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2013年10月8日(火)

WCG 2013『LEAGUE OF LEGENDS』の国内最強チームは“Rampage(ランページ)”! 本戦は中国で11月28日に開幕

文:電撃オンライン

 世界最大のeスポーツイベント“World Cyber Games 2013”において、ロジクールは10月5日に行われた『LEAGUE OF LEGENDS』日本予選大会のレポートを公開した。

※以下、メーカー様からの情報をもとに記事を掲載しております。

 「eスポーツ※1 におけるオリンピック」と称される『World Cyber Games※2(以下WCG)2013「League of Legends※3(以下LoL)」』の日本代表予選オフライン決勝大会が2013年10月5日(土)「ALIENWARE ARENA in アイ・カフェAKIBA PLACE」(秋葉原)にて開催されました。

WCG 2013『LEAGUE OF LEGENDS』

 「WCG 2013」は中国・昆山で、11月28日から12月1日まで3日間にわたって開催されます。この世界大会本戦出場をかけた、今回の日本予選決勝大会は、運営を三光パートナーズ株式会社、特別協賛として株式会社ロジクール(以下ロジクール)、協賛にはALIENWARE という体制で行われました。

 本大会の優勝チームは、圧倒的な強さを見せ付けた「Rampage」(ランページ)に決まりました。大会終了後、インタビューに応じた「Rampage」リーダーのHarakiriBoyさんは「世界大会でベスト4に入りたい。日本にも強いLoLプレーヤーがいるということを世界に見せたい。」と力強く述べました。

WCG 2013『LEAGUE OF LEGENDS』 WCG 2013『LEAGUE OF LEGENDS』
▲圧倒的な強さで優勝を決め、世界大会出場に弾みを付けた「Rampage」▲「ベスト4入り」を目標に掲げた「Rampage」リーダーHarakiriBoyさん

※1:「electronic-sports」を語源とする、対戦型コンピューターゲームやビデオゲームで行なわれる競技。
※2:全世界のゲームプレーヤーが一堂に会する、ギネス認定の世界最大のeスポーツイベント。
※3:アメリカのRiot Games社からリリースされているプレーヤー人口約7,000万人を誇るオンラインゲーム。

 会場には、13時頃からLoLファン約120人が観戦に駆けつけ、スーパープレーやファインプレーには、歓声や拍手で応えるなど、21時まで続いた本大会を最後まで盛り上げ続けました。また、観戦者にはカップルや女性のLoLファンの姿も多く見受けられ、「LoLはキャラクターデザインがかわいく、1試合あたりの時間が30~40 分と、他のオンラインゲームと比べて手軽に遊べるのがいい」と、笑顔でLoLの魅力を語ってくれました。

 公式チャンネルで配信が行われたニコニコ生放送では、延べ9万人のLoLファンが、日本最高峰の激戦に熱い視線を送っていました。また、繰り広げられる高度なテクニックや戦術の応酬に、感嘆のコメントや意見が飛び交う様子はスポーツそのもの。本放送におけるコメント総数は22,024に達し、視聴者同士の密なやりとりとともに、試合が観戦されたことがわかります。

WCG 2013『LEAGUE OF LEGENDS』
▲ハイレベルな戦いに息を呑む、来場した約120人のLoLファン

 大きな盛り上がりの中、フィナーレを迎えた「WCG 2013 LoL 日本予選大会」ですが、日本国内におけるeスポーツの普及や認知はまだまだ発展途上です。

 本大会の運営責任者、井上隆三氏は大会を振り返り「大成功だった。初めてのLoLのオフライン大会だったが、選手たちの熱量がすごかった。他のスポーツ競技と一緒で、選手たちが熱くプレーしている姿を見て、今後のeスポーツの普及に確信が持てた」と感想を述べる一方、「実況解説者の人材や、本気で取り組むチーム、そしてそういうチームのマネージャーが足りない」と今後のeスポーツ振興に向けての課題も挙げました。

 また、本大会の特別協賛を行ったロジクールのクラスターマーケティングマネージャー古澤明仁氏は「ゲームをすることの敷居を下げたい。ゲームが認められる世の中になり、PCデバイスをサッカーや野球におけるシューズやグローブ、ウェアの位置付けにしたい」と語り、今後もeスポーツ普及に向けたサポートを積極的に行っていく意思を表明しました。

WCG 2013『LEAGUE OF LEGENDS』 WCG 2013『LEAGUE OF LEGENDS』
▲WCG 2013 LoL 日本代表予選 運営責任者 井上隆三氏▲特別協賛を行った、ロジクールクラスターマーケティングマネージャー 古澤明仁氏

 LoL発祥国であり、eスポーツ大国でもあるアメリカでは8月19日、LoLをプロスポーツとして認定し、LoL公式大会の出場選手にはプロアスリートビザを発行することを明らかにしました。また、近い将来のオリンピックを目標に、eスポーツのオリンピック正式種目入りを目指す動きも活発化しています。

 日本は現状では、残念ながらeスポーツの世界において欧米や中国・韓国などの後塵を拝しています。しかし、遠くない将来にeスポーツの強豪国・先進国の仲間入りができるよう、ロジクールはeスポーツの普及・向上をサポートしていきます。

■WCG 日本代表予選決勝大会概要
・日時:10月5日(土)13時~21時
・会場への来場者数:約120人以上
・ニコニコ生放送視聴者数:延べ90,000人
・総コメント数:22,024コメント
・大会参加者:16チーム(100名以上)
・大会ページ登録者数:200名以上

■eスポーツについて
 1990年代後半頃から世界中で賞金のかかった大会が開催されており、欧米や中国、韓国などでは多数のプロチームやプロリーグが存在しています。日本でも「eスポーツ学生連盟」が発足するなど、競技人口は460万人以上(「ファミ通ゲーム白書2011」調べ)に達しており、国内外で注目度が高まってきています。

■「WORLD CYBER GAMES 2013」について
 WCGは今年で開催13年目を迎えます。2013年度の本戦大会開催地は中国・昆山です。2012年度大会は韓国・釜山で本戦が行われ、40カ国500人以上のゲーマーが集結しました。4 日間で110,000人以上が来場し、18カ国317名のプレスの方々が取材に訪れました。WCGは、その規模や多国籍にわたる参加選手の様相から「eスポーツにおけるオリンピック」と例えられています。

■「LEAGUE OF LEGENDS」について
 「LEAGUE OF LEGENDS」は、Riot Games社(本社:アメリカ ロサンゼルス、代表取締役社長:Brandon Beck)からリリースされている、RTS(リアルタイムストラテジー)のオンラインゲームであり、世界のプレーヤー人口は約7,000万人、平均同時接続人数は300万人もの規模を誇っています。また、世界各地で大会が開催されており、世界一を決める大会の賞金総額は500万ドル以上になるなど、今、世界で最も人気のオンラインゲームタイトルの一つです。

■Logicool Gについて
 「Logicool G」シリーズは、PCゲーミングマウスやゲーミングキーボードなど、PCゲーミングの周辺機器業界をリードするロジクールの最新技術を搭載し、ゲームに勝つことを追求した自信作で、ゲーム中、操作の快適性をフルに味わっていただける製品です。デザイン性とユーザビリティを兼ね揃えたこの「Logicool G」シリーズは、充実したラインアップで、あらゆるジャンルのゲームを愛するコアユーザーの方に満足していただける製品を取り揃えています。

■ロジクールについて
 株式会社ロジクールは、スイス連邦に本社を置く人々にデジタルエクスペリエンスを提供する世界的なリーディング企業、Logitech International が100%出資する日本法人です。さまざまなプラットフォームに対応する多彩なハードウェアとソフトウェアを通じて、デジタル機器を使った生活をより快適なものにします。コンピュータのコントロールをはじめとして、ミュージックやビデオ、ゲーム、ソーシャルネットワーキング、インターネット コミュニケーション、ビデオセキュリティ、ホームエンターテインメントコントロールなど多岐にわたる製品、サービスを提供しています。

 Logitech Internationalは1981年に創設されたスイス連邦の株式公開企業であり、スイス証券取引所(SIX:LOGN)とNASDAQ Global Select Market(LOGI)に上場しています。詳細はhttp://www.logicool.co.jpをご覧ください。

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