2013年10月10日(木)
国際連合非常招集総会。平時のそれは世界各国の首脳が集い、政治や経済について論議、方針を決定する会議である。しかし、非常招集されたこの日の議題は通常とは異なり、先ごろ発生した「ギア消失事件」に端を発する「謎の軍団によるイリュリア連王国首都襲撃事件」――すなわち公称を「バプテスマス13(サーティーン)」事件と定められた一連の事件について論じられることになっていた。
この会議は加盟国の各国首脳は勿論(もちろん)、著名な学者や識者が一同に介し、その数は数百名にも及ぶ大規模なものとなっていた。事件の被害状況報告、真相の究明討論、今後の復興の段取りや世界の民衆に対する報道内容など、多岐の項目を数日にわたって密に協議するために設けられた緊急集会であった。
その会議の冒頭――今回の事件の直接的な被害国の王であり、全世界において最も影響力と発言力とを備える人物――イリュリア連王国・初代国王カイ=キスクの口から発せられた次の一言は、数百名に及ぶ列席者全てを一様に驚愕させるものであった。
あざといヒキでごめんなさい! カイの発言、気になりますよね? 続きは記念本でということで! ……てか、この小説を読むと、『ギルティギア イグザード サイン』にはきっと、あのキャラやあのキャラが登場するんだろうなあと、いろいろ妄想できちゃうと思います。
▲ちなみに一部の小説にはオリジナルの挿絵も掲載しています。 |
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