2013年9月25日(水)
――E3トレーラーの日本語版で、オセロットを演じる三上哲さんのボイスが公開されました。三上さんを起用した理由は何だったのでしょう?
かっこいいからですよ! 『シャーロック』大好きです。英語版オセロットのトロイ・ベイカーさんが、すごい男前な人で、本当の声はああではないのですが、声をつぶして無理矢理オセロットのあの声にしています。日本語版もベイカーさんのようなテイストで行こうと思っていろいろなテイクを録ったんですけど、三上さんのカンバーバッチ風な演技が「やっぱりこれか」と思って決定しました。「これで女性ファン来る!」みたいな(笑)。
※『シャーロック』……イギリス・BBC製作のテレビドラマ。日本ではNHK BSプレミアム他にて放送。コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを下敷きとしながら、現代を舞台としている。主人公であるシャーロック・ホームズを演じるのはベネディクト・カンバーバッチさんで、同人物の日本語吹替における担当声優は三上哲さん。
※残虐表現の含まれた【RED BAND】はこちら
オセロットは毎回声優さんを変えてますけど……あいつだけ今回、秘密があって(立場が)ニュートラルなんですよ。ちょっと特殊なキャラなので、三上さんと相談してあのようにしました。
もともと『メタル』というのは、大塚明夫さんの声があって、日本語を録ってから英語を録っていましたが、今回はキーファー・サザーランドさんとか、もとの顔をキャプチャーしているアクターさんが皆日本人ではありません。
リップシンクも英語で撮っているので、今回の日本語はアフレコになります。本当は、あの人たちが日本語を喋れるのはおかしいじゃないですか。そこまで(グラフィックの)精度が上がっているんです。でも、今までの『メタル』は日本の声優さんをもとに作っていたので、アフレコをしています。当然、大塚さん=スネークです。
本来ならばアフレコじゃなくて『バイオハザード』みたいに字幕のほうが、あれだけシワとか筋肉とかをシミュレーションしているので収まりがいいのですが、『メタル』は日本語でやっています。
――今回のプレイデモには、初代『MGS』から引用したセリフがありましたが、これはデモ用の特別版なのでしょうか?
あれはそうですけど……いいとこ突いてますね。まあ、そのうちに。
(C)Konami Digital Entertainment
※編注:一部表記の誤りを修正しました(2013/09/26)
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