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2013年10月23日(水)

『スーパーロボット大戦Operation Extend』全8章そろったから本気出す! シリーズ最大級の本作の見どころを紹介【前編】

文:まさん

 シリーズ初のダウンロード専用タイトルとして、バンダイナムコゲームスから配信中のPSP用ソフト『スーパーロボット大戦Operation Extend(以下、スパロボOE)』。今回の『スーパーロボット大戦』特集では、『スパロボ』シリーズ大好きライター・まさんが、全8章の壮大なボリュームで展開する本作の魅力を2回にわたってお届け! まずは、第1~4章の魅力を解説していきます。

『スーパーロボット大戦Operation Extend』

 全8章(1章ごとに約20~30ステージ収録)のシナリオが、連載漫画のように継続して配信されるという、シリーズ初の試みが導入された『スパロボOE』。ダウンロード専売タイトルであることと、Wiiで発売された3Dスパロボ最高傑作『スパロボNEO』をベースとした“3D系スパロボ”ということもあり、シリーズは好きだけどまだ手を出していない、なんて人もいるのではないでしょうか?

 『スパロボ』は2D系が有名なせいか、3D系はあまりなじみがない人もいそうですが、3Dだからといって手を出さないのは本当にもったいない! システムはもちろん、本作は参戦作品の扱いやシナリオも大胆で、“いつもの『スパロボ』”とはひと味もふた味も違う楽しさを秘めているのですから。

 というわけで、今回から2回に渡って、各章ごとの参戦作品やシナリオを中心に本作の魅力を語っていきたいと思います。なお、システムも魅力的で素晴らしいのですが、すでに“過去の記事”で語られているので、気になる人はそちらを参照してください。

【今から始めるスパロボOE】プレイまでの手順編
【今から始めるスパロボOE】システム解説編

『スーパーロボット大戦Operation Extend』 『スーパーロボット大戦Operation Extend』

【第1章】1年戦争にパトレイバーに、ケロロ軍曹まで次々と自軍に加入!

【第1章に登場する作品】

☆『天元突破グレンラガン』
 『装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』
☆『蒼き流星SPTレイズナー』
☆『絶対無敵ライジンオー』
 『元気爆発ガンバルガー』
 『熱血最強ゴウザウラー』
 『完全勝利ダイテイオー』
 『覇王大系リューナイト』
☆『ケロロ軍曹』
 『ゾイド -ZOIDS-』
☆『機動戦士ガンダム』
☆『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』
 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』
 『機動武闘伝Gガンダム』
 『新機動戦記ガンダムW』
 『機動戦士ガンダム00』
☆『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』
☆『真マジンガー衝撃!Z編』
☆『機動警察パトレイバー』
 『機動警察パトレイバー 劇場版』
☆『マクロスF』
☆『戦国魔神ゴーショーグン』
☆『超獣機神 ダンクーガ』
 『NG騎士ラムネ&40』

※☆マークの作品は、1章で正式に味方として合流する作品

 物語の始まりとなる第1章は、主人公の草薙征士郎とパートナーの八重垣ひまりが、本作オリジナルの組織“コネクト・フォース”で出会うところから始まります。この主人公とパートナーは8章にわたる長い付き合いになるのですが、どちらも個人的に好感度の高い常識人と後輩でイヤミがなく、ラストまで気持ちよく彼らに付き合ってプレイできました。刀を使った戦いが得意な“エグザート”という複座型のオリジナル機体もカッコよく、オリジナル系が目当てな人も満足できると思います。

 普通に常識があってマジメでカタブツ。しかも民間で定職についている主人公という設定は、意外と今までの『スパロボ』ではいなかったので新鮮ですね。男女パートナーということで、いずれ彼らがバカップルになっていくのかと思うとニヤニヤできますよ。

 さて、そんな彼らが『機動戦士ガンダム』の1年戦争や『機動警察パトレイバー』の事件に介入しながら、少しずつ仲間を増やしていくのが第1章の流れになります。

 ここでシリーズファンなら「ん?」と思ったかもしれませんが、そうです。今回はガンダムシリーズの中心的な作品が初代『機動戦士ガンダム』なのです! 『スパロボ』だとアムロが“逆襲のシャア』(今回は第5章のDLCで登場)から参戦することが多かったのですが、やはりガンダムといえばファースト。

 今回は序盤から後半まで、ファーストのシナリオをじっくり堪能できるのです。すでに同じ3D系の『スパロボGC』や『スパロボXO』で『機動戦士ガンダム』は参戦しているのですが、今回はちょっと変化球。前半の1章こそ原作に近いシナリオで再現されるものの、後半に行くにしたがって原作ファンびっくりのオリジナル展開になっていくのです。

 このシナリオの変化がシリーズに慣れている人ほどびっくりするのですが、楽しみを奪うのでここでは自重しておくことにしましょう。いや、ほんとすごいんですよ。だってクワトロとシャアが同時進行で出てくるし、ジオンと……おっと、いけない、いけない。

『スーパーロボット大戦Operation Extend』 『スーパーロボット大戦Operation Extend』
▲ファーストガンダムの機体が久しぶりに参戦! ちなみに、今回はガンダムよりも、長射程の遠距離武器を持つガンタンクのほうがシステムの恩恵もあって驚異的。ガンタンクが活躍できる『スパロボ』なんてかなり珍しいので、タンク系MSファンならフル改造必須ですね!

 なお、本筋となるシナリオはきちんとありますが、さすがに全8章もあるので、メインとなるシナリオ以外はインターミッションがあっさり目です。サブ系のシナリオはナレーションで状況説明をしてから飛ばしていくので、長丁場ではあるものの、サクサクと遊べます。逆にメインシナリオはしっかりと濃く描かれていたりと、全体的にメリハリが効いています。

 話自体も『機動戦士ガンダム』や『装甲騎兵ボトムズ』、『ゾイド-ZOIDES-』などのベースとなる作品以外はバッサリと豪快にカット。基本的に、原作終了後参戦だったり、主役&ライバル回りしか出ないという英断を行っています。原作をあまり再現しない分、他の作品はかなり自由な形で物語に絡みます。たまには、こういう大胆なやり方もアリですね。

 逆に、新規参戦はしっかりと話に絡んでくるので話数も参戦キャラもボリュームたっぷり! 実写版も決まって、最近盛り上がりを見せている新規参戦作品『機動警察パトレイバー』も、序盤から大活躍します。

 原作では本当は射撃がうまいのに、コクピットを狙えないせいではずしまくっていた2号機パイロットの太田も、民間人を相手にしないのでその本領を発揮。1号機の野明はワイヤーで敵を捕縛して反撃を封じたりと、“軍隊じゃないから兵器としては弱いが、知恵と勇気で器用に立ち回る”原作らしさが再現されていて10年もののパトファンである自分も納得の再現度です。

 それと、前期と後期の両方の主題歌をBGMに設定できるのにも感涙。パトに限らず参戦作品はめちゃくちゃ多いのに、どの作品もBGMが妥協せずチョイスもシブくて本当に“わかってる”んですよ。

 パトレイバーは新規参戦だけに参戦機体も多く、グリフォンや内海課長といったシャフトの企画7課の面々から劇場版の機体まで幅広く登場するのもいいですね。劇場版は『1』のみの参戦ですが、初参戦でこれだけ再現してくれるなら大満足!

『スーパーロボット大戦Operation Extend』 『スーパーロボット大戦Operation Extend』
▲『機動警察パトレイバー』の面々は攻撃力こそ低いものの、“パトランプ”で気力を低下させたり、野明の“ワイヤー捕縛”で反撃を無効化しつつ援護攻撃でトドメを刺してもらったりと、使い勝手は優秀。器用さがウリのイングラムらしい戦い方ですね。
『スーパーロボット大戦Operation Extend』 『スーパーロボット大戦Operation Extend』
▲原作BGMの再現度は言わずもがな。原作の音楽だと勘違いしてしまうほどに、イメージがぴったりなオリジナルBGMも3D系スパロボの魅力です。確認のために、サントラCDを引っ張り出して聴き比べてしまうほど。

 1章で仲間になる新規参戦作品は、『機動警察パトレイバー』の他に『ケロロ軍曹』があります。こちらは、別宇宙から出張してきたというか迷い込んできたゲスト参戦に近い形式。とはいえ、大好きなガンダムに絡んでくるなど、非常にケロロらしいイベントを繰り広げてくれます。ファンならニヤリとできることうけあいなので、注目してほしいポイントですね。

 なお、この章では仲間になる作品こそ少な目ですが、その代わりにスポット参戦で顔見せする作品が多め。どれも2章以降で仲間になりますが、スポット参戦でもオプションのBGMやロボット閲覧に登録されるのでファンはBGMを効きつつ、参戦する章まで進めていきましょう。

『スーパーロボット大戦Operation Extend』 『スーパーロボット大戦Operation Extend』
▲『スパロボ』参戦を予想できた人は恐らくいない『ケロロ軍曹』。原作のイメージを壊さず、それでいて『スパロボ』にも予想外にマッチしています。戦闘曲の『ケロっ!とマーチ』の再現っぷりも素晴らしすぎて、文句のつけようがありません。
『スーパーロボット大戦Operation Extend』 『スーパーロボット大戦Operation Extend』
▲『天元突破グレンラガン』は子ども時代のシモンが参戦。そのせいか、エルドランシリーズによくなじんでいます。しかも、今回はファン待望の“あの人が生きている”ルートですよ! なぜか一緒にブータとヨーコが乗っている(原作でシモンと2人乗りをした話はありましたが)おかげで、驚異の4人乗りスーパーロボット状態なのもウレシイ!

→第2章の舞台は外宇宙!
ゾイドやボトムズも参戦し、物語は一気に過熱!(2ページ目へ)

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(C)2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS
(C)2009 永井豪/ダイナミック企画・くろがね屋

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データ

▼『スーパーロボット大戦Operation Extend(オペレーション エクステンド)』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP(ダウンロード専用)
■ジャンル:SRPG
■配信日:第1章 2013年7月18日
■価格:各章 各1,000円(税込)/全8章パック 5,980円(税込)/ダウンロードカード版 5,980円
※第1章は9月30日までの限定で500円(税込)。
※全8章パックはダウンロードカードによる販売あり。

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