ミクダヨーも駆けつけた『初音ミク Project mirai 2』体験会“ミライまんまるミーティング おーたむ”！ ビッグエコーとのコラボルームもレポート

文：kbj

　セガは、本日11月28日に3DS用ソフト『初音ミク Project mirai 2』を発売。その体験会“ミライまんまるミーティング おーたむ”を、東京・秋葉原にある“ソフマップ 秋葉原 アミューズメント館”にて開催した。

▲ミクダヨーも体験会に駆けつけ、プレイを待つファンにさまざまなポーズを披露した。

　本作は、電子の歌姫・初音ミク主演のリズムアクションゲームで、2012年に発売された『初音ミク and Future Stars Project mirai』の続編にあたるタイトル。リズムゲームに“タッチモード”が新たに追加された他、ARライブやマイルームなどのさまざまなコンテンツも大幅にパワーアップしている。

　“ソフマップ 秋葉原 アミューズメント館”で本作を体験した人には、特製ステッカーとポストカードがプレゼントされた。また会場にて、ソフトを手がけた大崎誠プロデューサーと高部元志ディレクターにインタビューを行った。以下で掲載するのでチェックしてほしい。なお、インタビュー中は敬称略。

▲プレゼントされていたポストカード（左）とステッカー（右）。

⇒ビッグエコーとのコラボルームについてはコチラから！

▲高部元志ディレクター（左）とミクダヨー（中央）と大崎誠プロデューサー（右）。

――すべてがオススメだと思うのですが、個人的にお気に入りのコスチュームがあれば、教えてください。

高部：もちろんすべてお気に入りなんですが（笑）、今回導入された“服だけチェンジ”システムを含めてお話します。“雪ミク いちご白無垢Ver.”は、頭部にかぶりものをしているんですが、その頭部にして“glow”の半身とかにする。昔絵本で見た森に出てくる怖い宇宙人みたいな……キモかわいいと言いますか、そういった遊びを入れています。なので、あえてそれをプッシュさせていただきます。

大崎：今回、前作と違うところは普段着がいいです。その中でも、新鮮だと思ったのは“インタビュア”のコスチューム。ルカさん、ミクさんがありますが、デザイナーから上がってきた時に「おお、これは新しい！」と感銘を受けました。

▲“glow”		▲“インタビュア”初音ミクVer.		▲“インタビュア”ルカVer.

――『ぷよぷよ』とのコラボとして、“ぷよぷよ39！”というモードが収録されています。こちらの経緯についてお聞かせください。

高部：本作の企画にあたって、名越稔洋はちょっと曲数を増やすだけでは納得してくれず、どうやってボリュームをアップさせるかを考えました。ルームの遊び方として、ミクさんたちが過ごしていて、そこに介入していくのがいいだろうと。その中で、ミクさんとボードゲームとかして遊びたいというアイデアが出てきました。

　ただ、普通にミニゲームを入れるのではおもしろくなくて悩んでいた時、その話を聞いた細山田プロデューサー（『ぷよぷよ』シリーズプロデューサー・細山田水紀）が結構乗り気になってくれまして、コラボさせることになりました。ただ、『ぷよぷよ』をそのまま入れてもおもしろくないので、要素をちりばめつつ、オンリーワンのものを作りました。

大崎：めったにないことだったので。作っている開発者も楽しんでやれました。今のところ、喜んでいただけているようでうれしいです。ちなみにアドホックでの対戦もできます。……そこまで大きなチームではないのですが、なぜそこまでできたのか、よくわからないですね（笑）。

高部：下画面にライブも出たり、対戦には相手の持ち歌が流れたり、細かいところにも凝っています！

――発売を楽しみにしていたファンにメッセージいただけますか？

高部：前作を支持していただけたからこその本作。支持していただいた方に、まずは感謝したいと思います。ご意見をいただけたからこそ、ここまで詰め込めたと思っています。そして、本作から入る方でも、楽しんでいただける作りになっています。すぐに遊びつくせないようなボリュームになっていますので、つねにバッグの中に入れておいていただき、毎日遊んでいただけば幸いです。

大崎：かぶるんですが、重要なところは前作をご支持いただけたからできた作品だということ。支持されていないのに、作れるわけないので、そこはまず感謝いたします。前回、この場所でインタビューした時は、まったく決まっていなかったので（笑）。他には、楽曲を提供していただいた方、絵師さん、動画師さん、レーベルの皆さん、ダンスを踊ってくれた方などなど、たくさんの人に支えられてできました。『初音ミク Project mirai 2』には、皆さんの思いが詰まっています。

　ゲームを開発した時は「これ、あかんかったな」と「わからん」という2つの感情しかないんです。「これは、イケる！」と思ったことは1回もなくて、本作は「わからん」です！　ダメだって思って出さない分、全然ちがうので、皆さんのお眼鏡にかなえばいいと思っています。体験版も出ていますので、試していただき、気にいっていただけたら製品版を購入していただければと思います。

⇒ビッグエコーとのコラボルームについてもレポート！

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