開発陣の溢れんばかりのミク愛に取材陣もタジタジ!? 『初音ミク Project mirai 2』＆『-Project DIVA- F 2nd』ステージレポ【TGS2013】

文：電撃オンライン

　連日開催されている“東京ゲームショウ2013”のセガブース内“セガスタジオ”で20日、3DS用ソフト『初音ミク Project mirai 2』とPS Vita用ソフト『初音ミク -Project DIVA- F 2nd 』の開発メンバー陣によるステージが開催され、制作秘話やミクさんに対する熱い想いが語られた。ここでは、そのステージの模様をお届けする。

　ステージは2部構成になっており、前半は『初音ミク Project mirai 2』、後半は『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』の開発メンバー陣を招いたトークショウが行われた。また、それぞれのステージは中の人1号から、前半ステージは「ファミレスのランチタイムのようなワイワイ賑やかなノリ」、後半ステージは「ひなびた小料理屋のカウンターごしの会話のようなシュールなノリ」という無理難題な指令が下った。

　指令通りファミレス風のノリで始まった前半ステージでは、『初音ミク Project mirai 2』の開発陣で背景デザイナーをしている あさぽん氏と さよぽん氏、そしてプランナーの佐藤一樹氏が登壇。司会の方の質問に開発陣が答えていくというスタイルで進行。

　「『Project mirai』鉄の掟」はあるのでしょうか?　という問いには、3人ともに「ミクさんの可愛さを犯すものは何人たりとも許さん！」「ミクさんの可愛さ以外に一体なにがあるというのか……。これさえ守ればすべてが許されるのです」という意見で一致。さらに「私はどれだけミクさんを愛しているのか」という問いに対しては、「いつもミクさんのことを考えて仕事がしたい、ゲームが完成して仕事が終わるのが辛い」、「会社にきたら帰りたくなくなる、なぜならそこにはミクさんがいるから。うらやましいでしょ！」という答えも。訪れたファンもおもわず苦笑いが出るほど、開発にかけた驚異的な愛情が語られていった。

　また、開発陣へ届いたファンレターが読まれると「『Project mirai』に対するファンの熱い声に支えられて完成できました」と感謝の言葉が飛び出した。

▲途中、自身の愛を熱く語る開発陣をねぎらって、ミクダヨーさんがおしぼりを持って登場する場面も。

　つづいて、ひなびた小料理屋風のしっとりした雰囲気で行われた後半ステージでは、『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』のステージでは、プロデューサーの林誠司氏、そしてアシスタントとしてミクナノーさんが登壇。製作時の苦労話が語られた。

　林氏は「ミクさんには、たくさんのプロデューサーがいて、そういう方々を代表してゲームにするのはプレッシャーはあったが、自分もミク愛では負けないのでがんばってこられた」、「1作目は手探り状態で始まり、ファンの声を取り入れてシリーズを積み重ねて進化できました」と発言。プロデューサーはもちろん、ミクさんに関わるすべての人に対して感謝の言葉もあった。

▲ミクナノーさんは常時発言はなかったが、ビジネスデイ2日目で突かれている林氏の汗をぬぐって気を使う場面もみられた。

　また、『Project DIVA F 2nd』は、今までの楽曲をリメイクするという「これまでのDIVA」と、ダブルスクラッチやリンクスクラッチといった新しい試みによる「これからのDIVA」が共鳴する作品になると自身をもって答えていた。

▲前作に比べ、さらに奥行や光など表現技法がさらに強化されている点に注目してほしいとのこと。

■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
　ビジネスデイ……2013年9月19日～20日 各日10：00～17：00
　一般公開日……2013年9月21日～22日 各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売1,000円（税込）
※小学生以下は無料

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記載の商品名および社名は各社の登録商標です。
※タイトルロゴは仮のもの。

• 東京ゲームショウ2013特集ページはこちら（電撃オンライン）

データ

関連サイト

• 『初音ミク Project mirai 2』公式サイト
• 『初音ミク －Project DIVA－ F 2nd』公式サイト
• 東京ゲームショウ2013特集ページ（電撃オンライン）