2013年10月10日(木)
セガが、2014年2月22日に発売するPS4/PS3用ソフト『龍が如く 維新!』。その登場人物を紹介する。
本タイトルは、伝説の極道・桐生一馬を主人公として生々しい人間ドラマを描いてきたアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの最新作。現代劇であるナンバリングタイトルとは趣を変え、桐生一馬の内面を持った坂本龍馬、そして“坂本龍馬=斎藤一”という切り口から、新たな幕末の物語を描いている。また、シリーズで人気のキャラクターたちも、それぞれ新選組や勤王志士などに属する歴史上の人物となってゲーム中に登場する。坂本龍馬と斎藤一が同一人物として描かれている本作の背景や序章については、9月6日の記事を参照してほしい。
今回の記事では、坂本龍馬の生まれた土佐に関係する人物たちを紹介していく。龍馬の人生に大きな影響を与える吉田東洋をはじめ、ともに東洋の導きを受けた武市半平太など、龍馬(斎藤一)の抱えるドラマに深く関わる人物たちばかりなので、ぜひ予習しておいてほしい。
~成すべきことを求めあがく、土佐の“龍”~
土佐でも最も身分の低い“郷士”の生まれ。武市半平太ら同じ境遇の若者たちが藩を変えるべく奔走する中、自分の成すべきことを見出せず苦悩している。だが、その剣の腕は土佐でも随一で、江戸での剣術修行を許されるほどである。
江戸から戻ると、剣の腕を見込まれて、吉田東洋、武市半平太とともに、藩の改革に向けて動き出すことになる。だが、すべての準備が整った革命前夜に、吉田東洋が何者かに殺されるという事件が起こる。その犯人とされた龍馬は、脱藩を余儀なくされ、以後、彼の人生は大きく動き始めるのだった。
~龍馬の育ての親にして土佐の最重要人物~
土佐藩の参政。大殿・山内容堂の懐刀と呼ばるほどの切れ者で、名実ともに藩の中心人物である。そのため、表向きは土佐において最も厳格な支配者であると見なされ、恐れられている。しかし、真の彼は正義感にあふれた情に厚い男であり、この理不尽な支配体制を誰よりも憎んでいた。
東洋は、差別を受け親を失った下層階級の子どもたちを引き取り、密かに支援する活動を長年続けてきた。すべては、この藩を変える人材を育むために。そうして育った1人が坂本龍馬であり、その兄貴分である武市半平太だった。
しかし、土佐を変えようと動き出す革命の前夜、東洋は凶刃に倒れる。その死は、龍馬と武市、2人の“息子”の人生を大きく狂わせていく……。
→龍馬と同じく東洋に導かれた“武市半平太”や
人斬り“以蔵”、やがて龍馬と無二の友になる“中岡慎太郎”を紹介(2ページ目へ)
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