News

2013年12月13日(金)

『パズドラ バトルトーナメント』最速レビュー。ドロップ操作時間無制限など『パズバト』独自のシステムを検証!

文:電撃オンライン

 スクウェア・エニックスとガンホー・オンライン・エンターテイメントが手掛ける、2014年春稼働予定のアーケード用パズルゲーム『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』。本日12月13日から開催中のロケーションテストのレビューをお届けする。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲ゲームの遊び方、進め方をPOPで確認!

 開催期間は12月13日~15日の3日間で、実施店舗は秋葉原 Hey(東京)、横浜 ラウンドワン横浜西口店(神奈川)、梅田 namco梅田店(大阪)の3店舗となっている。

 本作は、累計2,100万ダウンロードという絶大な人気を誇るガンホーのパズルRPG『パズル&ドラゴンズ』をベースに、オンライン対戦やストーリーモードといった、スマホ版にはないアーケードゲームならではの新要素を取り入れた作品となっている。

 今回は、実際に『パズバト』のロケーションテストをプレイした感想や、どのようなゲーム性になっているのかを、ライター・さきもののレビュー形式でお届けしていく。

■ゲームの基本は全国対戦&ストーリーモード!

 メインとなるのは、モード選択画面の左上に表示されている“トーナメントモード”。最大16名のプレイヤーによる勝ち抜き方式で優勝を目指す。まず、4名ずつA~Dのブロックに分かれて、CPUの撃破時間を競うタイムアタック形式の予選を行う。そして、各リーグを勝ち上がった4名が準決勝、決勝を1対1で戦うというルールだ。トーナメントの結果に応じて、対戦終了後に獲得できるモンスターの数が異なるので、タッチモニターでドロップを動かす指にも自然と力が入る。

 もう1つ、今回のロケーションテストでは選択できないが、画面右上に“ストーリーモード”の表示がある。名前から察するにパズルをしながら物語を読み進めるモードだと思われるが、スマホ版の『パズドラ』にはない試みなので、非常に気になるところだ。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』 『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲初プレイ時には、プレイヤー名や初期チームを選択。初期チームはバランス、火、水、森、耐久、テクニカルの6種類が用意されていた。
●モード選択画面●カスタマイズ画面
『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』 『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲全国バトルトーナメント、ストーリー、店舗内バトル、カスタマイズ、チュートリアルが用意されている。▲モード選択でカスタマイズを選ぶと、モンスターBOXでチーム構成を変えたり、アバターをカスタマイズしたりできる。シリアル入力のボタンも存在!

■スマホ版との違いは?

 パズルの盤面が縦5マス×横8マスになっており、ドロップ自体も大きいため、スマホ版よりもドロップの移動距離が遠くなっている。そのため、最初はドロップ操作に戸惑いを感じたが、何度かプレイすればすぐに慣れそうなレベル。また、ドロップの操作時間が無制限なので『パズドラ』以上のコンボが狙え、コンボを完成させた時の爽快感はかなりのもの。さらに、キャラクター自身が“プレイヤースキル”というスキルを所持していたり、リザーブにいるモンスターといつでも交換ができるなど、『パズバト』ならではの戦略的な要素が多く追加されている。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲対戦中は、左下にプレイヤースキル、中央にパズル、右下に自チームのモンスターが表示されている。

■『パズドラ バトルトーナメント』注目ポイントまとめ

・パズルの盤面は5×8マス
・ドロップの操作時間が無制限
・モンスターのHPは合計せず、そのまま各モンスターのHPとなる。
・プレイヤーキャラクターには、別のライフが用意されている。
・モンスターのHPがゼロになると、そのモンスターは行動不能となり、一定時間が経つと復活する。
・モンスターが行動不能になると、プレイヤーのライフがそのコスト分だけ減少。
・チーム編成のモンスターがリーダー1体、サブ2体、リザーブ3体。これに助っ人を合わせた合計7体で戦う。
・画面右下に表示されているモンスターを上にスライドさせるとリザーブのモンスターが表示される。そこで任意のリザーブモンスターをタップすると交代が可能。
・下にスライドさせればスキルが発動する(モンスターの背景点滅時に限る)
・モンスタースキルは、ターンではなく時間の経過とともにゲージが溜まっていく(各スキルによって発動までの時間差あり)。
・プレイヤースキルが存在(ダメージ無効、白黒ドロップ、モンスター蘇生の3種類)。
・プレイ終了後に必ずガチャができる。ガチャからは5つのタマゴが出現し、出てきたモンスターの中から入手するものを選択可能。
・獲得したモンスターは“モンスターBOX”への保存が可能だが、進化&成長素材は保存できない。
・成績に応じて獲得可能なモンスターの数が異なる(優勝で3体。決勝、準決勝敗退で2体、タイムアタック敗退で1体)
・助っ人の候補がかなり多い(自分のプレイ時には、30人ほど表示されていた)

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』 『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲予選のタイムアタックでは、画面右上に自分と対戦相手のクリア状況が表示。また、写真の通りスキルが使用できる状態のモンスターは、イラストの下にその情報が表示される。▲与ダメージはイラストの上に、被ダメージはモンスターのイラスト上に吹き出し付きで表示される。
『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』 『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲最後はお待ちかねのガチャタイム! 左腕を下に引くと、5体のモンスターが出現。出現したモンスターの中から、トーナメントの結果に応じて3体まで入手できる。コンティニューすると、さらに1体選択可能!

■リアルタイム対戦ならではの駆け引き

 『パズドラ』では、ある程度考えながらドロップ操作を行えるが、あまり考えすぎると相手の攻撃を受けてしまう。そのため、『パズバト』ではリアルタイムで相手との駆け引きが行われるように感じた。モンスターやプレイヤースキルの発動タイミングや、状況に応じた素早いドロップ操作が必要になるので、『パズドラ』とはまた違ったスピード感あふれるゲーム展開を楽しめた。

 なお、各会場にて先着100名に『パズドラ』のオリジナルグッズが配布されている。本家『パズドラ』ファンはもちろん、パズルゲームに興味のある方は、ぜひとも『パズバト』ロケーションテスト会場に足を運んでほしい。

(C)GungHo Online Entertainment, Inc. / SQUARE ENIX CO., LTD.

データ

▼『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:PZG
■稼働時期:2014年春予定
■プレイ人数:1~16人(最大同時接続人数)

関連サイト