2013年11月25日(月)
こんにちは、ライターのえまぬえるです。電撃オンラインでは、ファンによる投票で2013年のベストゲームを決める“電撃オンラインアワード2013”が始まりました。
今回、私が紹介するゲームは、7月25日にカプコンから発売された3DS用ソフト『逆転裁判5』です。『逆転裁判』とは、法廷が舞台という異色の設定と奇抜なキャラクターたちのアツい法廷バトルを描いた作品で、実写での映画化に加え、『逆転検事』シリーズや『レイトン教授VS逆転裁判』など多くのスピンオフ作品が発売されるほどの人気シリーズです。
前作『逆転裁判4』が発売されて以降、正式なナンバリングタイトルとしてはなんと6年振り! ファン待望の最新作は我々の予想以上にあらゆる面でパワーアップしまくりでした。というわけで、ここではシリーズ生粋のファンである私が、『逆転裁判5』をプレイして感動した点をネタバレにならない程度に紹介していこうと思います。
『逆転裁判』の魅力といえば、法廷に登場する奇抜な登場人物たち。弁護士、検事、裁判長、被告人……ひとくせもふたくせもあるキャラクターが喜怒哀楽を露わにして法廷でぶつかり合う様は、他のADVでは味わえません。そんなキャラクターたちが、ハードがニンテンドー3DSになったことでグラフィックが3Dモデルに一新されたのです。
当初私は「3Dになったことで逆に動きがぎこちなくなるんじゃないか?」と思っていましたが、プレイして数分でそれが杞憂だったと気づかされました。……メッチャ動くんです! 一般的なADVにありがちな目パチや口パクだけじゃなく、激しく体全体を使ったアニメーションをするのです! 法廷バトルで心が揺れ動く人物たちの喜怒哀楽の表情を3Dでここまで表現できるとは……カプコンの技術恐るべし!
▲大きな音を立てて机を叩き、得意のハッタリで相手をゆさぶるも、検事側に看破されて思わず照れ笑いするナルホドくん。これらがすべて3Dグラフィックで表現されているからオドロキですよね! |
▲こちらは新キャラクターの希月心音(きづきここね)ちゃん。このように表情豊かな彼女も、2Dのキャラクター以上にコミカルに動きまくり! いやぁ~、動画でお見せできないのが残念です(笑)。 |
さらにマップもすべて3Dで表現! 法廷パートでは、さまざまなカメラアングルからの演出が楽しめ、探偵パートでは犯行現場をさまざまな角度から調べることが可能になっているなど、3Dの恩恵を受けまくりなのです。
▲今までは1つの視点からしか見られなかった事件現場も、3Dになったことで視点の切り替えが可能に! 怪しいと思ったところを直感的に調べることができるのは楽しいですよ。 |
→ファンのツボを押さえた内容が盛りだくさん!(2ページ目へ)
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