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2013年11月4日(月)

モンハンフェスタ’13 名古屋大会をレポート! ガララアジャラは億万長者でイャンクックは世界を制する!?

文:まり蔵

■開発者チャレンジクエスト

モンハンフェスタ’13 名古屋大会

 モンハンフェスタ’13 名古屋大会のオープニングを飾った“開発者チャレンジクエスト”。『モンスターハンター4』の辻本良三プロデューサー、藤岡要ディレクター、徳田優也プランナーと、カプコンの小嶋慎太郎プロデューサーの4人がクエストに挑むおなじみのコーナーだ。先の東京大会ではゴア・マガラ(下位)の狩猟に失敗し、罰ゲームとして全員がハチミツとクモの巣をすべて売却させられる事態となった。

 今回のクエストは、高難度のティガレックス(下位)の討伐。制限時間は10分で、全員頭+護石のみの装備でチャレンジすることに。さらに辻本さんの「ここでお見せするのは、あくまで仲のいい友人とのプレイです。オンライン上やイベントで出会った人とのプレイでは絶対にしないでくださいね!」という発言が、波乱の展開を予感させる。

モンハンフェスタ’13 名古屋大会 モンハンフェスタ’13 名古屋大会
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▲頭装備は何を着けてもいいとのことで、徳田さんはリオソウルヘルム、小嶋さんはミヅハ【烏帽子】を着用。

 クエストがスタートすると、まず辻本さんが他の人の分のホットドリンクをゲットし、他の3名からブーイングが起こる。さらに、関係のないところで閃光玉を使う、ようやく出会ったティガレックスにこやし玉を投げる、けむり玉で味方を攪乱(かくらん)するとやりたい放題。ティガレックスにほとんどダメージを与えられないまま、制限時間の半分が過ぎてしまう。ここで、辻本さんから罰ゲームの内容が「今着けている装備を売却する」と発表された。

 せっかくの装備を売ることになってはたまらないと、藤岡さん、徳田さん、小嶋さんが奮闘するものの、辻本さんの妨害は続き、結局制限時間内に討伐できず。泣く泣く装備を売ることに。小嶋さんがミヅハ【烏帽子】と回避性能+3&広域+11の護石を売却した時は、観客から同情の声が上がっていた。ちなみに辻本さんが売却した装備は、リノプロヘルムと本気+1の護石だった。

モンハンフェスタ’13 名古屋大会 モンハンフェスタ’13 名古屋大会 モンハンフェスタ’13 名古屋大会
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■スペシャルステージ

モンハンフェスタ’13 名古屋大会

 スペシャルステージは、最新コラボ情報の告知からスタート。東京大会でも発表されたナンジャタウンやすき家、一番くじ、『ガイストクラッシャー』などのコラボ情報が次々と公開された。また、10周年アニバーサリー企画の第1弾として、2014年2月1日~5月11日にユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催される“モンスターハンター・ザ・リアル2014”についても、改めて紹介された。

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 続いて、俳優の岡田義徳さんとお笑い芸人の柳原哲也さん(アメリカザリガニ)が登場し、トークやチャレンジクエストを行った。岡田さんと柳原さんは、11月2日よりテレビ東京で放映が始まったTV番組『モンハンぷらす 一(ひと)狩りいこうぜ!4』でMCを務めている。柳原さんは、「いい大人が必死で『モンスターハンター4』を遊んでいます!」と番組の見どころをアピールしていた。

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 最新作『モンスターハンター4』のプレイ状況を聞かれた柳原さんは、「ハンターランクは4、プレイ時間は100時間くらい」と返答。クエストを一からきちんとクリアしていかないと気が済まない性格とのことで、地道に進めているという。一方の岡田さんはすでにハンターランク60に到達しており、総プレイ時間は250時間くらいとのことだ。

 2人ともシリーズ作品をずっとプレイしていることもあり、一般参加者2名とともに挑んだガララアジャラの討伐は落ち着いてプレイ。岡田さんはチャージアックス、柳原さんはハンマーを手に危なげなくクリアして、観客に『モンハン』グッズなどをプレゼントしていた。

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■教えて藤岡先生! ハンターライフ講座

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 藤岡先生こと藤岡要ディレクターと助手の小嶋慎太郎プロデューサーが、『モンスターハンター4』の世界観やモンスターの生態を紹介していくコーナー“教えて藤岡先生! ハンターライフ講座”。今回はプレイヤーに深くかかわってくる筆頭ハンターたちや、原生林に登場するモンスターについて紹介された。

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▲筆頭ハンターたちはギルド専属で、護衛などの特殊な任務を行うハンターだ。

 原生林は、うっそうとした森が広がるステージで、実は巨大なモンスターの死体が苗床になっているという。そのため微生物が繁殖し、それらを補食する生物たちによって豊かな生態系が形成されている。

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 この原生林に登場するモンスターとして、絞蛇竜(こうだりゅう)ガララアジャラ、怪鳥イャンクック、黒狼鳥(こくろうちょう)イャンガルルガの3頭が紹介された。ガララアジャラは露骨にヘビの形をしており、これだけ体の長いモンスターは初めてだという。一時期狩られすぎて絶滅の危機に瀕していたのではないかと噂(?)されたイャンクックは、渡り鳥のような暖かい場所に渡っていく習性があるとのこと。クンチュウがお気に入りで、クエスト中でもよく食べているのを見かける。

 イャンクックを追いかけ回すことでおなじみのイャンガルルガは、イャンクック同様にクンチュウなどの虫を好んで食べる性質を持つ。しかし虫を探すのがあまり得意でないため、虫を見つけることに長けているイャンクックの後を追って、虫を手に入れているようだ。その説明を受けた小嶋さんは、「つまりお前(イャンクック)のモノはオレ(イャンガルルガ)のモノってことですね」と、イャンガルルガの好戦的な性格に納得していたようだった。

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 ひと通りの解説が終わると、人気占い師のゲッターズ飯田さんが登場し、モンスターの手相(足跡?)占いをすることに。藤岡さんは「占えるんですか……?」と懐疑的だったが、飯田さんによるとガララアジャラは億万長者の手相で、宝くじを買ったら当たるという。ただ頭脳線が途中で切れているそうで、「ガララアジャラは、大学を途中で辞めるんですが、社会に出て思い直し、もう一度勉強をし直すタイプですね。あと長男で、結構いい家の子です」と話し、会場を爆笑の渦に巻き込んでいた。

 一方のイャンクックは、自分の希望や願いが叶いやすいタイプだという。姓名判断では“天下取りの名前”であり、いろいろ苦労をするが最終的には「(イャンクックが)この世界を制覇します」という驚きのコメントが飯田さんから飛び出した。他にも人の好き嫌いが激しく、一度友だちになるとしつこいが拒絶するとトコトン拒絶するとのこと。これを受けて藤岡さんは、「あー、イャンガルルガのことは嫌いなんでしょうねぇ」としみじみコメントしていた。

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→次のページでは、狩王決定戦の名古屋大会決勝をレポート!(3ページ目へ)

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

データ

▼『モンスターハンター4』ダウンロード版
■メーカー:カプコン
■対応機種:3DS
■ジャンル:ACT
■配信日:2013年9月14日
■価格:5,990円(税込)

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