2013年11月16日(土)
操縦者:アイビス・ダグラス |
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恒星間航行計画“プロジェクトTD”で開発された宙間航行・宇宙環境作業用アーマードモジュール。両脇に高性能テスラ・ドライブを2基搭載しており、運動性や機動性は他の追随を許さない。PS2『第2次スーパーロボット大戦α』のリアル系女性主人公の機体として初登場した。
どの武装も攻撃力こそ低めなものの、出が早い。中でも射撃武器は優秀で、射撃Iのバースト・レールガンは、ベーシックな射撃武器ながらバツグンの使いやすさ。また、射撃IIのCTM-02スピキュールもホーミング性能の高さが光る優秀な武装だ。
他にも、攻撃力は低いが回り込む動きで敵を翻弄(ほんろう)できる特殊武器の90mmGGキャノン(ローリング)などを合間に織り込んでいけば、機体のスピードも手伝ってお手本のようなヒット&アウェイ戦法で戦えるだろう。
▲非常に使いやすいバースト・レールガン。弾数も10発とそこそこあるので、攻撃の起点として活躍させよう。 |
▲格闘武器のソニック・セイバー。出が早く、最大4連撃までつながる優秀な武装。近距離戦では、この武装を中心に切り抜けていきたい。 |
必殺技Iは、上空からターゲットめがけて射撃するGアクセルドライバー。上空に上がるタイミングで回避される危険もあるが、ホーミング性能も高めなので全弾外すことはまずない。必殺技IIは、ミサイル連射から強力な突進攻撃につなげるマニューバーGRaMXs。いわゆるコンボ系の必殺技で、初撃のミサイル連射が当たれば最後まで攻撃がつながるところが魅力的。
▲Gアクセルドライバーは攻撃範囲も広めなので、密集状態で放てば複数の敵にダメージを与えられるのも大きなメリットだ。 |
設定通り、高速戦闘が楽しめるアルテリオン。ブースト性能も優れており、気を配れば戦闘中ほとんどブースト状態で戦うこともできる。さらに、機体固有能力の一時ブースト無限で、再出撃時に一定時間ブーストゲージが減らなくなる。再出撃という点に、なんとなくアイビスらしさを感じる能力だ。短所としては、必殺技以外の武装の攻撃力が低めな点。一撃の攻撃力よりも、そのスピードを活かした手数で勝負しよう。
【開発陣からのコメント】
高運動性の射撃機体なので、アウトレンジからの攻撃が基本となります。ですが、ソニック・セイバーと90mmGGキャノン(ローリング)で近距離戦もこなせます。CTM-02スピキュール、CTM-07プロミネンスは相手の行動を制限できる武器なので、積極的に使うといいでしょう。
Gアクセルドライバーはかなりの遠間でも当てることができますが、全弾ヒットは難しく、過信は禁物です。マニューバーGRaMXsは至近距離での使用になりますが、威力的にも性能的にも優秀な攻撃ですので、近距離での切り札となります。
操縦者:ヒューゴ・メディオ |
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ツェントル・プロジェクトで開発されたTEアブゾーバーの試作6号機。運動性が高く、中・遠距離での戦闘を得意とする。PS2の『スーパーロボット大戦MX』の主人公機として初登場した。
武装の多くがコンボに派生させやすく、攻撃力は低めだがヒット数でダメージをかせぐことができる機体。特殊武器のコーティング・ソード(ダッシュ)は2連撃、強攻撃のコーティング・ソード(強)は3連撃まで追加入力でコンボがつながる。また、射撃IIのマシンガン・ポッドはポッド射出中も本体は個別に行動できるため、ポッドをおとりにして攻撃するといったトリッキーな使い方がおもしろい。
▲射撃Iのラディカル・レールガンは、攻撃力も低く速射性もないので、牽制として使うといい。遠距離だと回避されやすいので、近距離~中距離で使っていきたい。 |
▲格闘武器のコーティング・ソードは、2連撃まで派生する。ただし、武器の振りが大きくスキも大きいので、乱戦時だと使いにくいのがタマにキズ。 |
必殺技Iは、マシンガン・ポッドを射出しつつコーティング・ソードで斬りつけるコンボ技のマシンガン・ポッド(強)。初撃が当たれば、コンボの最後までつながる。必殺技IIは、前方に攻撃を照射するターミナス・キャノン。照射した攻撃そのものが太いうえに、攻撃時間も長いので使いやすい必殺技だ。
▲前方の長射程に攻撃を放つ必殺技、ターミナス・キャノン。ある程度のホーミング性能もあるので、当てやすいところもポイントだ。 |
中コスト機ということでタフさはないが、運動性が高いのでスピードはそこそこ。ただ、機体固有能力で再出撃するたびに装甲が上昇していくので防御面はやや安心できる(とはいえ、2回も撃墜されるとキツいのだが……)。基本は射撃で威嚇しつつ、中距離からの格闘武器でコンボをつなげるという戦い方がオススメだ。
【開発陣からのコメント】
バランス型ながら、射撃戦と格闘戦がはっきり分かれている機体となっています。攻撃の起点はマシンガン・ポッドで、敵機の行動を制限しつつ、射撃か3種の格闘攻撃を使って行く戦法が有効です。コーティング・ソード(ダッシュ)は、やや長い間合いを詰めることができるので、初撃に向いています。
ただし、3種の格闘攻撃はどれも他の格闘につながらないので、ステップキャンセルしてつないでいく必要があります。必殺技であるターミナス・キャノンは威力、飛距離、追尾性が優秀で、使いやすくなっています。
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