News

2013年9月21日(土)

“ジョジョ オールスターバトルリーグ in TGS2013”に取材の合間に出場したら決勝ステージに立っていた。何を言(略【TGS2013】

文:カネキング

前へ 1 2

■お互いお腹を押さえていた決勝大会の舞台裏

 さて、まさかのメインステージ進出。いよいよ決勝大会です。ステージの舞台裏に通され、決勝戦の相手である“えんちょ”さんと『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』談議に華を咲かせますが、あまりの緊張にお互いお腹を押さえるという状態(笑)。女性の部のお2人も、かなり緊張している様子です。ちなみに女性の部では、東方定助と花京院典明が勝ち上がっているようでした。こちらの試合は残念ながら見られなかったのですが、かなりの接戦を定助が制したようですね。

東京ゲームショウ2013
▲女性の部は、どちらが勝ってもおかしくないような接戦だったようです。

 そしていよいよ決勝戦。決勝は、3R制の2R先取で勝ちというルールになります。えんちょさんが使うキャラクターは、東方仗助。仗助は使い手が少なく、対戦経験が少ないのでかなり不安でした。

東京ゲームショウ2013 東京ゲームショウ2013
▲ここで初めてスタンド使いに遭遇。ディオ、ディオ、ディオ、ワムウでしたからね(笑)。

 そして、その予感は的中することになります。1R目、えんちょさんは起き攻めに投げをガンガン使ってきます。しかし、仗助は一発が大きいのであえてガンガード。投げを垂直ジャンプでかわして反撃しようと思ったところで打撃が飛んできてしまい、1R目はほぼパーフェクトの状態で落としてしまいました……。

東京ゲームショウ2013 東京ゲームショウ2013
▲投げ抜けする勇気と覚悟が足りなかったようです……。後で考えると、いろいろと対抗策もあったのですが、対戦経験が足りませんでしたね。

 気を取り直して2ラウンド目。相変わらず投げに苦しめられますが、こちらの体力が4割を切ったあたりで相手の投げ間合い外から投げ返すことに成功。さらに、相手の飛び込みを神砂嵐できっちり落として、起き攻めに行きます。

東京ゲームショウ2013 東京ゲームショウ2013
▲困った時の神砂嵐! 頼りになります。

 ここから十分挽回できるところだったのですが――。チェーンビートからのキャンセルで“このワムウに殺される資格はあるッ!”が出ず、反撃をもらって負けてしまいました……。まさかこんな大事なところでコマンドミスをしてしまうとは……! しかし、1Rをほぼパーフェクトで落としている以上、えんちょさんの実力が上だったのだと思います。熱い試合をありがとうございました!

東京ゲームショウ2013 東京ゲームショウ2013
▲すごく残念……! せめて2R目は取り返したかったです。

 残念ながら2位という結果に終わり、賞品の出演者サイン色紙セットはえんちょさんの手に。僕はブチャラティのTシャツをもらいました。また大会があったら、今度こそ優勝したいです!

■DLCキャラクターが発表!

 激闘の後、ステージでは東方定助役の真殿光昭さん、松山さん、バンダイナムコゲームの新野プロデューサーがトークをしつつ、未発表のDLCキャラクターを公開しました。

 そのキャラとは、リサリサ、老ジョセフ・ジョースター、ナルシソ・アナスイ、ヴァニラ・アイス、『バオー来訪者』から参戦する“橋沢育朗”の5人。しかもうれしいことに、当初600円として発表されていた価格が、すべて半額の300円になることが決まったとのことです!

 個人的に注目なのはリサリサですね。数少ない女性キャラクターというだけでなく、すばやい攻撃による起き攻めが強力そうに見えるからです(笑)。9月26日の配信が、今からとても待ち遠しい!

■本作を持っている人はぜひ対戦を!

 こうして、ステージは松山さんたちによるお約束の「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」で幕を下ろしました。

 今回対戦してみて改めて思ったのですが、今作は対戦が本当におもしろいです。上級者同士の熱い読み合いは手に汗握りますし、初心者でも友だち同士で盛りあがれるはず。幸い、ボタン連打で派手なコンボを決められるイージービートもありますし、敷居はとても低いです。もし配信を見ていて、対戦してみたいと思ってもらえた人がいたら非常にうれしいです。

 ただ確かに、このゲームが満点かというとそうは思いません。先ほどのDIOやディアボロのコンボ抜けは絶対に次のバージョンアップで修正してほしいですし、他にもver1.02で弱体化してしまったキャラクターたちも、なんとかもとに戻してほしいと切実に願っています。

 しかし、そうやってあれこれ悩むのは、対戦をやってみてからでいいと思います。やっていると、これはどうなんだ? と思える部分にも解決策が見つかったりするので、そうやって思考錯誤しているうちに、楽しみ方が見えてくるはず。そして、これはどうしてもダメだという部分は、要望を出しつつ修正を待てばいいのです。

 というわけで、もしこのソフトを持っている人で対戦をしたことがないという人は、ぜひ一度チャレンジしてみてください! 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』は、対戦すると楽しい。たったひとつのシンプルな答えです。

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
(C)2013 NBGI

データ

関連サイト

前へ 1 2