2013年9月20日（金）
Xbox Oneタイトルとして蘇った『クリムゾンドラゴン』プレイレポート――『パンツァードラグーン』シリーズの爽快感は健在【TGS2013】
千葉県の幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2013”。その中のマイクロソフトブースで、Xbox ONE用ソフト『Crimson Dragon（クリムゾンドラゴン）』を試遊してきたので、そのレポートをお届けする。
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『クリムゾンドラゴン』は、『パンツァードラグーン』シリーズを手がけた二木幸生さんがディレクターを務めるシューティングゲーム。Xbox 360のKinect用ソフトとして発表されていたが、今年のE3開催期間中に行われた“Xbox E3 2013 メディアブリーフィング”内で、本作がXbox ONE用ソフトとして開発中であることが発表された。
そんな本作だが、まずブースに行って一番驚いたのは、Kinectではなくコントローラで操作するソフトになっていたことだ。スタッフに確認してみたところ、Kinectに対応予定なのはボイスコマンドのみで、手振りなどによる操作に対応することはないとのことだった。
というわけで、本作は左スティックでドラゴンを、右スティックで照準をそれぞれ操作し、ショットを撃つというシンプルなスクロール型の3Dシューティングゲームに仕上がっていた。
体験版は、ステージを進んでいくストーリーミッションと巨大なボスを倒すボスミッションの2種類が用意されており、筆者はストーリーミッションを選択した。
体験版では2種類のショットが用意されており、1つ目はマルチロックオンが可能なショット、2つ目はロックオンはできないものの連射できるショットだ。これらはワンボタンでいつでも切り替えができる。ショットを使うとエネルギーを消費してしまうが、片方に切り替えている間は片方のエネルギーが回復する仕組みだ。
基本的にはマルチロックオンできるショットで十分クリア可能だったので、これをメインに進行。敵の攻撃をローリング回避などを使ってかわし、反撃を入れていく。また、自機のドラゴンの他にパートナーとなるドラゴンも一緒に連れて行くことができるようで、十字キーの上下で、パートナーの位置を、自分の前後に移動できた。このシステムがどういった効果を発揮するのかは説明がなかったのだが、なんとなく前にいてくれた方が安心するので、常に前方に置いておくことにした（笑）。
また、パートナーとともに、パートナースキルと呼ばれる強力な攻撃を放つこともできる。恐らくだが、このパートナーを入れ替えることでさまざまなスキルが使えるようになり、ステージ攻略に役立てられるというシステムなのではないだろうか。
ステージには、ところどころチェックポイントのようなものがあり、進んでいくことで細かいミッションが発生する。各ミッションごとに評価が行われ、ステージクリア時に総合的なランクが発表される。ちなみに体験版だったからかステージの難易度は低く、高いランクでも無難にクリアできた。
マルチロックオンによる攻撃やローリングでの回避など、『パンツァ－ドラグーン』シリーズの爽快感は健在だったので、シリーズのファンやシューティングゲーム好きは十分に楽しめる内容だろう。
■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2013年9月19日～20日 各日10：00～17：00
一般公開日……2013年9月21日～22日 各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売1,000円（税込）
※小学生以下は無料