2013年10月31日(木)
集まった13人の超高校級の高校生。“ロールカード(役職カード)”と、キャラカードを配ってゲーム開始です。キャラカードにも固有の能力が書かれているのですが、“いーじぃモード”では使いません。あくまで、“なりきり”のためのカードです。
▲『1』の登場キャラクター。モノクマは便宜上ここに配置しましたが、『2』にも登場します。 |
▲こちらは『2』。キャラカードはランダムで配られますが、どうしてもやりたいキャラがいるならそれで遊んでもオッケー。“なりきり”優先で楽しみましょう! |
『1』と『2』を分けて遊ぶこともできますし、今回のように混ぜて遊ぶことも可。ちなみにキャラカードは、ネタバレになってしまうようなあんなキャラやこんなキャラも含まれているので、たとえばモノクマを抱きかかえながら「うぷぷぷ」となりきり遊びをすることもできます。ご安心ください。
ちなみに、僕の手元に来たキャラカードは、超高校級の“メカニック”左右田和一君。超高校級の“王女”ソニアに貢いでしまうという、原作を再現した能力ですね。今回は使いませんが……。そして、肝心の役職ですが、なんと“裏切者”を引き当てました! うまくクロをサポートしなくてはならないという、難しい役職ですね。続いてゲームの流れを確認します。
▲いきなり裏切者になってしまいました。しかし、どうやってクロを助ければいいのやら……。 |
今作は、
・朝時間:クロの襲撃の被害者を確認
・昼時間:【殺人事件発生】学級裁判(ノンストップ議論→おしおきする人に投票)
【死亡者ナシ】ブリーフィングタイム(事件の調査や議論を行う)
・夜時間:アルターエゴ(判別)やクロ(襲撃)の活動
という3つのパートを繰り返して進めていくことになります。学級裁判では、手掛かりをもとに推理を行い、最終的に誰か1人を投票により決定しておしおき(処刑)することになります。夜時間には能力者が活動を行います。クロが襲撃先を決定したり、アルターエゴが誰かを判別したり、モノミがクロの襲撃から生徒を護衛したりします。
▲『人狼』は情報を整理して、矛盾を探していくことになりますが、初心者は覚えることが多くて混乱しがち。今回はゲームの進行をホワイトボードで管理してもらいつつ、アドバイスをもらいながらプレイしました。 |
それではいよいよゲームスタート! 全員が目をつむり、ゲームマスターのモノクマの指示に従って、アルターエゴやクロなど特殊な能力をもったプレイヤーが順番に呼ばれて目を覚まます。モノクマは、どのプレイヤーがどの役割についているのかをチェックしながら、クロに今夜の襲撃先を尋ねます。こうして夜が明けると――!
死んでいたのは、終里赤音さんでした。このゲームでは、死んでしまった人間はもうゲームに参加することはできません……。始まったばかりですが、お疲れ様でした。
しかしいきなりロールプレイをぶった切ってすみませんが、終里さんの中の人は、電撃オンラインが人数合わせにと連れてきたゲストさんなのです。いわばこの場で一番殺してはならない人間。「人数が多いほうがいいと思ったので、お忙しいところきてもらったんですよー」「そうなんですか! よろしくお願いしますー」というさっきのやり取りはなんだったのか!
というわけでノンストップ議論開始。容疑は当然アルジャーノンプロダクトさんサイドに向けられます。さすがに電撃オンラインの中に、自分で呼んだゲストをいきなり殺せる勇者はおりません。
僕は裏切者なので、犯人が誰か知っています。皆さんお察しの通り、アルジャーノンプロダクト側の人が演じる、超高校級の風紀委員こと石丸清多夏くんです。ゲームが始まって5分。すでに大きな風紀の乱れを感じていますが、変に擁護すると僕も疑われそうなので、全力で「犯人は絶対アルジャーノンさんの誰かです!」と話に乗っかります。
制限時間が経過し、おしおきを受ける人を投票で選ぶことに。みんな「せーのっ」で、怪しい人を一斉に指します。が、なぜかここでまたも電撃オンラインの2人(が演じる辺古山と苗木)が同率1位に! いやあの、アルジャーノンさん VS 電撃オンラインじゃないですからね! まぁどちらもシロなので、個人的にはオイシイ展開なのですが……。決選投票の結果、超高校級の“剣道家”辺古山ペコが死亡……。翌朝には超高校級の”同人作家”山田一二三くんが死亡し、2回目の議論開始です。
まだまだ手掛かりが少ないですが、ここで「わたしこそがアルターエゴです。エスパーですから。」という超高校級の”アイドル”舞園さやかさんが名乗り出てきます! 舞園さんによると、なんと僕は“絶望サイド”の人間だそうです。大正解です(泣)。「それは違うよ!」と他の裏切り者がかばってくれればよかったのですが、特に助けられることもなく、議論の余地なし! 成すがままにおしおきとなってしまいました……。僕は死んでしまいましたが、まぁクロが生き残ってくれればゲームとしては勝利となります。そして翌朝、アルターエゴだと名乗り出た舞園さんがクロに襲われて死亡……。
続く学級裁判のノンストップ議論中、ここまで一切口を開いていなかった霧切さんが「さっき左右田くん(筆者のこと)に投票しなかった人が怪しい!」と言い出します。その結果、なぜか舞園さんを指さしていた苗木君(シロ)がおしおきという結果に……。こうして、アルジャーノンさんの見事な連係プレーにより、電撃オンラインは見事に全滅! そしてクロが最後に超高校級の“ギャンブラー”セレスティア・ルーデンベルクを殺害して4人殺害という勝利条件を達成したのでした。
いやいやいやいや! そういうゲームじゃないからこれ! まぁ、勝ったからいいんですけどね。
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