『進撃の巨人』でコーディネートされた『ジーククローネ』大交流祭をレポート！ 巨人くんをじゃんけんで駆逐

文：ファイ

　グリーエンターテインメントプロダクツから発売されている“ジーククローネ 大交流祭”が9月29日に秋葉原の“カラオケパセラAKIBAマルチエンターテインメント”で開催された。

　『ジーククローネ』は9月26日に『進撃の巨人』のスターターデッキが発売されており、このイベントも『進撃の巨人』にちなんだコーディネートが随所に見られた。

■ライバルを駆逐して、人類最初の公式大会優勝を目指す！

　この大交流祭は、第1弾タイトル“聖戦ケルベロス”の公式大会とフリーファイトの2つを軸に実施。特に公式大会は初めての開催ということもあって、多くの参加者が初代チャンピオンを目指し参加していた。

　一般的に公式大会というと、広い会場にたくさんの参加者がいるといったイメージが多いと思う。しかし、今回の大交流祭ではプレイ環境に重点が置かれているようで、広いテーブルやソファなどでくつろぎなら対戦を行うことができた。

▲公式大会の様子。テーブルの間隔が非常に広く、快適なプレイができるようになっている。

　また、今回は『進撃の巨人』のスターターデッキ発売に合わせてということもあり、ディーラー（『ジーククローネ』の初心者講習をしてくれるスタッフのこと）の方も『進撃の巨人』に登場する調査兵団の制服で迎えてくれた。さらには『進撃の巨人』の公式コスプレイヤーの方や宣伝隊長の“巨人くん”も来場し、大いに盛り上がった。

　会場内では一部スペースで飲食が可能となっており、ユーザーの方々は飲食をしながら対戦をしたり、カードゲーム談義に花を咲かせたりと、各々に交流イベントを満喫していた

　対戦以外にも、コスプレイヤーさんの撮影会や巨人くんによるじゃんけん大会など、対戦のみのイベントとはまた趣の異なる、TCGで知り合った仲間と楽しむイベントに仕上がっていたのが印象深い。

▲ティーチングの様子。さまざまな服装で参加しているのがわかる。		▲スタッフのデッキの中身を披露している隣の席では、カードを片手に飲食をするユーザー。

▲じゃんけんであっさり一般市民に駆逐される巨人くん。勝率は2割程度だったようだ。		▲ノリノリで行われた撮影会。手持ちの携帯電話で撮影しているユーザーも多かった。

　フリーファイトコーナーでは、スタッフやディーラーが一般ユーザーに声をかけて対戦をしていたり、ユーザー同士のアツイ駆け引きを見守っていたりしていた。過去に電撃オンラインと2度対戦した、原田プロデューサーや井上ディレクターも積極的にユーザーと対戦をしており、さまざまな意見交換を行っていたようだ。

▲原田プロデューサーは対戦していたユーザーからの生の意見に、真摯に耳を傾けていた。		▲相変わらず手札運の悩みは尽きない模様の井上ディレクター。

▲電撃オンラインの宿敵、開発の斎藤さん。そして、そんなすべてを知り尽くした男に挑むユーザー。

　午前中から行われた公式大会は予選4回戦、午後に決勝トーナメント3回戦の合計7回戦が行われた。途中でさまざまなイベントが行われたりしながらの開催で、予選で敗退してしまったユーザーも最後まで楽しめるように工夫されていた。

▲予選4回戦、決勝トーナメント3回戦の頂点が決まる戦い。多くのギャラリーが見守る。

　決勝戦の後、原田プロデューサーから第1弾の『聖戦ケルベロス』を振り返っての感想や、ユーザーからの意見を受けての今度の展開についてなどのあいさつ。第3弾タイトルの『絶対防衛レヴィアタン』が来年の初頭に発売になる予定であることや、第4弾タイトルはすでに決定済みで、近いうちに公開できる見込みであるといった新情報もあった。

▲あいさつをする原田プロデューサー。第1弾の課題となった封入率などの改善をしっかりとユーザーに約束していた。

　『ジーククローネ』では、今回のような“ユーザーが対戦を楽しめるイベント”ではなく“ユーザーが楽しい1日を過ごせるイベント”を今後も3カ月から半年に1回を目処に開催していくという。そして、東京だけでなく他の地方でも行いたいとのことだ。人気タイトルが発売される、『ジーククローネ』の今後の展開に期待したい。

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