2013年12月16日(月)
ガストは、PS Vita用ソフト『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』について、12月に配信するDLC“コスチューム&アクセサリ”(300円/税込)と“イオンTALKパック Vol.8”(無料)の概要を公開した。
新たな衣装として、“スポーツウェア”と“ファイトバンド”が登場。インドア派なイオンとしては珍しい、スポーティな姿を楽しめる。
今回のTALKパックでも、もちろんデートイベントを搭載。さまざまなシーンでの会話を通して、イオンの魅力を再確認しよう。
前回お伝えしたように、12月には“セカイパックVol.9”も配信される。今までのセカイパックはVol.4までが“試練編”、Vol.8までが“崩壊編”として展開されてきたが、Vol.9からは“皇帝編”として、イオンの真実へとさらに近付く物語が繰り広げられる。
今回は、これまでに配信された“セカイパック”について、改めて紹介する。
▲セカイパックVol.9”において舞台となるのは、“にゅろきー”のテーマパークコロンである“ぱれす・にゅろきーる”。詳しくは、前回の記事を参照してほしい。 |
【第一幕】始まりの刻
地上に残る旧市街・万寿沙羅。そこで皇女・イオンは、活発な少年・ター坊と出会う。自分の立場すらも理解できないイオンだったが、ター坊、プラム、キャスやジェノムのテレフンケン、そして万寿沙羅の住人から、人の温かさを教えられる。
そんな穏やかな日々は、膨張した太陽から降り注ぐ“ウェーブバースト”によって崩れ去る。地文皇女のカノンは、地文の理念を支持する人々を、空に浮かぶ居住エリア・コロンへと導くのだった。
ウェーブバーストが目前に迫ったとき、イオンは住人たちの協力を得て、街を覆うほどの大きな花を咲かせる。その花で万寿沙羅の危機を救ったイオンは、さらに前へ進むことを決意し、コロン・夢ノ珠へと向かった。
▲イオンの想いは大きな蓮の花となって、ウェーブバーストを防いだ。 |
【第二幕】天地咆吼
イオンが訪れた先のコロン・夢ノ珠では、昔から天文派と地文派がコロンの輪を挟んで2つに分かれて暮らしている。このコロンでは、“断線”と呼ばれる重力場異常が発生しており、住人は不安な日々を過ごしていた。
その中、カノンが断線の被害に遭ってしまい、イオンとグレイコフは断線の原因がTz波を処理する配導盤のキャパシティ不足であることを知る。
そしてカノンは、コロンの人々を救うため詩魔法を行使し、Tz波を激減させるためにすべてのシェルノトロンを破壊。カノンの意志の強さに感銘を受けるイオンだが、決断力の弱さから天文からも非難を受ける。
▲イオンはネイと出会い、行動をともにすることになった。 |
【第三幕】それぞれの決意
皇女であることに自信をなくしていたイオンを、ネイは自分が住むコロン・プラネタリーメゾンへと案内する。プラネタリーメゾンはラシェーラでも有数の歓楽街で、街は年に1度だけ開催される祭り“ラシェーラ・スターライト”を前に盛り上がっていた。
とあるきっかけで、ネイが人気の踊り子・プリティーベリーだと知ったイオンは、ネイの熱演やカノンとの邂逅を経て、ラシェーラ・スターライトの舞台に立つことを決意。これは、彼女にとって皇女としての覚悟を示すための一大決心だった。
舞台演出のため、イオンにシェルノトロンとの同調を勧めるネイ。しかしそれは予期せぬ失敗を引き起こし、ふたりの間にわだかまりを残した。イオンはバイオス屋を営む青年・白鷹の勧めで、旧世代のG2トロンで詩魔法を紡ぐことになるが、その熱心な姿にネイの心も和らいでいく。
▲大勢の観客の前で自らの覚悟を示したイオンは、本当の意味で皇女としての一歩を踏み出した。 |
【最終幕】 宝石とこころ
シェルノトロンの管理・運営を担う企業の社長・ネプツールの招致に応じて、チューブカンパニーを訪れるイオン。そこでは、次世代型シェルノトロンである“ネプトロン”が完成を目前に控えており、ネプツールはイオンにネプトロンとの同調を願い出た。
時同じくして、ネプツールにとらわれたキャスを救うため、ター坊とグレイコフはチューブカンパニーに潜入していた。ネプツールの真の目的は、ジェノメトリクスの奥底に眠るレオンを現世界に引き出すこと。そして、その媒介としてイオンを利用しようとしていたのだった。
ネプツールの手駒となっていたネイの詩魔法により、ネプトロンは起動。しかし、イオンの身体を乗っ取ったレオンは暴走を開始し、その影響でネプトロンタワーは崩れていく。そんな中、皆を守るためにネプトロンを破壊したグレイコフは、ネプツールとともに炎の渦に飲み込まれてしまう。
▲イオンの身体を乗っ取ったレオンは暴走を始めてしまう。 |
【第一幕】わかちあい
ネプトロン暴走事件の関係者として、イオンたちは天文の最高機密機関“PLASMA機密情報局”により、コロン・情報集約都市 アルメティカに軟禁されてしまう。
時を同じく、地文のアルメティカ修道院を訪れていたカノンは、自らの出生の秘密が“縦貫坑道”の奥に眠っていると知る。彼女は、ジェノムの王・コーザルの導きでイオンとの対話を果たし、天文と地文の垣根を越え、ともに世界を救うために力を尽くすことを約束する。
縦貫坑道への転移を目前に、PLASMAが2人を拘束しようと踏み込んでくる。ともに世界を救うと約束したイオンは、カノンに希望を託し、自らが盾となって彼女を見送る。
▲照れながらもイオンに協力を願い出るカノン。 |
【第二幕】偽りと真実の詩
“クオンタイズ”によってPLASMAの手から救い出され、コロン・フォーシーズンへと連れてこられたイオンたちは、ネプツールの娘であり、キャスの幼なじみでもあるサーリという少女に出会う。
彼女は、カノンが向かった縦貫坑道の最深部“旧ジェノミライ研究所”に案内する代わりに、四季祭へ連れていってほしいと言う。四季祭へ訪れたイオンたちは、ジルという研究者と出会う。サーリは、父を利用したジルに敵意を抱いていた。
そんなとき、ジルと親しげに話すター坊を見て、サーリはター坊の中にネロが潜んでいることに気づく。ネイはジルに恐怖すら抱いているようだったが、倒れてしまったサーリと、ター坊を失って泣いているキャスを前に、ジルと戦うことを決意する。
▲ネイの詩魔法をきっかけに、ジルの研究室へと潜入する。その目的は、ター坊の奪還と、サーリの命を救う鍵である“gRNAウィルスβ”の入手。 |
【第三幕】次元崩壊
ジルの追手を振り切り、ジェノミライ研究所へとたどり着いたイオンとサーリは、シェルノトロンの生みの親であるクラケット博士との出会い、そしてカノンとの再会を果たす。
クラケットは、世界を救うために別の次元から呼び寄せた少女・イオンが、世界のバランスを崩壊させていること、そして彼女をもとの世界に還すことがラシェーラを救う方法だと主張する。
しかし、それはジルの乱入により思わぬ事態を招く。サーリを人質にとったジルは、シェルノトロンサーバーに眠る、異世界からのもうひとりの来訪者・ネロの解放を要求。ジルの目的は、ネロを元の世界に還すこと。そして、ネロと意識を共有するジルの恋人であり、旧ジェノミライ研究所で最高の研究者、ウンドゥ・クインクウェイムを取り戻すことだった。
イオンとネロを還すために両陣営が動き出そうとする中、突如として旧ジェノミライ研究所を巨大な地震が襲う。
▲イオンの素性を知ったカノンも、ネロを帰還させようとする。しかしその直後、PLASMAの放った銃弾の1発が、カノンの身体を貫いた。 |
【最終幕】覚醒
2人の皇女が世界から失われて2年。地文は人工ジェノム・シャールを人々に与えて信仰者を増大させ、大司教となったジルのもと、セーブベゼル計画を実現させようとしていた。再びジルと決別したクラケットとサーリは、万寿沙羅に身を寄せていたが、そんな2人のもとにネイが姿を見せる。
ジルはセーブベゼルの名目で、イオンの魂をもとの世界に還すことを計画しているという。イオンを救いたいと願うテレフンケンはコーザルとの謁見を果たし、その協力を得ることに成功。その後、ジルからイオンの魂が同調された真空管の奪取を試みるネイたちだったが、真空管はジルの手によって破壊されてしまう。
コーザルの助言で、イオンの魂を再び繋ぎとめる手段を知ったサーリたちは、イオンの想い出が詰まった品物を探し出し、ウンドゥが提案する6軸移動、過去への時間移動を実行に移そうとする。
▲ウンドゥの提案を実行するため、イオンの魂にたどり着いたネイ。彼女はそこで、イオンの記憶に触れる。 |
(C)GUST CO.,LTD. 2012
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