声優・若林直美さんは勝てるのか!? 初心者に見てほしいMTG同好会のドラフト動画【対戦編】をお届け

文：電撃オンライン

■第2回戦■

　続いて、第2回戦の模様をお届けします。試合は第1ゲーム、若林さんの『MTG』仲間で、対戦相手であるテラダさんとの軽妙な（?）掛け合いもお楽しみください。

　後手で土地2枚、残りは除去を含む2～3マナのカードだったので、土地を1枚引ければいけるという判断でスタートしたゲームでしたが、3枚目の土地がなかなか引けず、その間にエンチャントをまとった飛行クリーチャーにライフを削りきられてしまいました。マリガンをするかしないかは『MTG』プレイヤーが常に付き合わなくてはならない、永遠の問題ですね。

■第3回戦■

　では最終戦である第3回戦の動画をご覧ください。試合は第2ゲーム、第1ゲームはお互いにクリーチャーを並べあう長期戦になりましたが、除去呪文を《精神腐敗》で捨てさせられてしまい、そこでできたカードの差を埋められず敗北してしまいました。

▲地味なコモンカードに見えますが、上手くプレイすれば相手の切り札を捨てさせることもできます。

　やや土地事故気味だった対戦相手を飛行クリーチャーで攻め続け、勝利をものにしました。《夜の子》に《感覚の剥奪》、《弱者狩り》に《分散》を合わせるなど、コントロールデッキらしいプレイがいくつも見られましたね。地上をブロックしつつ飛行クリーチャーでライフをけずるというのも、青黒デッキのお手本通りな動きだったと思います。では、デュエルを終えた若林さんにお話を聞いてみましょう。

――本日はお疲れ様でした。今回の“ブースタードラフト”はいかがでしたか。

　ブースタードラフトはシールドと違って自分で開封したパックのカードが全部使えるわけではないので、強いパックを引いて「これがシールドだったら！」って思うことが多くて、正直ちょっと敬遠してました（笑）。でも今回、方向性を決めてピックすることや、カードの流れを見ることなどを知って「ああ、なるほど！」と感じることがいっぱいあって、こういうのがドラフトのおもしろさなんだなって思いました。単純に強いカードをピックするのはもちろんですけど、2番手・3番手のカードを組み合わせてピックして、トップのカードより強くする、なんてところはドラフト独自の魅力だと感じました。

――それは何よりです。

　ドラフト中、疑問に思ったことは全部質問したんですけれど、それに「ここは〇〇だからこのカードを取るといいと思います」と、理由付きで答えてもらったのがわかりやすかったです。ピックは動画になるということですが、ブースタードラフト初心者さんにはぜひ見てもらいたいですね、私がいろいろなカードに誘惑されている様子も含めて（笑）。

【ドラフト・カードピック編】はこちらから！

――若林さんは積極的に攻めるビートダウンが得意ですが、今回はコントロールデッキになりました。使用したデッキの感想をお聞かせください。

　普段からビートダウン大好きということもあってか、難しかったです（笑）。ビートダウンだったらとりあえず全部マナを使って展開するところも、コントロールだと打ち消し用のマナを残すため、あえてクリーチャーを展開しないのが正解って状況も多くて……。考えることが多いですよね。

――コントロールデッキは受け身なぶん、ビートダウンより慎重にリスクを計算する必要がありますね。

　3回戦の1試合目で《精神腐敗》にうまくやられちゃいましたけど、次のゲームでは手札をうまく使いながら逆に《精神腐敗》を誘うプレイというのもできて、そこはコントロールならではの動きだなと思いました。ビートダウンデッキなら手札0枚にしちゃえばいいじゃん！　って開き直れるんですけどね（笑）。つくづくビートダウン脳だと思います。

――ブースタードラフト、そしてコントロールデッキのおもしろさを感じたいただけたならよかったと思います。『M14』のカードに触れるのは、ほぼ初めてということでしたが、こちらはいかがでしたか？

　それぞれの色の特徴がとってもわかりやすく出ていて、とっても初心者さん向けのいいセットだなと感じました。もうすぐ発売される『テーロス』も、とっても楽しみですが、まず『M14』をプレイして慣れてからいざ『テーロス』！　という流れもいいかもしれませんね！

■いよいよ今週『テーロス』が発売！■

　というわけで、ちょっと遅くなってしまいましたが『M14』ドラフトの後編をお届けいたしました！　まもなく『テーロス』が発売されますが、初心者の皆さんは『M14』で遊び方のコツをつかんでみるといいかもしれませんね。さて、若林さんの『MTG』対戦動画は、こちらのリストにまとめてあります。『M14』以外のセットを使った対戦動画もたくさんありますので、まだ見ていない人はぜひご覧ください。

　そして、若林さんのデッキに入って活躍したカードに直筆のサインとコメントを入れたものを3名にプレゼントいたします。プレゼントが欲しいという人は、下記のフォームのQ：3に“サイン入りカード希望”とお書き添えの上、応募してくださいね。もちろんその他にも、電撃MTGへのご要望など書いていただけるとうれしいです。締め切りは10月15日24：00まで。皆さま、ぜひぜひ応募してくださいね！

▲カードはこちらの3枚！　どれも若林さんのサインだけでなく、ついつい読みたくなっちゃうテキストも書いていただきました～。

電撃MTGへのご意見・ご要望はこちらから

(C)1995-2013 Wizards of the Coast LLC, a subsidiary of Hasbro, Inc. All Rights Reserved.
記事内イラスト：うさ城まに

データ

関連サイト

• 『マジック：ザ・ギャザリング』公式サイト
• 『マジック：ザ・ギャザリング』日本語公式サイト
• 電撃MTG