014年1月23日に、第8弾ブースターが2014年春に発売されることが発表された。第8弾ブースターには、今回のイベントを皮切りに各地で開催される“英雄達の戦記”の結果を反映したカードが収録される。

 なお、12月発売のスターターに含まれなかった4人のプレイヤーは、この『運命の相剋』でフィーチャーされるとのことだ。天王寺大和、弓弦羽ミサキ、剣淵相馬、戦斗怜亜のファンの方も安心してほしい。

 続いて話題は、TVアニメ版の『ゼクス』について。まずは、飛鳥やあづみといった主要キャラクターたちの登場するプロモーションムービーが公開された。その後、スペシャルゲストとして倉敷世羅役の声優、金元寿子さん、さらにシークレットゲストとして黒崎神門役の中村悠一さんが登壇。金元さんと中村さんは、司会を務めていた遠藤ゆりかさんとともに、それぞれの演じる役について、久保田プロデューサーからの質問に答える形でトークを展開した。その後は、3人のサイン入りカードをかけたじゃんけん大会がスタートし、会場に集まった数百人の中から幸運な3人のプレイヤーに、世界で1枚のサイン入りカードが贈られた。

『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』
▲遠藤さんは、アニメオリジナルキャラクターの御影藍那を、これまでに『ゼクス』に登場しているプレイヤーと同じくらい愛されるキャラにするよう頑張りたいと抱負を語った。▲金元さんは「同じ赤の世界のキャラクターである黒崎神門がお兄ちゃんだったら?」という質問に、やることのすべてに裏があるのではと疑ってしまいそうと答え、会場の笑いを誘っていた。▲同様に「世羅のような妹が欲しい?」と聞かれた中村さんは、それはもちろんそうだと力強く答え、『ゼクス』ファンの男性の気持ちを見事に代弁した。
『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』
▲貴重なサインカードが賞品ということで、じゃんけん大会も大いに盛り上がった。

 これでトークイベントは終了となった。今後もTCGとしてだけでなく、アニメやゲーム、フィギュアなどさまざまなコンテンツに派生していく『ゼクス』から目が離せなさそうだ。

『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』
『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』
▲トークイベント後の会場では、第6弾『五神竜の巫女』に収録されるカードのイラストも公開されていた。なお、綾瀬のイラストは“必殺技コンテスト”で採用が決定した《刹那の笑顔》のものだ。

 その後、約1時間の休憩を挟んで“英雄達の戦記”と“三将饗宴”が開始された。今回の“英雄達の戦記”は、青・黒・緑の3つの世界による三つ巴の戦いとなり、勝利した世界が他2つの世界に属する地域を奪えるという、これまで以上にプレイヤーの動向がストーリーに影響するという仕掛けが施されていた。また、プレイヤーカード化の権利をかけた“三将饗宴”は、負けたらそこで終了のトーナメント形式ということもあり、初戦から大きな盛り上がりを見せていた。

『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』
▲“英雄達の戦記”では、各地域の巫女たちのPVとともに本作のルールが紹介された。他の勢力に奪われた地域では、店舗で配布されるプレイヤーカードなども変更されるとのことだ。
『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』 『Z/X -Zillions of enemy X』
▲多くの熱戦が繰り広げられた2つの対戦イベント。そして、同時に開かれていた初心者講習会にも多くの新プレイヤーが参加しており『ゼクス』のプレイヤー層の広がりを感じさせた。

 あいにくの悪天候下での開催となったが、それをものともしない熱心なプレイヤーたちによって大きく盛り上がりを見せた今回の“ゼクストリーム”。今後も各地で“英雄達の戦記”イベントが開催されていくので、興味を持ったら公式サイトをチェックして、ぜひ近い会場に足を運んで、一大ムーブメントとなっている『ゼクス』の盛り上がりを一緒に体験してみてほしい。

(C)BROCCOLI / Nippon Ichi Software, Inc.

関連サイト