2013年10月2日(水)
セガは、10月10日に発売するPS3/PS Vita用ソフト『サカつく プロサッカークラブをつくろう!』のスカウトシステムについて公開した。
本作は、自分のクラブチームを指揮して世界の頂点を目指すサッカークラブ経営シミュレーションゲーム『サカつく』のシリーズ最新作。さまざまな演出や背景がHD画質で表現され、大迫力の試合シーンが繰り広げられる。試合実況は、フリーアナウンサーである八塚浩(やつづか ひろし)さんが担当している。
クラブの強化に欠かせない選手獲得の方法は大きく2種類。スカウトが作成したリストの中から選ぶ“スカウトリスト”と、世界中のクラブから好きな選手を指定する“直接交渉”がある。
移籍金の交渉は済んだ状態となり、選手との年俸交渉に成功すれば契約が成立する。直接交渉と比べて交渉の難易度は低く、移籍金も安価になっている。なお、スカウトが作成するリストには以下の3種類がある。
1. 自国枠選手:外国籍扱いにならない選手をリストアップ
2. 外国枠選手:外国籍扱いの選手をリストアップ
3. 未所属選手:クラブに未所属かつ、移籍金が発生しない選手をリストアップ
移籍金交渉と年俸交渉の両方に成功する必要があり、スカウトリストから契約するよりも難易度は高い。最大のメリットは、後述する“秘密交渉”によって放出拒否選手を獲得できる可能性があることだ。ただし、自クラブの格が低かったり、相手クラブとの友好度が低かったりすると交渉が成功しにくく、場合によっては交渉そのものが不可能になることも。
▲選手との巧みな交渉術も監督の腕の見せどころ。希望している金額の年俸2,480万円を提示すればすぐさま契約は成立するが……。 |
▲選手がクラブに対して望んでいることを読み取って値切り交渉。的確な説得ができれば出費を抑えることができる。 |
上記の選手の獲得や選手のリストアップとは別に、スカウトには“リストアップ強化”、“若手発掘”、“秘密交渉”といった3つの指示が出せる。
スカウトリストに全力を注がせる。スカウトは質の高い選手の発掘および、移籍金を安くすることに務める。なお、こちらから特に指示を出さない場合は“リストアップ強化”が自動で行われる。
16~18歳の有望若手選手に関する噂を調査させることで、ユース年代選手の獲得が可能になる。噂の信憑性が低く、地域が遠いほど調査に必要な期間が長くなる。
▲獲得した若手選手はユースに入団する。調査の途中で別の若手選手の噂を聞きつけたり、他のクラブから高額な育成費用を請求する横やりが入ったりすることも……。 |
また、噂の信憑性が高いか低いかは“情報提供者”に依存し、獲得選手に大きな影響をもたらす。信憑性の高い噂からは、スーパースターは引き当てられないものの、良い選手を高確率で獲得できる。信憑性が低いと、調査が無駄骨になる可能性が高いが、稀にスーパースターを発掘できるといった利点がある。
▽情報提供者の特徴
・横柄なGM
GMだけあって情報の確度は高い。選手を発見しやすく、質も安定している。
・敏腕の代理人
選手に関する情報は豊富に持っている。選手を発見しやすいが、選手の質にバラつきがある。
・飲んだくれオヤジ
酔っぱらっているため、信頼に欠ける怪しい情報が多い。選手を発見しづらいが、大当たりの選手が発掘できることも!?
クラブが放出を拒否している選手に対して特殊なアプローチを行ない、獲得を狙う。自クラブの選手に説得させたり、特殊な契約オプションを付けたりと、さまざまなアプローチができ、どれが有効かは選手によって異なる。
▽アプローチの例
・選手に説得を頼む
交渉相手を説得できそうな自クラブの選手が説得を行なう。
・年間出場数を約束
国内リーグ戦の70%以上の試合起用を条件に交渉する。
・移籍の自由を約束
移籍後に選手へ移籍オファーが来た場合に選手の意思を尊重する。
・キャプテンを約束
キャプテンとして20試合以上の出場を条件に交渉する。
・友人の移籍を約束
選手が指名する他クラブ選手の移籍を条件に交渉する。
・業界ウケを狙う
サッカー業界を支えるブランド選手として、産業系プロモーションに3回以上の起用を条件に交渉する。
▲1回の交渉で選手にアプローチできるチャンスは4回。うまく交渉して選手の移籍意思がたまれば契約成立となる。 |
▲選手を獲得できればクラブの強化は間違いなし!? 秘密交渉は、相手クラブとの友好関係が悪くなるので注意して実行しよう。 |
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