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2013年10月9日(水)

世界一のアニメイベントを目指して――“AnimeJapan 2014”が来年3月22日・23日に開催!

文:てけおん

 2014年3月22日・23日に、東京ビッグサイト 東展示棟 東1~6ホールにて、アニメイベント“AnimeJapan 2014”が開催されることが明らかになった。

“AnimeJapan 2014”

 これは、本日10月9日にAnimeJapan実行委員会が発表したイベントで、毎年3月に開催されていた“東京国際アニメフェア(以下、TAF)”と“アニメ コンテンツ エキスポ(以下、ACE)”を再発展・統合したもの。2日間の開催の中で、ユーザー向け・ビジネス向けの施策を併設し、国内外アニメファン、国内外ライセンシー・バイヤーなどに向けた世界最大級のアニメイベントを目指すという。実行委員会は以下の通り。

●アニプレックス ●アニメイト ●KADOKAWA
●キングレコード ●サテライト ●サンライズ
●ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
●小学館集英社プロダクション ●手塚プロダクション
●東映アニメーション ●トムス・エンタテインメント
●日本アドシステムズ ●日本アニメーション
●バンダイビジュアル ●ぴえろ ●プロダクション・アイジー
●フロンティアワークス ●ポニーキャニオン ●マーベラスAQL
●日本動画協会

 本日行われた発表会では、“TAF”と“ACE”が統合したことについての経緯も説明された。以前からイベントの単一開催について、“TAF”側と“ACE”側とで協議していたそうで、もっともいい形で開催できる方法ということで、新たなイベント“AnimeJapan 2014”を行うことになったとのこと。

 また、“TAF”では実行委員長であった東京都知事が、“AnimeJapan 2014”で名前が外されていることについても説明が行われた。かねてから“TAF”の運営を民間に移行していた流れがベースとしてあり、“AnimeJapan 2014”の話が出たことで、実行委員会を完全に民間に移行することに踏み切ったという。

“AnimeJapan 2014”
▲高橋氏

 実際のイベントについては、これから決まっていくようだが、現状では来場目標を2日間で10万人に設定(※ちなみに“TAF”は4日間で約10万人、“ACE”は2日間で約7万人が来場)し、「4つから5つのイベント用ステージを場内に設置する(アニプレックス・高橋祐馬氏)」と発表した。

“AnimeJapan 2014”
▲布川委員長

 開催を2日間にしたことについては、布川郁司委員長がコメント。「海外のバイヤーはビジネスデイが終わると帰ってしまうのがほとんど。海外のバイヤーに、商談だけでなく国内外のファンがどれだけ盛り上がっているのかを実際に見てもらう場所にしたい」とのこと。より効果的な形で日本のアニメの魅力を海外バイヤーに知ってもらうことが目的のようだ。

 アニメファンからすると、ごく近い日程で連続開催されていたイベントが単一開催になるのはうれしいところ。ただ、4つから5つのステージがあることや、会場そのものが広くなったことから(※“TAF”の会場は東京ビッグサイト 東展示棟 東1~3ホール)、注目しているステージイベントやコンテンツをしっかり見ることができるのかという、うれしい悩みも発生しそうだ。

 詳しいイベント概要などについては、今後公式サイトなどを通じて発表していくとのことなので、アニメファンは注目していてもらいたい。

“AnimeJapan 2014”
▲こちらは本日の発表会に登壇した実行委員。

■“AnimeJapan 2014”開催概要
【開催日】2014年3月22日・23日 9:00~17:00
【会場】東京ビッグサイト 東展示棟 東1~6ホール

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