News

2013年9月20日(金)

『ストライダー飛竜』は古きよきアクションと最新技術の結晶! 敵キャラの北風と南風も発表されたステージレポ【TGS2013】

文:電撃オンライン

 千葉の幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2013内カプコンブースにて、2014年に発売されるPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PC用ソフト『ストライダー飛竜』(PS4版は2014年2月22日に本体と同時発売)のステージが行われた。

『ストライダー飛竜』

 『ストライダー飛竜』は、1989年にアーケードタイトルとして誕生したアクションゲーム。本作は、そのゲーム性を継承しつつ、最新の3D描写で新生する“ハイスピード探索アクション”になる。光剣サイファーを携えた主人公の飛竜は、“冥王の暗殺”という指令を受け、広大なワールドを探索しながら戦いを繰り広げていく。飛竜がさまざまな“力”を手に入れることで、探索できるエリアは拡大するとのことだ。

 ステージに登壇したのは、プロデューサーのアンドリュー・サマンスキー氏。まず最初に、これまで発売された作品について紹介した後、本作の開発経緯や概要について、プレイデモを交えながら説明していった。

『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』
▲1989年にアーケードでリリースされた1作目『ストライダー飛竜』。美麗なグラフィック、自在なアクション、独特の世界観が好評を博した。
『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』
▲シリーズ2作目となる『ストライダー飛竜2』は、1999年にアーケード用として登場。キャラクターはドットで描かれているが、背景を3Dポリゴンで描くという手法をとっている。

 開発の経緯についてアンドリュー氏は、自分自身が好きだったことに加えて、ユーザーから声をもらったことと説明。開発に当たっては、昔のよさやオマージュを盛り込みつつ、完全新作として作ることを意識しているとのことだ。

『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』

 本作はシリーズのDNAを継承しつつ、最新の技術を導入して開発されている。オールドゲーマーだけでなく、初めてシリーズにさわる人でも楽しめる作品だという。攻撃であるサイファーはとにかくさわって気持ちよくなるように調整。初代から印象的な体術は、シリーズのものに加えて、新たなものも用意しているというので楽しみにしておこう。

『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』
▲本作から追加されたアクションの1つがクナイ。パワーアップすると、敵の動きを止めたり、空中の敵をしとめたりできるようになる。
『ストライダー飛竜』
▲“ストライダー”という暗殺集団のトップである飛竜。ベースとなるシルエットはそのままに、部分的なディテールを新たに描き起こしている。
『ストライダー飛竜』

 ここで、開発中のソフトを使いながらデモプレイすることに。多数のハードから発売される本作だが、今回はPS4版を使っていた。

『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』
▲サイファーに“リフレクト”の能力が付くことで、敵の飛び道具を跳ね返すことが可能。ステージを探索しながら、アイテムを入手していこう。
『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』
『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』
▲ここで、中ボスが登場。シリーズでおなじみのキャラクターということで、ステージを見ているオールドファンからは歓声があがった。
『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』
▲新たなアクションとして、ダブルジャンプを入手。入手したアクションを使うことで、行けるエリアが広がっていく。
『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』
▲『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズにも出ているため、そこからヒントをもらい、モーションや技を入れていることが明らかになった。

 先ほど登場したのは、ボスキャラクターの北風(ペイプー)と南風(ナンプー)。倒せたとしても、捨て台詞を残して去っていくという愛嬌(あいきょう)のあるキャラだ。シリーズをプレイしている人であれば「2人だけではないのでは?」と突っ込みがあがりそう。そんな気持ちを察したのか、アンドリュー氏は「他にもいますし、さらにサプライズもあります!」とコメント。続報に期待しておこう。

『ストライダー飛竜』 『ストライダー飛竜』

 東京ゲームショウ2013では、本作がプレイアブル出展されている。冒頭15分をプレイできるが、本来その時点では入っていないアクションが前倒しで入っている。探索を行い、中ボスを突破するとウロボロスが登場。「ぜひ、ボスを目指してください!」と、明日から足を運ぶであろうファンにメッセージを送った。

『ストライダー飛竜』

 会場にあるカプコンブース、SCEブース、マイクロソフトブースに本作は出展されている。カプコンブースではPS3版を、SCEブースではPS4版を、マイクロソフトブースではXbox 360版をプレイ可能。なお、カプコンブースで試遊した人には、オリジナルポストカードセットが配布される。

 「とにかくサクサク動いて、思うがままに操作できるように何度も調整してつくっています。ぜひプレイしてほしいです」というアンドリュー氏からファンへのメッセージを最後に、イベントは終了となった。

■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2013年9月19日~20日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2013年9月21日~22日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

(C)モト企画 (C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

データ

▼『ストライダー飛竜』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2014年
■希望小売価格:未定

関連サイト