2013年12月14日(土)
【ほぼ毎日特集 ♯65】「ここは魔城ですか?」「いいえ、ゲームセンターです」内装が独特な“ウェアハウス川崎店”をレポート!(YU)
ゲームセンターに行って、そのお店の魅力を伝えることを目的とした、“ほぼ毎日特集”の企画“ゲームセンター巡りの旅!”。
第3回でご紹介させていただく店舗は神奈川県にある“ウェアハウス川崎店”。アクセスは“JR川崎駅”から徒歩8分で、営業時間は10:00~23:45(ダーツフロアとネットカフェのエリアは24時間営業)。
“ウェアハウス川崎店”さんは、この企画を考えた時に絶対に行こうと思っていた店舗さんの1つ。というのも、1枚目の画像を見ていただければわかると思うのですが、非常に見た目が変わったゲームセンターで有名だったからです。ちなみに私はこの取材で初めて訪れましたが、やはり見た目のインパクトがすごかったです。
それにしても、初見じゃゲームセンターとは思えないこの外装。この建物は香港の“九龍(クーロン)城”をモチーフにして設計されているんだとか。まず、そもそも“九龍城”とはなんぞや? と思う方もいらっしゃると思いますので、少し歴史のお勉強をいたしましょうか。
●九龍城●
海賊対策のために軍事要塞として作られた“九龍城砦”。
1940年代に旧日本軍が空港の工事に使用する資材を確保するために、“九龍城砦”の城壁を解体。その跡地に、国民党と共産党の中国内戦による難民が続々と押し寄せ、次々と建物が建築された。人口増加の勢いはとどまらず、増築に増築を重ねた結果、ほぼ隙間なく建物が建てられ、スラム街と化した。
世界中でもっとも人口密度が高い地域とされていたが、1993年に取り壊し工事が行われた。
と、簡単に説明させていただいたところで、さっそくお店の中に入っていきましょう! なお、本来は店内撮影禁止なのですが、今回は取材ということで特別に撮影許可をいただきました。
▲お店の入口&看板。一般的なゲームセンターは22時以降になると18歳未満のお客さんは入れないのですが、ここは時間に関係なく18歳未満の方は入ることができません。大人の方がゆっくり楽しめるゲームセンターにしたい、という理由からだそうで。 |
▲扉を開くと“電脳九龍城”の文字と赤い扉がお出迎え。赤い扉を通る時、テレビの演出であるような感じで、空気が勢いよく「プシャー!」と出てきてビックリしました(汗)。 |
扉をくぐった先は、アミューズメントパークのアトラクションみたいな雰囲気。見事に九龍城の街並みが再現されています。汚れた窓ガラスを覗いてみると、女性が暮らしているような部屋が作り込まれていました。
▲エレベーターホール。右から読むと“電脳九龍城砦”と読めますね。 | ▲駐車場から入るための入口。出口は別に用意されています。 |
駐車場からの入口も凝っていて、扉が太極図になっていました。扉を開けた先には緑色の怪しい水と渡るための飛び石が。本物の水なのでうっかり足を踏み外したら大変なことになりそうです(汗)。
▲扉は自動ドアなのですが、初めて来た人は扉と気付かない可能性もありそうですね。 |
▲両側にある龍の口からは水が流れていました。こだわりがスゴイ。 | ▲渡る時は落ちないように気を付けましょう! |
1Fは入口としての役割のみ。では、エスカレーターに乗って2Fへ移動しましょう!
→広いフロアにさまざまなジャンルのゲームが勢ぞろい!(2ページ目へ)
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