2013年10月18日(金)
セガが、2014年2月22日に発売するPS4/PS3用ソフト『龍が如く 維新!』。そのキャラクター紹介記事・第3回をお届けする。
『龍が如く』は、伝説の極道・桐生一馬を主人公として生々しい人間ドラマを描いてきたアクションアドベンチャーゲーム。そのシリーズ最新作『龍が如く 維新!』は、現代劇であるナンバリングタイトルとは時代を変え、桐生一馬の内面を持った“坂本龍馬”が幕末の激動を生き抜いていく。桐生の人生になぞらえて親殺しの罪で追われる龍馬が、“斎藤一”と名を偽って京を舞台に犯人探しを繰り広げる切り口も特徴だ。また、シリーズで人気のキャラクターたちも、それぞれ新選組や勤王志士などに属する歴史上の人物となって作中に登場する。
▲坂本龍馬。土佐で吉田東洋の導きを受け、ともに藩の改革に乗り出そうとするが、東洋の死により人生を大きく変える。 | ▲斎藤一。東洋殺しの汚名を被せられ、京に潜伏した龍馬本人。親にも等しい東洋を殺した何者かを追い、新選組の中にその手がかりをつかむ。 |
本日の記事では、斎藤一を名乗る龍馬が、犯人の手がかりを得るために潜り込んだ集団“新選組”で出会う人物たちを、前回に続いて紹介する。ピックアップする人物は、五番隊から十番隊までの隊長までと、監察(密偵やスパイのような役割)の山崎だ。龍馬の故郷・土佐にまつわる人物は10月10日の記事を、新選組の局長以下四番隊の隊長までは10月11日の記事を参照してほしい。龍馬が斎藤一と同一人物として語られる背景については、9月6日の記事にて掲載している。なお、第4回の記事では、幕府・薩摩藩・長州藩など大局に関わる組織の人物を紹介していく予定だ。
~兵術を操る妖しき頭脳派~
光州流軍学と呼ばれる兵術を極め、部下を率いた集団での戦闘に長けた五番隊の隊長。そのため単独で戦闘に臨むことは多くないが、その剣の腕も確かだという。鋭い顔立ちに似合わず、常に扇子を手放さない洒落者でもある。
五番隊の隊士は、“訓練”と称して武田と2人きりになることがよくあるらしいが、そこでどんな訓練が行われているのかは、五番隊隊士の誰1人として口を開こうとしない。龍馬が武田の目に留まれば、龍馬も“訓練”の対象になるかもしれないが、果たして……?
~老い衰えたかつての剣豪~
六番隊を預かる、隊長の中では最年長。かつては相当な使い手だったが、寄る年波には勝てず、今や“無用の六番隊長”とさげすまれるまで衰えたと言われる。
しかし、当人はそんな評判を一向に気にしている様子もなく、淡々と若い隊長への指導に当たっており、新選組の小姑(こじゅうと)として煙たがられている。その一方で、局長の近藤に最も近い人物とも言われており、一筋縄ではいかない人物であることだけは確かだ。
~猪突猛進する切り込み隊長~
七番隊の隊長。九番隊の鈴木と並び、新選組幹部の中でも特に金にどん欲な男である。隊長の立場を悪用して、さまざまな利益を得ている。
手柄を得るため、戦闘では常に先陣を切って敵の渦中に飛び込む無鉄砲な性格だが、常に生還することからその実力は確か。手柄を競って鈴木と対立することが多く、それに巻き込まれた標的は、大抵ズタズタにされて殺されてしまうという。
→味方にも恐れられる剣士・藤堂平助や
新選組の暗部を担う山崎烝など、残る新選組幹部を紹介(2ページ目へ)
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