2013年11月21日(木)
『創世の竜神』はグレード4の《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》に注目が集まりがちだが、他にも強力なカードはたくさん収録されている。
《クルーエル・ドラゴン》はスペリオルライドできるユニット。条件さえ満たせば、先攻時に相手がグレード1の時点でこちらはグレード3になれる。そして、そのスペリオルライドをするための条件は、前述した《ヌーベルクリティック・ドラゴン》で達成できる。
『創世の竜神』で再録されている《バーサーク・ドラゴン》も、この条件を満たすのに使い勝手のいいユニットだ。入手方法が少なかったため、このカードの再録を待ち望んでいたファイターも多いはずだ。
《ブラストバルク・ドラゴン》は、手軽にクリティカルを上げることができるグレード3のユニット。コストとして手札を1枚捨てなければならないが、能力を使うことで事実上のパワー+10000という性能を発揮する。ドロートリガーを多めにしたデッキでは採用してみたい1枚となっている。
もちろん強力なのは、攻撃用のユニットだけではない。それを示しているのが《ドラゴニック・ガイアース》だ。通常のリアガードのクリティカルは1が常識だ。しかし、なんとこのカードは、リアガードのクリティカルを+1することができる。リアガードからの2点のダメージは、特にリミットブレイクが発動するダメージ4点以降、致命傷になってしまう。相手は必死に防御してくるはずなので、こちらのヴァンガードの攻撃をより通しやすくなるだろう。ただし、《ドラゴニック・ガイアース》の能力を使うとブーストできなくなるので、自力でパワーを上げられるユニットの後ろにコールするのがオススメだ。
前回掲載した『銀河の闘士』の記事でも、そのエクストラブースターのみでデッキを組んでみたが、『創世の竜神』でもデッキを組んでみた。こちらも“すべてのカードが4枚ずつあったら”という想定となっている。デッキに入れる各グレードの割合が難しいので筆者も頭を悩ませたが、デッキを作る参考になれば幸いだ。
■『創世の竜神』サンプルデッキ
●グレード0(17枚)
《レッドパルス・ドラコキッド》×1
《ブルーレイ・ドラコキッド》×4
《槍の化身 ター》×4
《ドラゴンモンク ゲンジョウ》×4
《ガトリングクロー・ドラゴン》×4
●グレード1(11枚)
《ドラゴニック・ガイアース》×2
《ドラゴンダンサー マリア》×3
《ドラゴンナイト アシュガル》×3
《ヌーベルロマン・ドラゴン》×3
●グレード2(12枚)
《ヌーベルクリティック・ドラゴン》×4
《バーサーク・ドラゴン》×3
《ベリコウスティドラゴン》×3
《ドラゴンナイト ネハーレン》×2
●グレード3(6枚)
《クルーエル・ドラゴン》×4
《ドラゴニック・ロウキーパー》×2
●グレード4(4枚)
《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》×4
このデッキは、ドロートリガーを多めにして《クルーエル・ドラゴン》のスペリオルライドを狙いつつ、《超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ》につなぐのを目的としたもの。グレード3を手札に引き込める《レッドパルス・ドラコキッド》や、《クルーエル・ドラゴン》の条件を満たすカードを多く採用している。
リンクジョーカー編では“Я”(リバース)して“リンクジョーカー”を使っている櫂だが、コミック版では“かげろう”使いとして君臨している。『創世の竜神』で、アニメとはまた違った櫂くんのデッキを使ってみるのはどうだろうか。来月には新ブースター『光輝迅雷』が発売となる。もちろんこちらもしっかり特集するのでお楽しみに!
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