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2013年11月21日(木)

【『三国志大戦TCG』開発者コラム「桃園だより」】第4回:ブースタードラフトのすゝめ

文:北岡功(『三国志大戦TCG』プロデューサー)

 皆さん、こんにちは。

 三国志大戦トレーディングカードゲーム(以下、三国志大戦TCG)のプロデューサーをしている北岡です。

 10月31日(木)に発売された第7弾ブースターパックの新環境お楽しみ頂けているでしょうか? 第7弾では新特技などの目立った新要素はありませんが、第7弾のカードと組み合わせても、今までのカードと組み合わせても強力なカードがたくさん収録されています。是非、今までのデッキを強化して公認大会や公式イベントへご参加くださればと思います。

 さて、今回はこれからの公式イベントやキャラバンイベントで展開を予定している“ブースタードラフト大会”についてご説明したいと思います。

※ブースタードラフトとは
 トレーディングカードゲームの遊び方の一つで、競技大会のレギュレーションなどで採用される。大会参加者が持ち寄った未開封のパックを各々開封し、その中から1枚選び自分のカードとし、その後1枚を抜いたパックを隣の参加者に渡していく。以後すべてのパックが無くなるまで繰り返し、その後選択したカードで構築したデッキを使用して対戦を行う。

 三国志大戦TCGでのブースタードラフトの説明は“TCGの小宴in仙台”の概要ページに最新のものが載っています。

 7月から10月まで行われた「闘将キャラバン」では通常の公認大会ルールを採用していましたが、通常の公認大会のルールでは各々が構築したデッキを用いて大会を行います。もちろん、それがトレーディングカードゲームとしては当たり前の事なのですが、その場で開封したカードからカードを選んでデッキを即席で構築し、状況に合わせて対戦をする楽しさがブースタードラフトの醍醐味なのです。

『三国志大戦TCG』 『三国志大戦TCG』 『三国志大戦TCG』

 私がブースタードラフトで面白いと感じる所は、1枚目を選ぶ時に残りのカードの内容がわかりますから、想像をすれば相手がどのようなデッキを組むかもわかるわけです。ということは、相手のデッキに重要なカードを自分が抑えておけば、相手のデッキ構築の完成度を下げるような事も可能です。

 カードを選択する段階から駆け引きがある事も、ブースタードラフトの楽しい点だと思います。選択したカードは持って帰ることができるので、レア度の高いカードだけを選択して持ち帰る事も構いません(笑)。

 また、毎回同じデッキを組むわけにいかないところも、このルールの面白いところです。それだけ運と実力に左右されるルールだといえると思います。

 トレーディングカードゲームにおいて、プレイングスキルは対戦においてとても重要なのですが、デッキ構築もそれに並ぶか、それ以上に重要といえます。ブースタードラフトはその場で構築することになりますので、“運”という要素がデッキ構築の完成度に大きく影響しそれこそ熟練者に初心者が勝てることもあります。また、パックはイベント会場やお店で購入したものを使用するので、手ぶらでイベントに参加できる手軽なイベントともいえるでしょう。

 公式イベントでは、近々だと12月8日に行われる“TCGの小宴in仙台”や12月14日の“TCGの小宴in福岡”がありますが、ここでもブースタードラフト大会を行い、勝者には称号と特製ラバーマットを授与いたします。

※三国志大戦トレーディングカードゲームでは、特別な公式大会での勝者などに称号と特製ラバーマットを授与しています。称号取得者は公式サイト内の「称号」ページに掲載されます。

 第7弾環境になり、今月からは再び体験会も開始します。暫く離れていた方やこれから新規で始める方たちにも、ブースタードラフト大会には気軽に参加して頂ければと思います。

 公式イベント会場では、通常より大会に使用するパックは価格もお買い求めやすくしておりますので、是非ご参加下さいませ。皆様のご参加をお待ちしております。

 次回はゲーム性に関するお話をできればと思います。

 三国志大戦トレーディングカードゲーム
 プロデューサー 北岡功

(C)SEGA

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