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2013年11月21日(木)

PS3『ディアブロIII』の基本的なシステムを解説――スキルを鍛え、装備品を集め、人類の存亡をかけた戦いに挑む!

文:皐月誠

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■スキル

 前回、プレイヤーキャラクターとして選択できる各種クラスを紹介したが、それぞれのクラスには固有のスキルが用意されている。プレイヤーキャラクターの方向性を決定するのは、このスキルをどのように組み合わせて搭載させるかだ。

 スキルには、能動的に発動させられる“プライマリスキル”と“セカンダリスキル”、そして自動的に発動する“パッシブ”が存在する。基本的にはプライマリスキルとセカンダリスキルが攻撃手段となり、パッシブは条件が揃うと補助的な効果を発揮する。またプライマリスキルとセカンダリスキルには、追加効果やボーナスを付与する“スキル・ルーン”を割り当てられる。

 プライマリスキルとセカンダリスキルの発動は、コントローラのボタンに割り当てられる。簡単なものは1ボタンの入力で発動できるが、強力なスキルの発動にはリソースの消費や再使用までの猶予時間が要求される。なお、スキル発動に要求されるリソースはクラスごとに異なり、例えばバーバリアンの場合は“フューリー”、ウィザードの場合は“アーケイン・パワー”を消費する。

『ディアブロ III』 『ディアブロ III』
▲コントローラに割り当てられた1ボタンでスキルを発動できる。PS3版ならではの仕様だ。

■装備品

 装備品は、冒険の拠点と鳴る街“ニュー・トリストラム”で購入できる他、鍛冶屋での作成、ダンジョンの宝箱や敵からの入手といった手段がある。装備品には各クラス共通のもの/特化のものが存在し、手甲、肩当て、鎧、兜、首飾り、手袋、靴、下衣、腰帯、指輪(×2)に左右の武器(盾を含む)を加えた12の部位に取り付けられる。装備によってキャラクターの見た目が変わるので、外見にこだわる人は好みの組み合わせを追求してみよう。

●鍛冶屋

 “ニュー・トリストラム”の一角、ヘイドリッグ・イーモンが構える鍛冶屋。初期段階の鍛冶屋には、わずかな作業台と荷車しかないが、プレイヤーが資金や素材を注ぎ込んで職人を鍛えると、設備が整備され新たなレシピがアンロックされる。

 鍛冶屋で装備品を作るには、レシピと素材が必要となる。素材は武器や防具の分解によって得られるので、不要な装備品は分解して、新たな装備品の材料にしよう。

『ディアブロ III』 『ディアブロ III』
▲鍛冶屋のヘイドリッグ・イーモン。鍛冶屋で作成する装備品は、付与される効果や特性、スキルが完成するまでわからない。

●レアリティ

 装備品のレアリティには基本となるノーマルの他、さまざまな効果が付与されたマジック、レア、レジェンダリといったバリエーションが存在する。プレイヤーキャラクターの装備品を選ぶ際は、その攻撃力や防御力はもちろんだが、付与された特性やスキルがクラスやプレイスタイルにマッチするかも重要なポイントとなる。

 また、同じグループの装備を同時に装備すると効果が増強される“セットアイテム”という非常に貴重な装備品も存在する。高性能な装備品ほどダンジョンの奥深くに眠っているので、強力な武具を求めるなら相応のリスクを冒さなければならない。

『ディアブロ III』
▲装備品の背景色が灰色だとノーマル、青だとマジック、黄色だとレアであることを示す。なおレジェンダリの能力は、“鑑定”を行うまで判明しない。

■従者

 初期の冒険は孤独な一人旅だが、ゲームが進むと3人の“従者”が登場し、いずれか1人を同行させられるようになる。従者はそれぞれ特性が異なるので、プレイヤーキャラクターが持つ能力との組み合わせを考慮した上で雇用しよう。

 また、従者たちにはレベルが設定されていて、経験を積む中で新たなスキルを修得することもあるという。さらに、装備品のカスタマイズも可能だ。

『ディアブロ III』
▲一度仲間になった従者は、自由にパーティへ出入りさせられる。

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