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2013年11月17日(日)

橋本環奈さんがコスプレ姿で登壇した『解放少女 SIN』のイベント“女子高生大統領出馬演説”をレポート! 高橋名人は16連射を披露!?

文:皐月誠

 本日11月17日、東京都・新宿ステーションスクエアにて、MAGES.のゲーム&音楽ブランド5pb.のPS3用ソフト『解放少女 SIN』のイベント“女子高生大統領出馬演説”が開催された。

『解放少女 SIN』
▲新宿駅東口に『解放少女 SIN』が大きく登場!

 12月5日に発売される『解放少女 SIN』は、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一さんが手掛けたシューティングゲーム『解放少女』の続編を、5pb.がアドベンチャーゲームとして製作したタイトル。須田さんの作り出した独特の世界観を踏襲しつつ、新日本国・第2代大統領の大空翔子を補佐する“海堂清人”を主人公に、新たな物語が描かれている。

 ステージとして用意された選挙カーの上へ最初に登壇したのは、“高橋名人”ことMAGES.の高橋利幸さん。次にアイドルグループ“Rev.fromDVL”の橋本環奈さんが、“一日補佐官”として『解放少女 SIN』のメインヒロインである大空翔子の制服姿で登場した。橋本さんは、「小っちゃいけれど態度はデカい橋本環奈です」とおなじみのフレーズで自己紹介を行い、観衆を沸かせていた。

 1999年生まれの橋本さんは、1959年生まれの名人とはちょうど40歳差。名人の活躍どころかファミリーコンピュータすら名前しか知らない橋本さんに、名人はトークの節々でジェネレーションギャップを感じている模様だった。

『解放少女 SIN』

 続いて、倭守役の仙台エリさんと、オルガ役の山本彩乃さんが登壇。今遊んでいるゲームや、16連射にまつわるエピソードなど、名人とのゲーム談義に花を咲かせていた。

『解放少女 SIN』
▲仙台さんの「16連射したかったです」という発言を受けて、手すりに向けて16連射を実演する高橋名人。

 今回のイベントでは、以上の4人が街頭演説で政策を宣言するようなスタイルにて、『解放少女 SIN』の紹介が行われた。

■第1の政策:重厚なストーリーをお届けします

 本作のストーリーは非常にボリューミーで、仙台さんと山本さんいわく台本は電話帳に匹敵するサイズ、台詞数は5,000ワードほどあったとのこと。開発スタッフからは“ストーリーを読むだけでも70時間を超える”との紹介もあったそうで、スケールの大きさが察せられる。

 『解放少女 SIN』はアドベンチャーゲームなため、どこまでのストーリー紹介がネタバレにならないのかは難しいところ。そこで、選挙カー上で進行を補佐していたMAGES.の西村卓也プロデューサーが急きょストーリーを解説することに。西村プロデューサーからは、“現在から約100年後の世界で、大気中に撒かれたミスティクルによって特殊な能力を得た少年少女たちが政治で活躍する”という、本作の基本設定が紹介された。

■第2の政策:多彩なキャラクターを登場させます

 こちらでは、パネルを用いて主な登場キャラクターたちを紹介。前述の通り“どこまで明かせるか”が難しい本作だが、名人が西村プロデューサーに“各女性キャラクターとの恋愛要素はあるのか?”といった旨の質問したところ、西村プロデューサーからは「ないとは言わない」という回答が発せられた。

『解放少女 SIN』 『解放少女 SIN』
▲フリップを持っているのが西村プロデューサー。

■第3の政策:キテレツなメカを登場させます

 本作に登場する兵器は、『解放少女』の自機である“解放機”以外にも、国会議事戦艦“ながた”をはじめ、シャチホコ状の兵器や東京都・押上の付近にありそうな“大江戸式・ツリーキャノン”など、ご当地の名物をモチーフとした珍妙なメカが多数登場するとのこと。北は北海道から南は熊本まで多彩なメカが登場するらしいので、劇中での活躍に期待しよう。

『解放少女 SIN』

■第4の政策:とにかくいろいろ詰め込みました

 あまりの大雑把さに、名人も苦笑した4つめの政策。シナリオ、キャラクター、メカの多さが紹介されたが、それだけでなく“クオリア”を集めてルートを選択していくというシナリオ分岐システムや、戦闘パートと学園生活パートの差、さらには「そんなオチかよ!」とツッコミたくなる多数のバッドエンドなど、あらゆる面で多彩な要素を持っているようだ。周回プレイやエンディング収集など、やり込み要素も多いのだろう。

『解放少女 SIN』
▲いろいろありすぎて、フリップ上ではとても小さい各種要素。

■marinaさんによるミニライブ

 さらに、本作のオープニング主題歌『キミはもう、ヒトリじゃない』を歌うmarinaさんが登場。選挙カーの上で同曲の歌唱を披露し、新宿駅前を大いに盛り上げていた。

『解放少女 SIN』

 なお、本日のイベントの模様は『電人☆ゲッチャ!』の次週配信回にて放映されるとのこと。名人からは、プレイ画面の公開や西村プロデューサーの出演が告知された他、Rev.fromDVLのために40分の番組枠を取るともコメントされた。イベントの模様を知りたい人、そして実際に番組の40分がRev.fromDVLに使用されるのか気になる人は、当日の配信に注目だ。

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▲最後に『解放少女 SIN』の宣伝大使を委任する任命状が、名人から橋本さんへ手わたされた。

(C) 2013 MAGES. / 5pb. / Planet G Co., Ltd.
(C) 2012 LEVEL-5 Inc. / GRASSHOPPER MANUFACTURE INC.

データ

▼『解放少女 SIN』(ダウンロード版)
■メーカー:5pb.(MAGES.)
■対応機種:PS3
■ジャンル:AVG
■発売日:2013年12月5日
■希望小売価格:7,140円(税込)

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