【乃亜流ゲームコラム 第4回】PS3『WHITE ALBUM2』のプレイで感じたものとは？ 高校生のキスに幻想をいだいていた冬の思い出

文：乃亜

　現役のセクシー女優であり、コアなゲーマーとしても知られる乃亜様が、自らのゲームライフをつづる“乃亜流ゲームコラム”。第4回は、乃亜様が最近ハマっているTVアニメの原作ゲームについて、冬の思い出とともに感じる想いを語ります。

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ごきげんよう、乃亜です。

　HRは102です。えー？　防御ですかぁ？　……ちょっと恥ずかしいけど、上からぁ、84・64・76・86・85。好きな部位はぁ、……アタマかな。得意な武器は笛で、好きな旋律は攻撃大です。好みのハンターのタイプは、位置取りのうまい人。

　はい。まだ狩りを続けております。寒さは寂しさに繋がるのでしょうか。夜になると特に人恋しくなってしまい、上手な方々とプレイしたくなってしまうのです。やだ、私ったら。夜の笛吹き名人ね、うふふ。

　とはいっても、ロスサントスとカロス地方を行ったり来たりと多忙な毎日なので、狩りに出る時間は激減してしまったのですが……。

　そうそう、夜はいつも狩りを楽しんでいるわけでもなくて、土曜の夜だけは狩りよりも楽しみにしていることがあります。私のTwitterを見てくれている方はお気付きだとは思います。アニメ版『WHITE ALBUM2（ホワイトアルバム2）』です。

　アクアプラスの『WHITE ALBUM2』。私が風邪をこじらせていた昨年のクリスマスから正月あたりにPS3の『WHITE ALBUM2 幸せの向こう側』をプレイし、夢中になった作品です。風邪と寒さからくる寂しさを感じながら、心細い状態で心理描写の細やかなこのタイトルをプレイしていると、込み上げてくるものがあったわけです。

　恋愛ADVというジャンルはあまりプレイしないので、他もそうなのかもしれませんが、テキスト量の多さに驚きました。『WHITE ALBUM2』の世界を覗き見る気持ちでプレイするのが礼儀作法でしょうから、オートモードでボイスもじっくり楽しみました。

　スキップしたりもせず、心の声や繰り返し同じことが書いてあるような解説もじっくり読み、飽きることなくハマってしまえる没入感のすごさ。一見、なんでもなさそうな背景がズームされスライドされ、そこに効果的なBGM。

　キャラクターの表情や台詞以外にも、サウンドや演出がこんなにも引き込ませる要因になっているとは、これまで気づきもしませんでした。もちろん、モーションポートレート技術の芸術的な滑らかさで、表情や仕草が変化していく様も、素晴らしいものでした。

　音楽も、私はあまり興味がないはずなのに、気がつくとサントラを購入していました。楽曲のよし悪しはわかりませんが、素晴らしいものなのでしょう。雪の日に『WHITE ALBUM2』のサントラを聴きながら散歩すると、悲しい恋をしているような錯覚を起こし、自己陶酔を楽しむことができるので、オススメですよ。

『WHITE ALBUM2』のキスシーンに
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