2013年12月3日(火)
本日12月3日、PlayStationプラットフォームにて発売されたソフトについて、優秀なタイトルを表彰する“PlayStation Awards 2013”が開催された。この記事では、その中で発表された情報をまとめてお伝えする。
11月15日に北米、11月29日に欧州・中南米・オセアニアにて発売されたPS4について、12月1日時点で210万台を売り上げたと発表された。今後も12月中にはアジア(日本を除く)やアフリカの各地域、そして2014年2月22日には日本国内でも発売されるので、初動売上がどこまで伸展するかにも期待が持たれる。
▲SCE代表取締役社長兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏が、PS4の好調な滑り出しを発表。 |
▲続けてSCEおよびSCEJAプレジデントの河野弘氏が登壇。発売されたばかりの新型PS Vitaや日本先行発売の『PS Vita TV』、日本全国におけるPS4の先行試遊会などについて紹介した。 |
SCEが2014年3月に発売するPS Vita用ソフト『ソウル・サクリファイス デルタ』について最新PVが公開され、その中で12月12日の体験版配信が告知された。この体験版は、アドホック通信およびインターネット通信での共闘プレイを楽しめるとのことだ。
『ソウル・サクリファイス デルタ』のような、複数人での協力プレイに重点を置いた“共闘ゲーム”。それらをピックアップする企画“共闘学園”から、春のイベント開催が告知された。今までの“開講式”や“文化祭”では数多くのユニークな催しが設けられていたが、次回はどのようなイベントになるのだろうか?
▲春に開催の次回イベント。時期柄としては“始業式”かもしれない。 |
これまでにもお伝えしている通り、『PlayStation Vita Value Pack』が12月5日に発売される。詳しくは、こちらの記事(1/2/3)を参照してほしい。新型モデルも好調な売上を見せているPS Vitaは、今後も『Tearaway (テラウェイ)~はがれた世界の大冒険~』や『真・ガンダム無双』など、多彩なタイトルがリリースされる。
また、PS Vitaを据置型化した『PS Vita TV』について、最新TV-CMが先行公開された。このTV-CMは、1964~2013年にわたるTVと家族の移り変わりをモチーフにしたものとなっていて、『PS Vita TV』がTVに与える新たな楽しさを表現している。
PS3は、12月5日に『グランツーリスモ6』の本体同梱版、12月12日に『パペッティア』の本体同梱版が発売される。アーキテクチャの違いからか、PS4はPS3との互換性を持たない。PS4ではクラウド技術によってPS3向けタイトルが提供されるとの情報もあるが、PS3用の最新タイトルをすぐに遊びたいという人は、お得な同梱版を購入してはいかがだろうか。
▲PS4用ソフト『KANCK(ナック)』のプレイや、シェア機能、ライブ配信の視聴、PS Vitaによるリモートプレイなどが実演された。 |
PS4本体を購入すると、特定タイトルのフリープレイやディスカウント、セーブデータのバックアップ、トロフィーの同期などのサービスを受けられる“PlayStation Plus”の3カ月利用権(1,300円相当)がプレゼントされる。なお、この特典は数量限定とのことなので、確実に欲しい人は早めに購入しよう。
同様に、PS4用ソフトの購入者には“PlayStation Plus”の15日間利用権をプレゼント。利用権のプロダクトコードは、パッケージ版では同梱、ダウンロード版ではEメールにて提供される。
PS4のローンチタイトルが改めて発表された。現在、ローンチタイトルとして決定しているのは25本。国内からは『龍が如く 維新!』や『真・三國無双7 with 猛将伝』、海外からは『バトルフィールド4』や『コール オブ デューティ ゴースト』などがラインナップされている。それ以外にも、インディーズタイトルが順次リリースされるとのことだ。
MMO・RPG『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』のPS4版について、プレイデモが公開された。デモの中では、ゲームパッドとキーボード&マウスにて操作を切り替えられることや、シェア機能、PS Vitaによるリモートプレイへの対応が告知された。(※速報記事はこちら)
▲ちなみに左画像の右上で顔を出しているのは、同作のプロデューサーである吉田直樹氏。 |
また、本作の発売日が2014年4月と発表された。日本国内のPS4発売日である2月22日には全世界同時によるベータテストが開始されるので、少しでも早くPS4版の本作に触れたいという人は参加してみよう。
2003年6月12日にPS2用のMMO・RPGとしてリリースされてから、2004年のPC版サービスイン、2010年のPS3版サービスインを経て、今年で10週年を迎えたコーエーテクモゲームスによる『信長の野望オンライン』シリーズ。その現行バージョンである『信長の野望オンライン 天下夢幻の章』のPS4版が、2014年3月19日に発売される。
KONAMIが展開する『メタルギア ソリッド』シリーズの最新作『METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN(メタルギア ソリッド V ファントムペイン)』から、同作のプロローグにあたる『METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES(メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ)』が先行リリースされる。
『METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES』についての詳細は、こちらの記事を参照のこと。また、こちらの記事では小島秀夫監督へのインタビューを掲載しているので、あわせてチェックしてほしい。
PS3/PS4の並行リリースタイトルについて、PS3版の購入者を対象に、PS4用ダウンロード版を安価で提供する“アップグレードプログラム”。今まで『バトルフィールド4』や『NBA 2K14』などの対応が発表されていたが、新たに『龍が如く 維新!』と『METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES』が対応すると発表された。PS4本体の購入は後になるが、ソフトはPS3ですぐに遊びたいという場合、このサービスをPS4購入時に利用しよう。
PlayStation Award 2013受賞タイトルの一部を対象に、PlayStation StoreおよびSENオンラインストアにて、48時間限定のキャンペーンが実施される。対象タイトルと概要は以下のとおり。(記載の価格はすべて税込)
・PS3/PS Vita『英雄伝説 閃の軌跡』(日本ファルコム)
【PS3】特別価格4,800円にて販売(通常価格6,800円)。
【PS Vita】特別価格4,200円にて販売(通常価格6,200円)。
・PS Vita/PSP『討鬼伝』(コーエーテクモゲームス)
【PS Vita】特別価格4,900円にて販売(通常価格5,400円)。
【PSP】特別価格4,000円にて販売(通常価格4,500円)。
・PS Vita『KILLZONE: MERCENARY(キルゾーン マーセナリー)』(SCE)
本編を購入(3,900円)すると、早期購入特典として提供された、ライトマシンガン、“ブラックジャック”のブリーフケース(ボーナス資金)、期間限定報酬2倍ブースターのセットが付属する。
・PS Vita『ソウル・サクリファイス』(SCE)
本編を購入(2,940円)すると、DLC“英語ボイスパック”(通常価格200円)が付属する。本編をすでに購入している人は、同DLCを100円にて購入できる。
・PS3『ラスト・オブ・アス』(SCE)
本編を購入(5,145円)すると、DLC“マップパック”(通常価格1,000円)が付属する。本編をすでに購入している人は、同DLCを500円にて購入できる。
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