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2013年9月23日(月)

『inFAMOUS: Second Son』の主人公・デルシンは他の超人の力を吸収できる? シニアプロデューサーへのインタビューをお届け【TGS2013】

文:電撃オンライン

 SCEがPS4で発売を予定している『inFAMOUS: Second Son(インファマス:セカンド・サン)』。超能力を得た主人公・デルシンを操作し、広大な街を駆け巡る、箱庭タイプの超能力ACTだ。

 今回、TGS2013に合わせてメディア向けのタイトルプレゼンが行われたので、その様子をお届けする。本作のシニアプロデューサー・Greg Phillips氏へのショートインタビューも合わせて掲載する。

 プレゼンは、本作の概要をGreg氏が解説するところからスタート。本作の舞台はシアトルとのことで、これは開発を担当する会社Sucker Punch Productionsがあるため、開発者たちがよく町並みを理解していることから選ばれたという。また、シアトルは雨がよく降る地域で、雨や水溜りといったものがPS4のパフォーマンスを試すのにも最適だという裏事情も語られた。

『inFAMOUS: Second Son』

 続いて、新公開となるトレーラーを視聴。新たに登場した意味深な女性の姿や、ネオンから電気を吸収し「新しい力ってサイコー」と調子付くデルシンの姿が公開された。どうやらデルシンは、火と煙の能力だけでなく、別の能力を手に入れることができるようだ。

『inFAMOUS: Second Son』

 トレーラーの終了後は、Greg氏が実際に実機デモを披露。デルシンと敵対するU.D.Pの隊員たちと戦闘を繰り広げた。内容自体は、過去のトレーラーで明らかになっているものと同じく、デルシンが煙となって敵の攻撃を避けたり、瞬時に場所を移動したりするもの、または手のひらから火球を飛ばし、建物や敵を吹き飛ばすものなどが中心。

 最後には、トレーラーでもお馴染みの、空高く舞い上がってから地面へ激突する必殺技で、敵の増援を倒してフィニッシュ! プレイ自体には目新しいものはなかったが、やはり実際に動いているさまを自分の目で見ると、PS4のスペックの高さには驚きを隠せなかった。

 今回のプレゼンでは、まだ発売まで期間があることもあって多くの情報は得られなかったものの、かなり自由度&満足度が高い作品になるという期待感は存分に感じることができた。

■ゲーム中ではDUAL SHOCK4のタッチパッドも使って進む場面もある

――主人公を、前作までのコールからデルシンに変更したのはなぜでしょうか?

 『2』のエンディングは2種類の終わり方がありますが、大雑把な統計では約70%の方がカルマを善の状態でクリアしていた、ということがあります。このルートではコールが死んでしまうのですが、多くの人がこちらのルートを選択したということで、私たちもそちらのエンディングを踏襲した形で『インファマス』をリブートしました。なので『セカンドサン』では、コールが死んでから7年後の世界が描かれています。

『inFAMOUS: Second Son』
▲本作のシニアプロデューサー・Greg Phillips(グレッグ・フィリップス)氏。

――コールは雷を操る力を持っていましたが、デルシンは炎と煙の力を持っています。なぜ新たな主人公のパワーとして炎と煙という要素を選んだのでしょうか?

 同じ電撃の能力を持っていると、「なんだ同じじゃん」と言われてしまうので、前提として能力を変える必要がありました。あとはトレーラーなどで見てもらえる通り、煙になって移動するというのはコールにはできなかった新しい動きです。単純にカッコイイからという理由もありますが(笑)。

――コールは発電機などでさらなる力を得ていましたが、デルシンはどのようにして能力が強化されるのでしょうか?

 壊れた車など、街のなかで発生している炎や煙を吸収することで強くなっていきます。

――トレーラーの最後に、デルシンがネオンの看板から電力を吸収しているような描写がありましたが、デルシンは別の能力も手に入れられるのでしょうか。

 デルシンの本当の能力は、他のコンジット(スーパーパワーを手にした超人)の力を吸収する、という能力なんです。今回のトレーラーで映っていたのは、ネオンの力を取り込んだところですね。

――『2』では、電線の上を走るなど、街中に電気を使ったギミックがありましたが、本作には何か炎を使ったギミックはありますか?

 前作は電撃を操るコールに合わせて街を作ったので電気を使用するギミックが多数ありました。本作では、デルシンの能力に合わせて街を作っているので、細かいギミックこそまだ言えませんが満足のいくアスレチックはできますよ。

――デモプレイのなかで、D.U.P(統一保護局※敵対組織)のトラックから何かを引き出して破壊していましたが、あれはなんでしょう?

 あのトラックの中にはD.U.Pのコミュニケーションハブという装置が積まれており、破壊することでD.U.Pの“目”をつぶすことができます。D.U.Pは街中を監視カメラで監視しており、コミュニケーションハブを中継して連絡を取っているんですね。詳しくは言えませんが、そのコアを破壊することで、一帯のエリアのD.U.Pの戦力を低下させるような働きを持っています。

『inFAMOUS: Second Son』

――D.U.Pのトラックからコミュニティハブのコアを取り出す際に、DUALSHOCK 4のタッチパッドで操作を行っていましたが、ほかにもタッチパッドを使用した操作はありますか?

 タッチパッドの操作を取り入れたのは、よりキャラクターとの一体感を味わってもらいたいからです。例をあげれば、トレーラーにあった指紋認証をする場面で、プレイヤーがタッチパッドに指を乗せるなどですね。よりキャラクターに感情移入することができますよ。

――D.U.Pはコンジットたちとどのような関係なのでしょうか?

 『2』の終わりでコンジットたちが大暴れしてしまい、一般の人たちがコンジットに対して恐怖を覚えてしまいました。そこで、コンジットたちに対する警察のような役割として生まれたのがD.U.Pという組織です。

――ハードがPS3からPS4に変わったことで、『インファマス』シリーズでは何が大きく変わったのでしょうか?

 エンジンを作りなおして、ライティングや水溜りの表現、パーティクル(細かい光やホコリの粒のような表現)などが断然キレイになっています。また、実際のゲームプレイの部分では、DUALSHOCK 4を利用することで、これまでとは違った操作が楽しめます。それと、新しいプラットフォームになったことを機に、ストーリー的にも一新して全体的なリフレッシュを図っています。

――リフレッシュということは、前作をプレイしていなくても楽しめるのでしょうか?

 『1』と『2』ではコールという主人公に焦点を当てて作っていました。『セカンドサン』については、世界観としては同じ世界ですが、必ずしも過去作をプレイしていないとわからないということはありません。ただ、過去作をプレイしていることで、より物語を楽しめる部分はありますね。

――カルマシステムは近作も健在でしょうか?

 はい、前作同様存在しています。プレイヤーの選択が、物語の行方やデルシンの成長に関わってきますよ。

――最後に、本作を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします

 過去作をプレイしたことがあるプレイヤーは、ぜひPS4といっしょに最新作を手にとって、エンジョイしてもらえればと思います。もちろん、新しいプレイヤーも大歓迎ですので、PS4の性能とともに存分に楽しんでください!

『inFAMOUS: Second Son』
▲最後にポーズをお願いしたら、こんなCoooooolなポーズを! 拳の周囲から吹き飛ぶ地面が見えてきそうだ

(C)2013 Sony Computer Entertainment America LLC. inFAMOUS Second Son is a trademark of Sony Computer Entertainment America LLC. Developed by Sucker Punch Productions LLC. The Space Needle is a registered trademark of Space Needle LLC and is used under license.

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